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ビデオカメラマイクについて質問があります。
ビデオカメラマイクについて質問があります。 ビデオカメラマイクを選んでいます。 ビデオカメラはSONY HDR-SR11です。 (1)RODE ビデオマイク,ステレオビデオマイク(左記の倍の値段) (2)オーディオテクニカ audio-technica ステレオマイクロホン AT9941 (3)アツデン SMX-10 (4)SONY など、おすすめのビデオカメラマイクはありますでしょうか? 又、使用されている方の感想などありますか? 宜しくお願いします。
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御質問者さんが示された (1) (2) (3) の Microphone は使用目的が全く異なる Microphone です。 御質問者さんはどのような Situation を想定されていらっしゃるのでしょうか? 先ず (1) は音楽や自然音等を収録するための Microphone です。 Classic Concert Hall などで天井からぶらさがっている Microphone を見たことはないでしょうか? RODE の Stereo Video Microphone に解説されている XY Stereo 方式というのはこの Type の Microphone 形式のことで、Stage 全体を見渡せるような視界に合わせた音の収録を行うためのものです。 風に吹かれる戸外での使用に耐えられるように Fur Type の Wind Screen が付属していますが、この Type の Wind Screen を付けると音楽収録用には向かない特性となりますので、戸外で使用する際は音楽収録用ではなく、自然音を左右 Balance よく収録するための Microphone という位置付けになるかと思います。 Monaural、Stereo Type 共に Pipe Organ のような極低音から Sizzle Cymbals のような超高音まで、更に蚊の鳴く声、ブヨの鳴く声(笑) のような微細音から鼓膜が破けるほどの大音量まで対応できる音楽収録用の性能を持たせています。 一方 Monaural Microphone の方は Interview などの Situation も想定されている Microphone で、Wind Screen は極低音の風切り音には弱くても息がかかるような中音域の発声風には強い Semi-Hard Capsule Type となっており、Microphone の特性も近接人声 (Vocal) 収録用と音楽用とを切り替えられるようになっています。 音楽収録用だから音が良いかと言えばそうではない状況もあり得ます・・・音楽収録用に Flat な特性になっている Microphone を Voval 用に用いると低音過多の酷い音になってしまいますので、Monaural Type の方は人声 (Vocal) 収録用の切替を行えるようになっているわけです。 (2) は人声収録用 Stereo Microphone で、Video Camera から外して卓上 Stand に取り付けることにより会議の収録などにも利用できるようになっています。 Wind Screen は風に吹かれる戸外での使用を想定した Fur Type となっていますが、特性は (1) よりも悪いので、自然音収録と言うよりはやはり人声収録を Main とした Microphone です。 (3) は Gun Microphone とも呼ばれる Category の Microphone で、周囲の音はできるだけ拾わずに正面方向の音だけを大きく収録するように設計されています。 Stage で演ずる役者を Zoom Up して追う場合や野鳥の声を拾うといった目的で用いられることが多い型式の Microphone ですので、収録する音の Main は人声や鳥声といった帯域となり、広帯域大音量の音楽収録には向きません。 上記のように (1) (2) (3) は使用目的が全く異なり、特に (1) と (3) はその仕様目的に特化した性能を持たせた Microphone ですので、御質問者さんがどのような目的で Video Camera 用 Microphone を選択なさるおつもりなのかで良否が決まります。 (2) に関しては一般的な Video Camera 用 Microphone と言え、特殊な Microphone ではないのですが・・・。
お礼
大変参考になりました。 ありがとうございました。