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茨城(いばらき)に県がつくと「いばらぎけん」?

 県名単独では、「いばらき」というのは存じています。しかし、「県」が付くと、「いばらぎけん」と、私は発音してしまいます。「いばらきけん」というのは、非常に発音しにくいです。これは一種の音便ではないかと思うのですが、ウィキペディアの「音便」の記事を調べてみると、「濁音型」(これも、「かた」が「がた」になっていますね)が近そうでしたが、ちょっと違うようでした。  そこで、「茨城県」を「いばらぎけん」と呼んでしまうのは、音便として認められているのか、その辺にお詳しい方、ご教示をお願い致します。

みんなの回答

  • kine-ore
  • ベストアンサー率54% (808/1481)
回答No.2

「いばらきけん」の「き」は母音の無声化「kik」にあたるので、慣れていない向きには発声がしにくいため、ここにアクセントを入れた濁音「ぎ」で言い易く図るということではないでしょうか。 「母音の無声化」 http://tobeana.com/musei.html http://www.excite.co.jp/News/bit/00091111474553.html

utu-ne
質問者

お礼

 「母音の無声化」、なるほど、そういう規則性があるのですね。  ご紹介くださったサイトを拝見しました。母音の無声化の例、茨城県庁の公式見解のお話、参考にさせて頂きます。  ありがとうございました。

回答No.1

茨城という言葉は地名であり、固有名詞になります。 固有名詞ですから音便は成り立ちません。 熊木(くまき)という苗字に「さん」をつけたら「くまぎさん」といってしまうのは 音便の一種かと問うのと同じですね。 もし「くまぎさん」と呼んだら本人から「私はくまきです」と訂正されるでしょう。 単に質問者さんの感覚の問題だと思います。 言語心理学的視点から見ると、 質問者さんの記憶の中に似たような発音の言葉があった。 例えば栃木県(とちぎけん)のような言葉です。 それと比較した場合に自分にとって発音しやすい方を 自然の位置に位置づけてしまったので、 「いばらぎけん」という発音に馴染んでしまったのではないでしょうか。 因みに、茨城県民にも「いばらぎけん」と発音する人は少なくないですし、 大阪府茨木市(いばらきし)の市民でも「いばらぎし」と呼ぶ人はいるようです。 実用上はあまり深刻に考えなくても良いのではないでしょうか。 以上、ご参考になれば幸いです。

utu-ne
質問者

お礼

 ご回答ありがとうございました。 >熊木(くまき)という苗字に「さん」をつけたら「くまぎさん」といってしまうのは >音便の一種かと問うのと同じですね。  それは違うと思います。この例の場合、「くまき」の後の音が「さ」ですので、「くまきさん」と呼ぶのに、発音として抵抗はないと思います。今回の「~県」の場合は、「き」の後が同じカ行の「け」であり、さらに「き」の前が「ばら」と濁る音が続いてきていますので、「くまきさん」の例は、「いばらぎけん」の発音を考えるのには当てはまらないのではないかと思います。  栃木県のお話は、当たっているかもしれませんね。  今回私がお尋ねしたかったのは、例えば、韓国語でも、「冬のソナタ」のペ・ヨンジュンさん演じるカン・ジュンサンの「ジュ」が、名前だけを呼ぶときは「チュンサン」となりますよ、というような、発音の規則性とかルールのことなのです。フランス語でも、リエゾンとかあると思いますし、英語でも、母音や有声音のあとのsは濁り、無声音のあとは濁らない、といった規則です。そういうものが奥にあって、「いばらぎけん」という発音を自然に感じるのかな、と思いました。  ありがとうございました。

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