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同じ利率の定期預金
一年間、定期預金の預け入れを考えています。 同じ金額の預け入れで、同じ利率0.25%であるならば、一週間満期の定期(一年間元利自動継続する)と一年満期の定期では、一年間預け入れた場合、損得は同じなのでしょうか?
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いくら預けるおつもりですか。 東京スター銀行の「スターワン1週間円預金」の最低預入金額10万円では、毎週利息が発生するたびに円未満が切り捨てられ、複利効果どころか、1年間トータルの利息が1年定期よりも少なくなります。 一方で10万円を預けたときの毎週の利息「4円」では、所得税、住民税が発生せず(税額も円未満切り捨て)、この点では有利となります。 損得を考えても、税金まで考慮した細かい計算が必要なほどの僅かの差しかありません。 それよりもっと考えなければいけないのは、この先の金利の変動です。 僅かの差しかない のは、これから1年間、金利の変動がなかった場合です。 1年満期の定期預金では、預けた時点で1年後に受け取れる利息が確定しますが、1週間円預金では毎週その時点での金利が適用され、1年間に受け取れる利息は1年たたないとわかりません。 これから金利が上がると予想するならば、1週間円預金、これから金利が下がると予想するならば、1年定期です。
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- ikoan7632
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損得は同じではないですよ。 ないですが、それは預入金額(元金)によるので、どちらの方が必ず得とは言い切れません。 定期預金の利息は次のように計算されます。 税引前利息=元金×金利×日数/365 (1円未満切り捨て) 所得税=税引前利息×所得税率 (1円未満切り捨て) 住民税=税引前利息×住民税率 (1円未満切り捨て) 受取利息=税引前利息-所得税-住民税 所得税率:15% (但し2013年1月1日からは15.315%) 住民税率:5% 極端なことを言えば、1週間満期の定期で税引前利息が0円となるような金額であれば、 毎週満期を迎えても利息は0円のままになってしまいます。 1年満期の定期預金であれば400円以上預け入れれば利息は1円以上になるので、 1年満期定期の方が得ですね。 逆に1週間満期の定期で税引前利息が1円となるような金額であれば、 満期ごとに受け取る利息には所得税も住民税もかからないため(1円未満で切り捨てられるので)、 毎週1円づつ元金が増えていきます。(1年なら52回満期を迎えるので52円) 同じ金額を1年満期の定期預金で預け入れると、 税引前利息こそ基本的に同じだとしても、所得税や住民税がかかるので、受取利息は少なくなります。 つまりは1週間満期定期の方が得ですね。 具体的に計算してみましょう。 元金20,857円で1週間満期であれば 税引前利息 = 20,857 × 0.25/100 × 7/365 = 0.999993 ≒ 0 これが1年(52週間)続いても0円のまま。まったく増えません。 元金20,857円で1年満期定期であれば 税引前利息 = 20,857 × 0.25/100 × 365/365 = 52.1425 ≒ 52 所得税 = 52 × 15/100 = 7.8 ≒ 7 住民税 = 52 × 5/100 = 2.6 ≒ 2 税引後利息 = 52 - 7 - 2 = 43 元金20,858円で1週間満期であれば 税引前利息 = 20,858 × 0.25/100 × 7/365 = 1.00004 ≒ 1 所得税 = 1 × 15/100 = 0.15 ≒ 0 住民税 = 1 × 5/100 = 0.05 ≒ 0 税引後利息 = 1 - 0 - 0 = 1 これが1年(52週間)続くと元金が52円増えます。 なお利息は1週間ごとに元金に組み入れられますが(1週間ごとに元金が1円づつ増える)、 1年後でも税引前利息は1円のままなので、省略します。 余談ながら利息が2円になるのは元金が41,715円からなので、 この条件では複利効果があらわれるのは20,857週間(約400年)後ですね。 元金20,858円で1年満期定期であれば 税引前利息 = 20,858 × 0.25/100 × 365/365 = 52.145 ≒ 52 所得税 = 52 × 15/100 = 7.8 ≒ 7 住民税 = 52 × 5/100 = 2.6 ≒ 2 税引後利息 = 52 - 7 - 2 = 43 1週間満期定期預金と税引前利息は同じですが、源泉徴収される所得税、住民税の分だけ 損しているということになりますね。
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回答ありがとうございました。 とても詳しく教えてくださり、大変参考になりました。 本当にありがとうございました。
6です。地方税15%となっていますが、5%の間違いです。 地方税5%なので、地方税がかからないという事です。
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回答ありがとうございました。 とても詳しく教えてくださり、大変参考になりました。 本当にありがとうございました。
税引きも含めて計算すれば、円以下切捨てになるのですから、 10万だと利息4円、104286円で利息5円、125143円で利息6円になります。 この104286円と125143円だけが、実質年利が0.25%で一番良い事になりますね。 この額では、地方税15%は1円未満になるのでかかりませんが、預け入れ額が大きくなり1円を超えれば引かれます。 12514「4」円以上を預ければ、国税(15%)で1円以上引かれるのですから、この定期が一番有利になる額は125143円なのです。 それ以外は国税・地方税とも税引きされるので、実質利率は下がります。 エクセルで正しく1円未満切捨てで計算すればわかります。 ご質問の回答1.金利が全く変動しないのであれば、125143円ずつ分けた1週間定期の元利自動継続が一番お得になります。 例 25万預けたら税引き後の利息は11円です。 125143円×2口(ふたくち)で預け入れ額は250286円ですが、利息は12円です。 要するに、286円で1円の利子の差が出るのです。(税引き1円未満と1円以上の関係から) 回答2.金利が変動しないのであれば、1週間定期と1年定期は預け入れる額によって変わります。という事です。
- jugemu_chosuke
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No.3/補足》どういう理由で変わらないのか、もし分かりましたら再度回答お願いします。 ・No.4さんがお答えになっていますが、別の観点から ・複利計算というのは利息に利息が付くことです。例のように利率が小さくかつ僅か1週間に発生する利息は限りなく小さいので(No.4さんの例で4円)この4円に付く複利利息は表には現れずに消えてしまいます。
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一週間定期ですと、預け入れ額が少額の場合、利息が円未満切り捨てになるし、複利も実質なし、という事なのですね。 よく分かりました。 回答ありがとうございました。
- jugemu_chosuke
- ベストアンサー率40% (2358/5764)
同じ利率であれば予想に反して1年満期と1週間満期の1年先とで元利合計は全く変わりません(excelで確認済みです) ただ利点は普通預金ほどでは無いですが流動性(解約が比較的簡単)に富んでいることです。
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回答ありがとうございました。 とても詳しく教えてくださり、大変参考になりました。 本当にありがとうございました。
補足
回答ありがとうございます。 一週間満期の方が元利が自動継続されるので、普通に考えて一年で考えたらお得なのかな?と思ったのですが、どういう理由で変わらないのか、もし分かりましたら再度回答お願いします。 受け取る利息が同じならば、何かあった時にすぐに解約できる一週間満期の方が良いのですね。
- takeup
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元利自動継続であるなら、一週間満期定期の方が有利です。 理由は、一週間ごとに金利が加算されて、いわゆる複利計算によって付利されるからです。
お礼
回答ありがとうございました。
補足
回答ありがとうございます。 一週間満期の方が利息がつくとの事ですが、例えば100万円を預け入れた場合、どのくらい違うものなのでしょうか? もし分かりましたら、再度よろしければ回答お願いします。
- aokii
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一週間満期の定期の利率が一年間同じ利率であるならば、損得は同じですが、一般的には変わります。 なお、一週間満期の定期なら一週間毎に降ろせますが、一年満期の定期では、一年分の利息をもらうには一年後にしかおろせません。
お礼
回答ありがとうございました。
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回答ありがとうございました。 とても詳しく教えてくださり、大変参考になりました。 本当にありがとうございました。