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水頭症って治りますか?
こんばんは!うちのヨークシャテリア7歳の雌が痙攣・チックを起こして10日目になります。奇跡的にもまだ病気と闘っています。治療は脳圧を下げるお薬を飲みながらわずかに治ることを期待するか…脳に管を通す手術をして水を抜いて又歩けることを期待するかどちらかを選ぶように言われました。ただ私は何もわからない為この子にどうしてあげればいいのか悩んでいます。今は毎日毎日半日掛けての点滴治療でこの子自身がまいってしまわないか不安です。私も寝ていない毎日で正直まいっています。水頭症を経験された飼い主さんの体験談や専門家のご意見・アドバイスを聞かせていただきたいです。手術をしても助かるかどうかは執刀してみないとわからないという事です。また手術になれば大学病院でしていただくようです。大学病院の実態などどんなご意見やアドバイスでも心の支えになりますのでよろしくお願いします(^^)/
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こんにちは。その後の様子はいかがでしょうか? 水頭症を起こしている原因にもよりますが、基本的には水頭症そのものがきれいすっきり治癒するということは期待できません。それは事故などによる損傷をのぞけば、ほとんどの場合犬種に特有な頭部や頸部の構造、あるいは奇形が水頭症の原因になっていることが多く、それ自体を治療することはできないからです。ただ、病気の程度にもよりますが、ほとんどの場合、脳圧降下剤を日常的に服用することによって、日常生活を健康な犬と同じように送ることができる程度に回復することが期待できます。 手術については、まだ獣医領域では、確立された治療法とはいえません。手術自体の危険性はそれほどではありませんが、設置したカテーテルが早期に詰まることや、腹部からカテーテルを伝って上行性に細菌感染を起こすことがあります。私個人の意見としては、効果のあまり期待できない手術よりは内科的な治療法でできるだけ治療した方が、良い結果につながるのではないかと考えています。 今できることは、点滴による治療でできる限り脳圧を下げ、あとは内服薬での維持治療に切り替えて退院を目指すことだと思います。どうぞ大事にしてあげてください。
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乗りかけた船ですので、もうひとつアドバイス申し上げます。足の問題についてのことです。私は実際にはモモちゃんを拝見したことはありませんので、あくまで一般論として、何かご参考になればと思い、お話しします。 足の問題に関しては、私は水頭症が関係しているとは思えません。おそらく小型犬に多い膝の問題、膝蓋骨の脱臼症ではないかと想像します。この病気の場合、ご質問にあったようにびっこをひいたり、膝のいわゆるお皿のほねがずれてしまうことによって足が内側に向いてしまったりします。この病気は遺伝性というより、犬種によって好発する疾患です。 一方水頭症では、一般的に脳全体の脳圧があがることによる、発作や、時には視神経が圧迫されることによる盲目といった症状が中心です。片足だけのびっこ、というようなごく部分的な症状がでるというふうに考えるのは大変難しいことです。実際、足のびっこをひいている犬が来院したときに、水頭症を疑い、全身麻酔をかけるリスクのあるCT検査を考える獣医師はおりません。なお、水頭症もまた犬種によって後発する疾患であり、遺伝性、という表現は適していません。 そもそも病気の診断というのは、「この病気かな?それともあっちかな?」というように当てずっぽにするものではありません。これではいつまでたっても正しい診断にはたどりつきません。 そうではなく、まず症状を見て、その症状に該当する病気を全てリストアップします。次に必要な検査を考え、必要に応じて血液検査、尿・糞便検査、レントゲン、超音波など順次検査を勧め、だんだん病気を絞り込んでいき、最終的に診断を確定するのです。ただ、当然検査にはお金がかかりますから、獣医師個人の経験でカバーできる部分は検査を省略するのは当然のことです。検査漬けにするのは、動物にとっても、飼い主さんにとっても負担がありますから。しかし基本的な考え方は変わりません。 ですから、最初に病名ありき、の診断は完全に間違いです。例えば「アレルギーだと皮膚がかゆくなる→うちの犬は皮膚をかゆがっている→うちの犬はアレルギーだ!!」という考え方は、完全に逆で、間違っているんです。よく考えればわかりますよね?でもこれは大多数の飼い主さんが(ときには獣医も)勘違いされていることなんです。 そうした点にも注意して獣医のやり方を観察すると、獣医師の腕の判断にも、またご自身の勉強にもつながるのではないかと思います。
お礼
何度もご回答頂きありがとうございます。膝が悪いのはこの犬種に多いと言うことは主治医からも聞いていました。ただ、先生から水頭症の図鑑?を見せていただいた時に膝が内側に入ってる写真が載っていましたがその膝の入り方がモモと全く一緒だったんです。跡で先生がチラッと「去年膝が悪くなった時にCTを取っていたらどうだったか?」と言われた時にはじめて膝のことを思い出しました。先生もお書きのように「全身麻酔をかけるリスクのあるCT検査」なんですね?やはりあの状態でのCTは無理だったのでしょうか?それで心臓が弱ったのでしょうか?何度思ってもあまりにも急だという事もあって残念でたまりません。でももうモモはいません。いまはただただ、天国で成仏を願うのみです。今回は現代での獣医学の難しさを知りました。今後は私自身ももっとワンチャンの病気について勉強しなければと実感しました。長々とお付き合い頂き本当にありがとうございました(゜∇^*)⌒☆
またまたこんにちは。 そうですね、残念ながら私は大阪ではありません。あんまり無責任なこともしたくありませんので、紹介、というのもご勘弁ください(実際知り合いというのはおりませんもので・・)。 今回のことでご自分を責めるのはお止めください。モモちゃんもそんなことは望んでいません。それははっきり言えることです。専門的な見地から申し上げても、今回の件で、特別不手際があったというふうには、私は思いません。それは飼い主さんの行動にしても、獣医師の行動にしても、ということです。 一般に発作など、急性の症状がでている場合、やはり第1には安静と、症状に対する対症療法に努めなければなりません。麻酔を必要とするような積極的な検査は、ひとまず危機的な状況を脱して、状況が落ち着いた後に行うしかありません。そうでないと、検査によってより症状を悪くしてしまうこともあるからです。これでは一体何のための検査だかわかりません。 今回も、kiyoshiさんは獣医師に働きかけ、ここというタイミングで検査にこぎ着け、どうにか診断を確定しました。それに対する治療方針も確認することができました。それで十分、飼い主さんとしてのつとめは果たしているではありませんか。それから後のことは、残念ながら人間に手出しできる領域を越えているのです。人間の方でできることをしてあげたあとは、本人が病気にうち勝ってくれるかどうか、です。 私は個人的には、病気で亡くなった動物も、それぞれが天寿を全うしたんだと思っています。それぞれに与えられた寿命というものを、それぞれの形で全うしていると思うのです。あと人間にできることは、あちらの世界へ旅立つ彼らを送り出してあげること、そして弔ってあげること、思い出しては涙を流すこと・・。
お礼
またまたご回答に感謝致します。CTで水頭症という検査結果が出て良かったと思います。CT検査の予約も先生からではなく自分で大学に予約しました。でも主治医の先生には感謝しています。ただどうしても残念なことは1年以上も前に左足が中に入り歩行しずらくなった事で診てもらった時に、精神的なものと軽視されて水頭症を疑って頂きたかったと言う疑問は一生抜けないと思うんです。その時にわかっていれば内服薬という治療が出来たとあるサイトで聞きました。寿命だといわれればそうなんですが、飼い主の私としてもモモの信号に危機を感じなかった自分もどうしても責めてしまいます。ただ亡くなった事は事実なので現実を受け止めて今日初七日の法要も済ませました。早いですね!火葬場では取り乱しもしましたがこれからはしっかり弔ってあげようと思います。ご丁寧なアドバイスに感謝致します。ありがとうございました( ^.^)( -.-)( _ _)・・
ご愁傷様でした・・。大変残念でした。あまりお気を落とされませんように。 ご質問の件ですが、「良い獣医」の基準自体人によっていろいろだと思いますので、なかなか一概に言うのは難しいですね。 現在の獣医学の主流はいわゆる西洋医学です。最新の医療技術でできるだけの治療をしたい、という方もいれば、一方では西洋医療や医薬品、手術などに抵抗感を持ち、できるだけマイルドな保存療法であったり、漢方などを好む方もいらっしゃいます。 あとは、料金、人柄、設備・・。いろいろですが、けっきょくはkiyoshiさんが獣医師に何を望むのか?ということで判断されるしかないだろうと思います。 ちなみにこの獣医師はあまり現代の最新の獣医学を心得ている感じはいたしません。病気に関する知識、診断、治療技術も、西洋医学的な見地から見れば不備が多いように思えます(ご質問等で拝見した限りの印象ですが)。どちらかといえばなるべくいじらず、保存的な治療を指向しているのでしょう。 最後に、一番大事なこと、それは飼い主さんも勉強されることです。現在では、犬の病気に関するわりと詳しく書かれた本も大きな書店では見つけられると思います。勉強すれば、獣医師の行う検査、診断、治療が正しいのか間違っているのか、完全じゃなくてもある程度は判断できるようになるでしょう。また知識があれば、疑問に思う点について説明を求めることもできます。人間の世界でも患者自身が勉強し、医者を選ぶことがようやく始まってきましたが、獣医を選ぶ際にも同じことが言えると思います。
お礼
この質問を締め切らずにnyanzow先生のご意見をずっとお待ちしていました。回答頂き嬉しいです。先生のご回答を読み今となってですが「やはり!」といった感じです。とても親切でうちの子をとても可愛がってくれた先生でしたので、先生を疑うことを恥ずかしながらしなかった自分を責めています。料金的にもとってもリーズナブルで確かにレントゲンはあまり薦めない先生でした。それだけ自身のある先生だと思っていました。あと今考えると症状を軽く見て重症だったらともう一歩踏み込んで頂きたかったです。かけがえのない愛犬の親として反省の気持ちでいっぱいです。気づいた時にはもう手遅れでした。自分の命より大切な子(犬)だったので…でもあの子が命を掛けて私に教えてくれたと残された子(犬)の為にも今素晴らしい病院を探しています。nyanzow先生が大阪の先生ならぜひ診て頂きたかったですが違いますよね!?大阪に素晴らしい先生はご存じないですよね?これから残された子達のためにも犬の病気についてもっともっと勉強しようと思います。今まで心温かいご回答に本当に本当に感謝致します。短い間でしたがnyanzow先生に出会えたこと一生忘れません。ちなみに不本意ながら亡くなった愛犬の名前は「モモ」でした。心の片隅にでも覚えていただけると嬉しいです。ありがとうございました( ^.^)( -.-)( _ _)。。。
- duckjive
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脳圧を下げる為に副腎皮質ホルモン薬や降圧利尿薬を使うと一時的に症状がよくなります。しかしながら再発することが多いようです。脳と胴体(脳室と心房、あるいは脳室と腹腔)をつなぐバイパスを外科的につくって脳圧を下げる方法もあります。しかしながら多くの場合完治ということになると厳しいですが期待はできません。 高度な手術についてはほとんどの個人病院は大学病院に依頼しています。設備や最新医療についてはやはり大学病院が一番と言えます。 いずれにせよ現在かかっている獣医師とよく話し合った上でわんちゃんに一番良いと思う方法を選択しなければなりません。不安な事や疑問点があれば納得がいくまで獣医師に尋ねてください。
お礼
お礼が遅くなり申しわけありません。看病の甲斐もなくご回答いただきました1/30の16:40に病院で永眠致しました。毎日脳圧を下げる点滴をしまして一時は痙攣もチックも治まり何とか助かってくれるかと期待しましたが結局心臓の鼓動がだんだん激しく最後はご飯も食べれなく便も出なくなり息絶えてしまいました。酷にも死に目にも間に合えなくて今どん底です。残念で仕方ありません。回答も頂き手術も考えようかと思った矢先でした。こんなご報告になって残念です。ただ救いは最後の顔は眠るような穏やかな顔だったのが救いでした。最後までホントに良い子でした。この子は大切な2匹の子供を残してくれました。もし先天性なら子供は大丈夫でしょうか?すごく心配です。アドバイスありがとうございました( ^.^)( -.-)( _ _)
お礼
お礼が遅くなり申しわけありません。いつもご親切な回答に救われました。でも看病の甲斐もなくご回答いただきました1/30の16:40に病院で永眠致しました。毎日脳圧を下げる点滴をしまして一時は痙攣もチックも治まり何とか助かってくれるかと期待しましたが結局心臓の鼓動がだんだん激しく最後はご飯も食べれなく便も出なくなり息絶えてしまいました。心臓が悪くなりなくなる事もあるのでしょうか?酷にも死に目にも間に合えなくて今どん底です。残念で仕方ありません。ただ救いは最後の顔は眠るような穏やかな顔だったのが救いでした。最後までホントに良い子でした。この子は大切な2匹の子供を残してくれました。もし先天性なら子供は大丈夫でしょうか?子供は2歳と4歳です。すごく心配です。あと、左足は1年位前から中に入りうまく歩けませんでした。心配で先生に見せた所神経的なものだろうと安定剤と鍼治療のみでした。とても親身な先生ですが聴診器もされないし、CTで見ることは可能だが悪性なものなら助からないので全身麻酔でとても危険な検査なのでお勧めできませんと言われました。今先生への不信感は拭えません。病院は変えた方が良いでしょうか?最後に率直なご意見がお聞きできれば嬉しいです。アドバイスありがとうございました( ^.^)( -.-)( _ _)