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警察が加害生徒を送検するまで虐めを認めない校長
いじめ自殺を巡って、この川崎市立南菅(みなみすげ)中学校との不毛のやり取りをどう感じますか? 警察が加害生徒を逮捕・書類送検するまで「いじめはなかった」と繰り返していたのは、やはり校長が先生方にそう答えるように命令していたのでしょうか? ◆子どものいじめ自殺「ゼロ」の欺瞞 http://www.wa-dan.com/article/2011/05/post-100.php 週刊朝日2011年3月11日号配信 子どもがいじめに悩んで死を選ぶ。遺書でいじめを告発する--そんなニュースが絶えない。しかし、学校や文部科学省は、子どもたちが命をかけて訴えた声を握りつぶし、「いじめ自殺」を認めない。役人は「隠蔽はない」と言うけれど、あまりにおかしな統計の数字が、その欺瞞を明らかにしている。 昨年(2010年)6月、神奈川県川崎市で男子中学生(篠原真矢=まさや君)が自宅のトイレで硫化水素ガスを発生させて自殺した。 〈友達をいじめから助けられなかった〉 と書かれた遺書には4人の同級生の名が挙げられ、いじめの存在が告発されていた。 だが、この生徒の通う(南菅=みなみすげ)中学(夏井賢) 校長は当初、「調査中のため、いじめの有無については言えない」と言い続けた。男子生徒の父親が振り返る。 「学校の対応はひどかった。私たちは『何があったのか知りたい。調べてください』というスタンスなのに、調べもせず、判で押したように『いじめはなかった』と宣言する。毎週毎週、学校に行って要望を出していましたが、進展はありませんでした」 最初は「いじめはあった」と認めたという担任教諭も、次の週に会うと、「そうじゃなかったような......私の勘違いかもしれません」 と言葉を濁したという。 学校との不毛なやり取りが続き・・・生徒の死から2カ月半たち、遺書に名前を挙げられた同級生のうち3人が暴力行為容疑で書類送検された後、ようやく校長はいじめを認めたのだ。 ★いじめ自殺の篠原真矢君に無念の卒業証書・川崎市立南菅(みなみすげ)中学校 2011.03.10 Thursday スマイル・ストップ・ザいじめ http://net-news-jp.jugem.jp/?cid=2 ・・・なおこの夏井賢校長は2010年3月に南菅中を定年退職し、教職員向けの保険事業を行っている会社の部長に再就職しました。 南菅中は翌2011より成生義幸という別の校長です。 今回の大津自殺でも似たような経過です。警察が加害生徒を逮捕・書類送検されるまで「いじめはなかった」と繰り返していたのは、この夏井校長がそう答えるよう命令していたのでしょうか? またこんな校長でもお咎(とが)めなく定年退職して多額の退職金をもらい、知らん顔して関連会社の部長に再就職できるのは疑問です。 遺族の方々はどんなにお腹立ちの事でしょう。皆様方はどのようなご感想ですか? ◆備考(引用記事) この数字を知ってほしい。 文部科学省の統計によると、2000年度から04年度の5年間で、子どもの「いじめを主たる理由とする自殺件数」は「0」件となっている。では、実際にその5年間でいじめ自殺は起こっていないのか? そんなわけはない。 00年、福岡県の男子高校生と中学生が同級生などからの恐喝や暴行を苦に自殺。埼玉県の中学生が2人、長崎県の男子中学生、長野の男子高校生、千葉県の女子中学生......など、この1年だけでも10件以上の「いじめ自殺」が、報道からは確認できる。 また、警察庁の発表によると、00年に自殺した19歳以下の人は、598人にものぼる。1日に1人以上の未成年者が自ら命を絶っていて、いじめ自殺の報道が後を絶たないこの現状で、文科省の統計の数値が、あまりに現実離れして見えるのはなぜか。 「文科省のいじめ自殺の統計は、学校が作った報告書をもとにしているため、学校が隠してしまうと統計に上がらないのです」 と説明するのは、『わが子をいじめから守る10カ条』の著者で、いじめ問題に詳しい武田さち子さんだ。 「自殺は報道されないケースも多々ありますし、警察が自殺と認定しても、学校と教育委員会が事故死として扱う場合もあります。私が見てきたケースの中には、生徒への調査で『いじめ』が明らかだという結果が出ると、証拠となるアンケートを燃やしたり、調査そのものをしていないことにした学校もありました」
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命令なんかされて居ないでしょう。 いじめがありましたなんて言ったら、その校長の査定が落ちますから。 退職金にも大きく影響してくるでしょうし、退職後のほかの所へ嘱託などで行くときにも大きく影響する話です。 そうなれば、何が何でも「いじめはありました。」なんて言えないですよ。