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CDMAとは

CDMAとは 【Code Division Multiple Access】携帯電話などの無線通信に用いられる通信方式のひとつで、複数の送信者が同一の周波数を共有し、それぞれの音声信号に異なった符号を乗算して送信するもの。受信者は送信者に対応した符号を乗算することによって、受信者の音声信号のみを得ることができる。符号分割多重接続。 と説明されていますが、分かり易く説明するとどういうことでしょうか? よく意味が分かりません。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • matsu_jun
  • ベストアンサー率55% (146/265)
回答No.4

simplesmenteさん、おはようございます。 電波や信号の理屈の中で説明しようとしても難しいかもしれません。したがって、何か他のものに例えてみましょう。電話に向かって話した音声は、電波という形で空間を移動し、通話相手に届くことから、電波をベルトコンベアに、音声を荷物に例えてみます。 一番初めに発売された携帯電話は、FDMAという方式を取っていました。これは携帯電話用に割り当てられた電波の周波数を細かく区切り、通話相手ごとにその周波数を占有するというものでした。これを上の例えで言うと、何本ものベルトコンベアが存在し、通話したいときはそのうちの1本を借り受け(占有し)、音声という荷物をそのコンベアで運ぶというものでした。 しかしこれでは、たくさんの人が通話したくても、その分ベルトコンベアの本数を増やす必要がある上、お互いが何もしゃべっていない瞬間があっても、電話を切るまではそのコンベアを他人が利用できないため非常に効率が悪いことになります。 技術の進歩により、荷物をコンパクトにまとめることが可能になりました(音声データの圧縮)。そこで生まれたのが、TDMAという技術です。10年くらい前まではこれが普通の技術(DocomoのMovaがそれです)でした。これを上の例えで言うと、ベルトコンベアを1mごとに赤・青・黄色に塗り分け、通話したいときはそのうちの1色分のエリアを借り受け、そこにコンパクトにまとめた荷物を載せて運ぶということです。技術の進歩により、話す側の端末では一瞬で音声という荷物を1/3の大きさにまとめることができ、聞く側の端末では一瞬で1/3の大きさにまとめられた荷物を元の大きさに戻すことができるようになったからこその技術です。 やっと本題に入ります。 さらなる技術の進歩により、荷物はよりコンパクトにまとめることができるようになったのですが、それだけでなく、荷物に宅配便などでお馴染みの送り状をつけることができるようになりました。そこで生まれたのがCDMAです。ベルトコンベアは1本の大きなものに戻し、色も1色に戻しました。話し手はコンパクトにまとめた音声という荷物に、通話したい相手の宛先を書いた荷札をつけ、コンベアの上に載せます。コンベアは皆で共用するので、皆が載せた荷物で溢れています。相手は荷物がたくさん載っているコンベアの中から自分宛の荷物を見つけ、取り出すのです。これには、一瞬で荷札を着ける話し手の技術もさることながら、たくさんの荷物が流れているコンベアの中から一瞬で自分宛の荷物を見つける聞き手の技術が必要になります。 ここまでたとえ話をすれば、 同一の周波数を共用 → 一本のベルトコンベアを皆で共用 音声信号に異なった符合を乗算 → 荷物に相手の宛先を書いた荷札をつける 受信者は送信者に対応した符号を乗算 → 自分宛の荷物を見つける といった形で、理解をすることができると思います。

simplesmente
質問者

お礼

 ものすごく分かり易い説明をありがとうございます。  初心者でも、この説明があればかなりの確率で理解できると思います。  本当にありがとうございました。  今後もいろいろ質問投稿していくので、回答いただけたらありがたいです。

その他の回答 (3)

  • SWM5903
  • ベストアンサー率68% (4965/7212)
回答No.3

>分かり易く説明するとどういうことでしょうか? →例として、「同じ周波数を使う携帯A・B・Cが同じ基地局範囲内に有る」  とすると、A・B・Cの携帯が同じ周波数(800MHz)を使うと音声が混乱  (混線)するので、それぞれの音声信号に特殊な符号(識別信号)を付加  して流す事により、A・B・Cそれぞれの携帯が   ”自分宛に来たの音声をだけを選別して再生する”  という事を行います。  これがCDMAです。  ※因みに、これまではTDMAと言うのを使っていましたが、これは、時間を   区切って自分宛の音声を区別していました。  具体的に書くと、   ・Aの携帯宛の信号にはXと言う識別子   ・Bの携帯宛の信号にはYと言う識別子   ・Cの携帯宛の信号にはZと言う識別子  とそれぞれに識別子を付け、信号を受け取った各携帯電話は自分に  宛てた符号が付いている信号以外は捨てる(何もしない)と言う動作を  します。  ※携帯電話AはXと言う識別子を持つ信号以外は何もしない、携帯電話B   はYと言う識別子を持つ信号以外は何もしない、携帯電話CはZと言う   識別子を持つ信号以外は何もしない…という事をします。

simplesmente
質問者

お礼

ありがとうございます!

回答No.2
simplesmente
質問者

お礼

毎度、ありがとうございます!

回答No.1
simplesmente
質問者

お礼

毎度、ありがとうございます!

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