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政治のしくみ
質問ですが 国民が選挙をすると なにがどうなるのですか? 党が作れるんですか? だいたい党はつくれるのですか? それとも国民が党に選挙するのでしょうか? 党というものはなんですか? 与党や野党、民主党、自民党などの 立ち位置とはなんですか? 総理大臣は与党の代表から国会で選ばれて決められて 国務大臣がきめられるのですよね? 政治というものが全然わかりません。 文字数を少なく簡単に説明していただけると幸いです ちなみに中学生です
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- phj
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大きい枠組みから行きましょう。 まず「政治」とはなにか?です。 政治とは「色んな意見があるなかで、それをまとめてひとつの方向にする」ということです。国(国家)の方向を決めるのですから、それによって戦争をしたり、しなかったり(戦争すれば多くの兵隊=国民が犠牲になります)ということも決めていくということです。 では、どうやって方向を決める、のか?です。 日本の人口は1億3千万ぐらい、選挙に参加できる有権者だけでも1億人以上います。これらの人々がそれぞれ自分の意見を言っていたらまとまるわけがありません。質問者様もクラスの意見集約(たとえば文化祭の発表は何にするかとか)でも大変なことは良くご存知だと思います。クラスの30人程度でもまとまらないときはまとまらないものです。 しかし、文化祭も必ずやるように、政治(この国をどの方向に進めていくか)は必ず決めなければなりません。その方法が「政党政治」というものになるわけです。 でもって「政党」です。 政党とは簡単に言えば「同じような考え方を持った人たちの集まり」です。気をつけて欲しいのは「同じような考え」であって「同じ考え」ではないことです。 現在日本にある政党のうち、民主党は「国民の生活を優先して考え、お金持ちよりは困っている人たちの生活を先に考えよう」という考えの人たちが多く集まっていますし、自民党は「経済をよくするためには大きな会社などを優先して助けよう、そうすれば結果として困っている人たちも仕事を見つけることができるようになる」という考え方だと言えます。 でも同じ政党でも沖縄や九州の人たちは「仕事も欲しいけど、米軍基地や尖閣諸島の問題も何とかして欲しい」と考えていますし、逆に北海道の人は「仕事と言っても雪が降ったらどうしようもないから、そっちをなんとかして、それで北方領土もなんとかしてよ」と考えていたりします。 つまり政党の中で「同じように」考えていても「同じ」ではないです。 で衆議院なら4年に1回、参議院なら6年ごとに半分づつ、選挙をします。 このとき、各政党に所属している人たちが選挙に立候補します。中には政党に所属していない人もいます。 そして各地の有権者はその人だけでなく、その人が所属している政党の意見(これを選挙公約とかマニュフェストといいます)をよく聞いて投票することになります。 もっとも比例代表制という仕組みがあり、これは議員の名前か政党を記入するので、選挙が終わると「その地区で個人で選ばれた議員」と「比例代表制で政党の人気で当選した議員」が出ることになります。 これは比例代表制で各政党ごとに議員になる人の順番をあらかじめ登録してあるからです。ですので、地区の議員としては落選したのに、順番が上だったから比例代表で当選した、と言う人もいるのです。 こういう仕組みのおかげで日本の政治は「政党」単位で行うことになるわけです。それ以外にも国会の中には勉強会(福祉政策や税制を検討する勉強会)があるのですが、これらの申込なども原則政党単位の為、政党に所属しないで立候補した当選した人たちもどこかの政党に所属(または参加登録だけ)することになるのです。 こうすることで、国民から見て意見がある程度集約された「政党」があり、これを選ぶことで大まかな進路を選ぶことができるはずなのです。 しかし、日本の場合35年も自民党がずっと与党に居て、前回の衆議院選挙で民主党に政権交代したものの、民主党も政権運営能力が無かったり、結局自民党の手法と似てきたりで「政党」を選ぶ意味が薄れてきているのです。 しかし、1億もの人の意見を全て考慮して決めることもできません。ですので「政党」というある程度「同じような考え方」を持った人たち任せるようにしているのが、今の政党政治ということなのです。
- PussinBoots
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「党」とは考え方や政策が同じ考えの人が集まった団体 例:民主党、自民党 選挙:国政における選挙とは国会に参加できる政治家を候補者の中から投票で選ぶことです。候補者は政党に属している人が殆どですが、そうでない無所属の人もいます。国政に参加するために必ずしも政党に属する義務はありませんが、選挙や政策を遂行する上で政党に入っていた方が有利です。 国会は選挙で当選した議員で構成されます。国会で総理大臣を決めるわけですが、議員の投票で決めますので国会で多数を占める党から選出されることが殆どです。国会で少数を占める党からだと票が集まりませんので、少数政党から総理大臣になることは希です。 1党のみで国会過半数を占められない場合、多数党は他の少数政党に声をかけて連携しようとします(民主党+国民新党やかつての自民党+公明党)。また連携して過半数を占めることによって、政策や予算を決定しやすくなります。 総理大臣が決まると、総理大臣は国務大臣を任命しますが、当然ながら自分が属する党や連携している党から選びます。これによって「内閣」が構成されます。ほとんどの大臣が国会で多数を占める党とその党と連携する党の人です。 一般的に内閣を構成する人が所属する党と「与党」と呼びます。それ以外の党は野党。 ということで、まとめると、 与党:政府(内閣)の仕事を決定&実行できる国会で多数を占める党 野党:政府(内閣)の仕事を決定&実行することが困難な国会で少数の党 ということになります。 日本では与党の権力は絶大(国会で有利、総理になれて内閣を構成できる)、野党になると非常に不利となります。
- hekiyu
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”国民が選挙をすると なにがどうなるのですか?” ↑ 政治家は当選したいから、国民の意に沿う 政治をやるようになります。 ”党というものはなんですか?” ↑ 政党のことですね。 政党というのは私的な団体に過ぎません。 つまり、政治的意見を同じくする人達の 集団です。 ”だいたい党はつくれるのですか” ↑ 政党は私的な集団で、それは憲法の結社の自由 思想表現の自由を根拠にしていますので、誰でも 自由につくれます。 ”党というものはなんですか?” ↑ 国民は一億人以上もいます。 その人達はバラバラで組織だっていません。 それで、そういう国民の意見を吸い上げまとめ 政治に反映させるのが政党です。 ”与党や野党、民主党、自民党などの 立ち位置とはなんですか?” ↑ 政権を担っている政党が与党で、そうでない政党が 野党です。 民主党は革新的で中韓と仲良くしようという スタンスであるのに対し、自民党は保守的で米国 と仲良くしようとするスタンスです。 民主党は貧乏人の味方をしようとし、自民党は 自己責任を基本としています。 だから中韓が好きな人は民主党に投票し、 米国が好きな人は自民党に投票します。 貧乏人に手厚くしたい人は民主党に、 自己責任だという人は自民党に投票します。 ”政治というものが全然わかりません” ↑ 公と個人の利益をいかに調整するかが 学術的意味における政治です。 もっと露骨に言うと、予算をどう配分するかが 政治です。
1.党というのは考えや利害を同じくする人たちが つくる集団です。日本には幾つもの政党がありま すが多くの一般国民を党員として成り立つ政党と 国会議員を中心とする政党の2例がある。 2.党は作れる。実際、橋下氏の大阪維新の会が 幾人かの国会議員を加えて日本維新の会(党)に なりました。
世の中には、少ない文字数では説明できないことが多いと理解しなさい。何でも他人から短く簡単に教えてもらえるという考え方は捨てなさい。