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大手メーカーのSEとソフトウェア開発職の激務について
- 大手メーカーのSEとソフトウェア開発職についての激務について気になっています。
- SEと比較して、自社製品向けのソフトウェア開発職は高度な技術が要求されることからも激務なのではないかと考えています。
- 納期のプレッシャーや人間関係のストレスについても、SEとソフトウェア開発職は共通の悩みを抱えているのではないかと思います。
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もう定年退職した元SEです。 ■技術面での苦労について システム開発のプロジェクトで新技術や新開発技法を導入すると苦労します。 文系でもなれるSEとは、最初はプログラマだからできるのであって、システム構築に使うハードウェアやソフトウェアの技術的な知識を修得していかないと、一人前のSEになれません。 ■納期のプレッシャーについて 最初の見積もりが甘くて、開発規模が膨らみ、納期、コスト、品質が守れないというプロジェクトは確かに多いです。 大変なのはお客様、プロジェクトマネジャ、プロジェクトリーダーで、ストレスは半端ではないです。 それに比べれば、ヒラのSEやプログラマは深夜残業、徹夜、休日出勤と長時間労働になりがちですけど、血を吐くほどのストレスはないですから慣れますよ。 ■人間関係のストレスについて 他社リプレースのお客様のシステム開発は、信頼関係を築くまでが大変ですね。 同じ業界でも会社ごとに微妙にカルチャー(企業文化)が違うので、それを敏感にキャッチしないと、お客様がSEとして認めてくれません。 システムは本番稼働すると修正変更しながらも10年くらいは動いていることが多いいですから、システム開発のときにお客様と信頼関係を作っておくと、本番稼働後もメンテナンス関係の仕事がきたりして、飯のタネになります。
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- IDii24
- ベストアンサー率24% (1597/6506)
>大手でもSEは激務だという話をよく聞くのですが、あれは根拠のない噂なのでしょうか? 昔のイメージはそうですね。下の方のように昔ながらのホストコンピューターでスパゲッティソースをお守りしているような部署は。 でもそれは過去の負の遺産です。仕方無いのです。その当時に作られたホスト用PGMは職人芸でその人がいないともはや分からなくなっています。顧客サポートのためにそこにプログラマーを縛り付ける。たぶんその犠牲者なのでしょう。 でも新人でそこに配属されることは余程ドジったかなんかでないとありません。有望な人を過去の遺産のお守りには回さない。それに大手は労基の監視が強い。迂闊に休日出勤もできません。 で、激務というのを気になさってますが、上級のSEでもコンサルでも納期に関係なく忙しいのは確かなのです。 それはどこのサラリーマンでも同じですよ。仕事はあるうちが華です。逆に頼られなくなったら終わりです。 自分で仕事をこなせるようになれば海外を飛び回ることになるでしょう。それもニューヨーク一日なんてざらですよ。そういう忙しさはあると思います。
お礼
再びご回答いただきありがとうございます。 まあ仕事している以上忙しいのは確かですよね~。 ただSEという仕事は特に忙しすぎるという話をよく聞いていたもので…。 海外のことまでは考えていませんでした。そんなふうに飛びまわれるようになれば、大変ではありますがかっこいいですね。
- komatta_osiete
- ベストアンサー率38% (19/49)
私は大手メーカで在職40年間、一貫してコンピュータプログラマとして、大型コンピュータのアプリケーションソフトやメカニック制御のマイクロコンピュータのコントロールプログラム開発に携わりました。 ■技術面での苦労について 今から考えると、死ぬほどの苦労をしたと思います。でもそれは問題ではありませんでした。その仕事が自分にむいていたからです。好きなことは苦労と思わないからです。これはSEに限らず、すべての職業に共通すると思います。 ■納期のプレッシャーについて 納期のない仕事など無いと考えます。納期がいつでも良いと言うのは、必要ないと等しいと思います。 ■人間関係のストレスについて 確かに、ソフト開発はデスクワークが多く、社外との対人ストレスは少ないと思いますが、ソフトウエア開発はチームでの作業がほとんどです。チームワークが絶対の必要条件です。 結論としてはその職種があなたに、むいているかどうかが問題です。
お礼
ご回答ありがとうございます。 死ぬほどのご苦労をされたのですか…。もしかすると私は、それさえ楽しめるほどこの職種に向いているわけではないかもしれません。 あまり選択肢は多くないのですが、職種についてよく考えてみたいと思います。 確かに納期は必ず存在しますよね。システム開発の場合は特に適切な計画を立てるのが難しく、結果として納期ギリギリになって忙しくなる…といったケースが多いのかなと思っていました。
- IDii24
- ベストアンサー率24% (1597/6506)
大手メーカーで製品開発かプロジェクトSEってことですか? 大手メーカーってどのくらいかってことですが、そのあたりをちゃんとイメージできているでしょうか? 日立、富士通、IBM、NEC、NTTコムウェアとかだと部門で全然違うわけです。政府向け、工場向け、一般企業向け、あるいは製品パッケージ。また国内オンリー、グローバル対象と全然違うのです。 このくらいの企業だとプログラムを書くのは子会社や関連会社になりますね。親会社のSEはそれらをハンドリングする役目。 納期とかってイメージは無いですよ。プロジェクトの単位は年単位。それがうまく回っているかはPMO組織が管理します。 そもそも遅れるような見積もりをする事自体SE失格なんで、会社としても見積もりに対して厳密にチェックし、承認を通らないと出せません。おそらく納期でいそがしいというのは中小のSEでしょうね。大体半分の期間で作製、あとはドキュメントの制作なので遅れるなんてありえないです。ぎりぎりまでプログラミングしてるものを出せるわけがないです。 2年3年のプロジェクトが予算などいろいろな事情で遅れることはります。でもそれは見直しという形で承認されます。 むしろ怖いのはシステムトラブルですが、この場合はSEも付き合います。でもこれは納期とかと別次元なので、たとえばネットワークSEだと海底ケーブルの異常を修復するために、太平洋のど真ん中まで船で出向くとか。そういう立ち合いですよ。 SEは将来的には大きなプロジェクトのリーダーになるべく鍛えられるので、そもそもコミュニュケーション能力が無ければ無理です。それこそ子会社へ出向になるでしょう。 それと高度な技術というのは大体どの辺なのか?大きな新しい技術開発は大学の研究部門などと共同開発だったりします。そういう意味で研究職なら大変ですが、それ以外はモジュール化された当たり前の技術しか使えません。逆に高度なことを要求されるシステムはむしろ簡単だということです。
お礼
ご回答ありがとうございます。 はい、興味があるのは製品開発かプロジェクトSEです。 確かに対象とする相手によって全然違いますよね。ちなみに大手としてイメージしているのは、回答者様の書かれたような企業です。 プロジェクトが年単位というのは知りませんでした。もう少し短いスパンかと勝手に思っていたので…。 製品のソフトウェア開発では、新しい製品を実現するための手法を生み出していくのが大変なイメージがありました。でも逆に簡単なんですね…、これも意外でした。 システムトラブルの対応もない(?)分、思っていたより激務ではないのかもしれないと思えてきました。 SEについても、回答者様の書かれたように納期に間に合わなくなる心配が少ないのであれば、激務にならないのではないかと感じました。 大手でもSEは激務だという話をよく聞くのですが、あれは根拠のない噂なのでしょうか?
お礼
元SEの方からご回答をいただけて光栄です。 やはり新技術等の導入の際には分からないことが多いでしょうから、大変ですよね。 納期についてですが、大手メーカーの場合は No.1 の方がおっしゃっていたように進捗管理等が主な仕事になるかもしれませんね。 ただ、そうなるとプロジェクトのまとめ役としてのストレスは半端ではないのでしょうが…。 また、大手でもプロジェクトの見積もりが甘くなってしまうことは多いのでしょうか? SEとして認められるまでは大変そうですが、様々なお客様と仕事ができるのは面白そうでもありますね。