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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:化学の問題 中和滴定に関するグラフの問題)
化学問題:中和滴定に関するグラフの選び方
このQ&Aのポイント
- 化学問題「中和滴定に関するグラフの問題」について、0.05mol/Lの硫酸と0.1mol/Lの水酸化ナトリウム水溶液を滴下する過程での(1) OH-と(2) Na+のモル濃度の変化を示すグラフを選ぶ方法について説明します。
- OH-のモル濃度の変化は、中和が完了するまでOH-が中和に使われるため、滴下量に応じて濃度が増加していくグラフを選ぶ必要があります。最初は0の部分で直線になり、中和完了の点から濃度が増加していくグラフが適切です。
- 一方、Na+のモル濃度の変化は、NaOH水溶液を加えてもNa+は反応せずにそのまま残り、加えた分だけ次第に増加していきます。したがって、Na+に関しては最初から単調増加のグラフを選ぶ必要があります。初めNa+は存在しないが、NaOH水溶液を加えていくと、Na+は反応せずにそのまま残り、加えた分だけ次第に増加することが理由です。
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>Na+も塩を生成するのに使われるだろうと思って 確かに塩の成分になると考えて良いのですが、その塩(Na2SO4)は、蒸発乾固した後ならいざ知らず、溶液の状態ですから完全電離しているので、"Na2SO4" の状態で存在しているのではなく、Na+とSO4--とになっているのです。解説には、このことがきちんと述べられていますよね。 >Na+は反応せずに"そのまま残り"、加えた分だけ次第に増加する と。ですから、Na+の量は、滴下したNaOH溶液の量に応じて単純に増加していく一方なのです。 それとも、塩(Na2SO4)が、"完全電離している"と考えることに疑問をお持ちでしょうか? それなら、強塩基や強酸は、溶液内では、分子状態で存在することは無く、ほぼ電離しており、成分元素はすべてイオンの一部となって存在するものだ、と答えておきます。 もう少し具体的に言うと、強塩基の陽イオン(Na+,K+,Ca++など)、強酸の陰イオン(Cl-,NO3-,SO4--など)は、中和反応が起こっても、溶液内に有るなら、そのほとんどはイオンのままで存在するものなのです。
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回答ありがとうございました。