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全工程を一人で担当
SEを目指している大学生です。 SEでは上流工程と下流工程がありますが、上流工程をPM/PL(あるいは親会社)が担当し、下流工程をプログラマー(あるいは子会社)が担当するといったように、分業することが多いと聞きます。 私は一つのプロジェクトについて一貫して自分が担当したいと考えているので(要件定義だけやって開発は丸投げするとか、誰かに投げられた要件を開発するのは嫌)、上流工程も下流工程も自分でやりたいと考えているのですが、そういったケースは稀なのでしょうか。 全工程を担当するSEの求人もなくはありませんが、そういう求人は大概中小企業で、大企業の場合は分業制が敷かれていることが多い気がします。 別に中小企業をばかにはしませんが、ただでさえデスマーチの多いSIerにおいて、得体の知れない中小企業に入るのはやはり恐ろしいです。
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- itou2618
- ベストアンサー率26% (319/1208)
元SEの隠居爺です。 工数が数十人月から数千人月のプロジェクトまで、いくつも関わってきました。 営業と一緒にお客様にプレゼンテーションをして、受注後にプロジェクト立上げ、要件定義、外部設計、内部設計、プログラム開発、テスト、カットオーバー後のフォローまで、担当したプロジェクトもいくつもあります。 大規模システムの開発だとキーマンとなるSEはプロジェクト立上げのときから参画し、カットオーバー後もしばらく残ります。 でも、ひとりで全てを担当することはできません。 導入するハードウェアやソフトウェアなど環境を担当するSE、処理方式を担当するSE、業務開発を担当するSEなど専門分野が分かれます。 それぞれが要件定義、外部設計、内部設計・・・といった工程に合わせて、作業を行っていきます。 私は処理方式や業務開発を得意としていましたが、プログラムを組んだことがほとんどありません。 ハードウェアは設計と製造は分かれています。 プログラム開発もそうすべきという持論があって、設計はしますがプログラム作成はプログラマに任せます。 だけど、プログラマが作成したプログラムの品質評価、システムテストのテストケース作成や結果の確認などはします。 プログラマを経験してSEというキャリアパスが一般的ですが、SEとプログラマは、まったく別のスキルが要求されると思います。 ということで、ひとりで全行程を担当するのは、趣味のプログラムならいいですが、お客様に納入するシステムだと検査まで自分でやることはできませんから、あり得ません。
- sppla
- ベストアンサー率51% (185/360)
私は中小企業でSE、PGをやってきた人間です。 あなたの希望するようなすべてを自分でやるような業務も何件か経験しています。 あなたの話全般からは【無理】としかいいようがないです。 >大概中小企業で、大企業の場合は分業制が敷かれていることが多い気がします。 この話は案件の規模に依存する話です。大きな案件では参加人数も多くなり分業化が進みます。 そういう場合に、マネージャやリーダーと言われる人間が細かい設計やプログラム作成をしている暇などありません。 では、どういう案件なら自分でリーダーからプログラミングまでできるかと言うと、工数として1~6人月くらいの小規模案件です。(6人月くらいだとプログラミングは他の人間も交えてやることになると思いますが。) このような案件を大企業は取りません。売り上げになりませんから。 また、中小企業ならこういう案件が多いかと言うとそうでもありません。中小のIT企業は大手の下請け専門のところも多いですから。 ですので、このようなことができるのは中小企業でかつ自社で直接案件を受注できるような企業に限られます。そしてそのような企業は多くはありません。 こういう話ですので、大企業を希望されるなら100%無理と言ってもいい話で、中小企業を希望されたとしても企業を選ぶ必要があり、さらにその企業内でもどのような職務に配属されるかという運があります。
- ok-kaneto
- ベストアンサー率39% (1798/4531)
稀とは言いませんが、かなり少ないですね。 それぞれの工程では高い専門性が求められるので、分業制をした方が効率が良い面があります。 個人的な感情はあるかと思いますが、効率であったりコストが会社としての判断ですね。 規模が小さいプロジェクトならプロトタイプモデルやスパイラルモデル、スクラムでの開発があるでしょうが、ある一定以上だとウォーターフォールモデルの開発が多いでしょうね。 大規模な会社なら各工程を行っているでしょうから、何年かかるか解りませんが全行程を味わうこともできると思います。 中小企業は超上流工程(企画・計画フェーズ)はほとんどしていないと思いますけど。