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研究者からの転職とキャリアパスについてのアドバイス
- 研究者からの転職とは?将来のキャリアパスを考える
- 研究者から他の技術系職種への転職を考える際のハードルとは?
- 研究者から希望する分野へ進むためのアドバイスとは?
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気持ちは分からないでもないし、実際私も若い頃はあなたと似たような考えを持ったこともあります。 でもマスターだと、企業は専門家とはあまり見ません。 むしろ、学卒よりは論理的思考能力や研究のアプローチがある程度訓練された人程度の扱いです。 ドクター取って、やっと専門家の入り口に立ったというのが良く言われることですね(理系の場合)。 ですので、修士課程でどういう研究をしてきたかというのは、あまり関係無いんです。 そりゃ、一応は見ますよ、理系の職業なのに、文系の修士じゃ困るので。 あなたに期待されているのは、修士としての論理性や研究手法、分析能力、問題解決能力です。 ただ、入社時にあなたの希望の部門に配属にならなかったとしても、しっかり仕事をしていれば、数年後には希望の部門への異動の希望を聞き入れてくれるかもしれません。 逆に入社時に希望の部門に配属になっても、その部門で定年まで勤務できる保証もありません。 企業なんてそんなものですし、異動はしょっちゅうありますよ。 その道一筋何十年なんて暮らしができるのは大学だけです。 まあこれも、その道一筋何十年の人の顔色を伺いつつ、なんてことも起こり得るので、良し悪しですけど。 更には、大学の先生は自分で研究費を稼がないといけないので、それほど勝手気ままに研究できるわけじゃないですけど、ただ、自由な発想に基づく研究が重要視されます。 私はと言うと、社会人になって、大学院とは違う分野の研究をすることになり、少しガッカリしたことは事実ですが、分野は違っても研究は研究なので、やっぱり楽しかったですよ。 で、それから、うん十年経ち、今はまた若い頃にやっていた研究に近い分野になぜか舞い戻ってきたりもしてます。 人生って不思議です。 やりたいやりたいと思ってる時にはできずに、それほどでもなくなった頃に機会が巡ってきたりしますね。 ま、研究はどれでも楽しいし(苦しいとも言う)、これまで関わった分野の研究を今更捨て去る気も無いし、思い返せば私の研究能力や研究手法を高めてくれたと思うので、まあこういう人生もありかなと。 あなたがすぐにこういった境地に辿り着くとは思いませんが、まずは与えられた環境でベストを尽くすことをお勧めします。 正しく頑張っていれば、そして情熱を持ち続けていれば、いつかは(早ければ数年で)想いが叶う時が来るでしょう。 でもその時のあなたは今のあなたよりも数段成長したあなたです。 若い時の願いが叶った喜びというものは多分それほど感じないだろうと私は自分の経験から予想します。
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- CDCTAK
- ベストアンサー率52% (60/114)
我々人類は、色々のものを発見したり創造したりしていますが、その源泉は、既に知られたもの(既知情報)です。 それを色々と組み合わせることで、目的に合致したアイデアが生まれます。 そして、組み合わされる既知情報同士の距離感が大きくなるほど、それらを組み合わせるのは困難になります。 その理由は、一つのことを研究・開発すればするほど、その経験・知識が偏ったものとなり、すぐ隣の情報も取り入れようとしなくなるからです。 このようなことからすれば、貴方が作りたかったものとは別のものを研究開発する機会を得たことは、新たな分野の知識を得る機会を得たこととなり、今までの経験や知識と一体化することで、他のものでは得られない斬新なアイデアが生まれる可能性を高めることとなると思うのですがいかがですか? 研究開発には好奇心が大切といわれるのは、違う分野のことでも積極的に取り入れようとすることも含んでいます。 これからが貴方の正念場です。 せっかく新たな可能性を貴方に与えてくれる職業に付けるのですから、喜んで飛び込んでみてはいかがですか? 貴方がこだわっていることに心底興味を持たれるのでしたら、別の分野での仕事の中からでも、興味を持たれることに関係する経験や知識を得ることは充分できると思います。(少々遠回りになるかもしれませんが、それ故に深いアイデアが生まれます。) エジソンは、いろいろのことを同時進行的に開発していました。 それは、彼なりの創造パターンがあり、目的や材料が違っても、創造パターンに大きな差がなかったからです。 多少の分野の違いに囚われている様でしたら、斬新なアイデアや製品は生まれないように思います。 まだ、始まったばかりですから、何でも来いで、できるだけ視野を広げるように頑張ってください。 そのようなことができるのは、若い時だけです。 年とともに、視野が狭まり、アイデアが枯渇してゆきます。 今から視野を狭める必要は全くないように思いますが、いかがでしょうか
- ROMIO_KUN
- ベストアンサー率19% (431/2248)
うーん、うーん、うーん かわいそうな様な幸せな様な。 まず、修士なり、博士過程を出てそこそこの会社&配属を受けたならそこでがんばって 1つの成功体験を持つことをオススメします。 本音はその方面で突き進むほうが良いのですが。 修士なり博士を出ていると、 そこそこの年齢になってきていて、 そこそこの給料になっていて、 その専門性は狭く深くなっていて方向転換が出来ない その上、理屈っぽくなってきていて異動先では使いにくいので異動は少なくなる 等々の状況に突き進みます。 それを投げ捨ててでも他に移るなら別ですが、 パワーを出しまくっても給料は一度下がると思うべきです。 私は22才で大手企業に入った基本エンジニアですが、その種の修士卒の方を いっぱい見てきています。 私の場合いいように使われていろいろな職場を回されていますが、どちらが 幸せかは本人の性格かと思います。 ところで、ご自身の専門の事業が今後とも続くと思うのは危険と思います。 昨今の電気メーカーの事情を見れば薄々でも感じていただけるかと思います。 自分にやってくる波なり勢いに一度は乗ってみるべきと思うべきです。 それと違う波を自分で起こすのはものすごく大変です。
- yosifuji20
- ベストアンサー率43% (2675/6115)
>就職活動に行き詰まり学校推薦を使ってしまった為、辞退して就活やり直しなどはできません。 と言うことはその会社の入るしかないのですよね。 と言うことであれば、それがあなたの運命なのだと割り切ることですね。 あなたがいくらある製品分野に行きたいといっても採用する側が取ってくれない限りはそれはただの夢ですよね。 あるいはその製品が今後も商品寿命が続くのかも判りませんし、場合によっては国外移転と言うこともありえる世の中です。 どのような仕事でも30年先は不明の世の中です。 そのようなことに拘っていても、そのとおりになるかはまた別な問題です。 一方今回内定をくれた会社はあなたの能力を良しとして採用してくれたのですよね。 それならばそのことに感謝して、多少のわだかまりはこの際なかったことにして、その仕事がご自分の天職なのだと思ってがんばることがベストです。 どうせ行くことができなかった分野のことを惜しんでも何の得もありません。 たまたま出会ったものでも与えられた仕事で全力を尽くせばおのずと人生は開けます。 もうくよくよはやめて、決まった仕事を自分の人生だと思ってそれに専念するのが最も幸せな働き方ですよ。