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DataRecoveryに挙がったファイルの消去について
- 「ごみ箱」で削除したデータがDataRecoveryで復元されることがありますが、復元されたファイルは容量を占有します。
- ファイルを消去すると動作が軽くなる可能性がありますが、確定的な効果はないかもしれません。
- DataRecoveryで復元されたファイルは問題なく消去しても構いません。
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> 1.これらはこうやって残っていることで、なにかしら容量を喰っているのでしょうか? いえ、残っていません。それは削除済みのファイルです。 すでに削除されているので容量も食いません。 > 2.消去したら動作が軽くなったりするものなんでしょうか? 1と同じく、削除されているので関係ありません。 また、削除されているものを削除する事もできません。 ファイルがあった場所に他のデータを上書きして検出されなくする事はできます。 > 3.動作向上の有無はさておき、挙げられたファイルは消去しても問題ないでしょうか? 復元したものを削除するということでしょうか? 必要ないデータなら問題ありません。 他のデータで上書きするデータ抹消も問題ありません。 ただ、特に理由が無いのにするのは時間の無駄だと思いますが。 > 4.画像ファイルでリカバリしたもので、開けない状態のものがありました。 > ソフトを変えて試したら復活の可能性はありますか? 可能性はありますが、基本的に削除されたファイルがあったはずの場所のデータを読み出しているだけなので、すでに他のファイルに使われていたらどのソフトでも復元出来ません。 基本原理は変わらないので希望はかなり薄いと思います。
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- mrkato
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1,2,3は下記でご説明します。 リカバリした画像が開けない問題は、画像を表示させるアプリを (ビューワー、ブラウザー、レタッチ編集などジャンルの違いも含め) 複数試すと、その一部は欠損ありでも表示が出来る場合があります。 画像データファイルは、先頭にどの記録方式を用いたか、 (JPEGやPNG,カメラ性能で生記録のRAWだと機種名、ベースのモードなど) さらに画像サイズや色数の設定などが書き記す位置に続いて、 主に左上から、タイプライターの文字送りのように順番で 画像そのもののデータを並べて最後まで書き込まれます。 リカバリーなど、記録が途中で欠損している場合、 たとえばファクシミリが通信中停電した時、記録紙を引き出すと中途まで 画像が写し残ってのと似たように、読み採れる場合があります。 データの先頭が失われていると、ファクスの紙が動く前と同じなのできわめて困難です。 (理屈では、通して同じデジカメで撮影したのを足がかりにダミーヘッダと 黒味の情報を書き足せば戻せそうですが、人件費などが掛かります) 通して一枚のデータなので、途中だけ失われると、それ以降は取れません。 これはデータのルール上、復元の可能性があるということで、 画面に表示させるアプリによっては、画面サイズの確保をしたり 色数を下準備するとき、データに欠損があるとうまく動かせないとか、 あるいは画像不良をアプリの故障とか責任と見られるのを恐れて、 データが間違いです、と通知するに留めることがあります。 一方で、正常なサイズで戻らず図形が崩れるリスクも含め、 強行表示してくれるアプリも、有償無償とも存在しています。 さて、リカバリーツールで表示がされたファイルとデータ容量ですが、 昔のビデオテープ録画にたとえて説明したほうが簡単かと思います。 でも、図書館並みに大量のテープを用意した専任部署だとお考えください。 録画も放送だけでなく、卓上やスタジオで取ったものをつないで 撮れるような施設で、編集スタジオと往復で結ぶことも出来ます。 何か録画を予約すると、棚に並んだテープを順に使って録画しています。 この作業は台帳をしっかり用意し、そこに書き付けておいて、 注文をするとそれを見ながらテープを揃えて上映してくれます。 施設からテープそのものを持ち出すことが出来ませんから、 必要な記録を置きっぱなしにしても良いですけれど、編集をし終えて 保存するには多すぎるとか、完成品のテープコピーを作り終えた本篇など、 消して良いと連絡を受けたものは、「台帳の上で消す」作業をします。 こうすると、もう次に録画の注文が来たとき、台帳で空いていると判る テープの本数が数えられるので、どれだけ受け入れ出来るかを公表できます。 係員としては、空いている番号のテープを揃えて持って行き、 それに上書きするので、空きテープを消去しておく必要がありません。 これが1や3の答えで、すでに空きと判っている過去記録を示しているので、 実際に使うには無視していただいて良い、とご理解ください。 お客さんが、「あのタイトル、いらないって言ったけれど欲しいんだ」という 事態になった時、係員は台帳にタイトルそのものの予約が書かれていないので、 「お答えできません」と言うしかない訳です。 そこで司書技能がある探偵=リカバリーツールを雇って来ると、 お客さん経由で立ち入り許可を得て、台帳そのものを閲覧させてもらいます。 (再起動して処理で占有するとか、CD起動が必要、という動作に当たります) 台帳にはタイトルの通し番号など記録の抹消あとがありますので、 これを元に、以前のタイトル預かりリストと、そのテープ番号を書き出します。 それにしたがって、とりあえずテープ番号通りに借り出して、別にコピーします。 1で疑問となったファイル名のリストは、ここで出来たリストを指します。 台帳としての痕跡が危ういなど、より古いファイルは載らない事があります。 そしてこれに示されたデータ容量は、現在使える容量に関与していません。 リカバリー作業で別コピーとしたデータが「復元データ」となります。 テープそのものは、すでにほかのデータを入れる許可が出ているので、 上書きされて当時と異なっているテープが入っていることがあります。 4で復元したのに、読み取れないファイルが出来ているのは、この場合となります。 2と3ですが、先ほどの仕組みに戻り説明します。 台帳は上書きする使い方が通常で、リカバリーで見るような扱いはしませんので、 表示された古いファイル名について、何も操作する必要がありません。 台帳をご破算扱い(動作は通常、全タイトルを抹消とするので、誤操作直後で 適切に扱うと、まだリカバリーが効く可能性があります)とテープ番号を点検、 場合により痛んだテープを撤去するリフレッシュ作業が「フォーマット」にあたります。 デジカメやスマートフォンはフォルダ扱いに流儀があったり、著作権保護機能が伴うので メモリカードは使う機器でフォーマットして、パソコンで手を入れないのが無難です。 また、台帳を書き出しなおして読み易くすると同時に、テープの棚も タイトルの使う長さで順不同に取り出し、録画されている状態を 改めて「タイトルごとに通しで出し入れ」できるよう移動整頓する、 棚卸し(デ・フラグメント)作業を任意で行うと、読み書き速度や効率が戻ります。 ただしリカバリーを困難にしたり、 古いハードディスクだと作動負荷が高く物理故障を促す懸念があります。 SSDやメモリカードはこのデフラグや疲労分散機能が電子的に内蔵されていて、 パソコンに使う場合デフラグ適用しない、DRAM容量を増やし作業中データの SSDファイルとしてのアクセス回数を下げるなど、別の速度施策を使います。
お礼
とても詳しく回答して下さりありがとうございました。
お礼
回答をありがとうございました。 私がうかがいたい質問を個別に端的に答えて頂いたので分かりやすかったです。