- 締切済み
インテルリアコーディネーターのキャリアについて質問
インテルリアコーディネーターのキャリアについて質問です。 今雑貨を売る会社であまり高くないモデルルームコーディネートのディスプレイの業務を中心に仕事をしています。 この業務になってから5年経ちましたが、ある不安が出てきました。 この業務だけでは、 偏ったコーディネーターになってしまうのではと考えたからです。 住宅メーカーでもない建築事務所でもないため、現場を知りません。これはウィークポイントです。 家具と小物だけを扱う仕事では、狭い世界でしか生きられないように感じました。 結局は自分が何をやりたいか、なのではありますが、 この場所ではそれも考える材料がありません。 インテリアコーディネーターの資格は一応持ってはいますが、 転職をしたほうが、経験も積めキャリアになるのではないかと 考えるようになりました。 あるいは学校に行くとか。 何かご経験お持ちの方、 アドバイスをよろしくお願いします。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
みんなの回答
- Nannette
- ベストアンサー率26% (1499/5697)
インテルリアコーディネーターではなくて、インテリアコーディネーターですよね。 インテリアコーディネーターという職種は、過去に、当時の建設省の側に属していたインテリアデザイナーという職種に対比して、当時の通商産業省(通産省)が作り上げたものです。 インテリアコーディネーターという職種が生まれた背景には、家具業界の構造不況があったと聞いております。家具業界、ことに箪笥など和家具の分野では、結婚式の様変わりや生活スタイルの変化などによって売り上げが低迷しはじめ、この業界が発起者となって検討が始まったと言われています。 ただ、単に家具だけでなく、生活雑貨や日用品などまで、かなり広い商品群に亘って、その販売を活性化させるのが元々の狙い、専門のコーディネーターによって消費者に適切な商品選択をしてもらい、その信用と利便性でもって売り上げに貢献させようと言うのがこの職種の特徴と言っていいかと思います。 それだけに、インテリアコーディネーターが知識として知っておかなくてはならないことは大変に幅広く、それだけに資格試験は大変難しいものとなってしまいました。初期には、インテリアコーディネーターの組織化を担当していた当の委員のひとりでさえ、実際に試験を受けて合格点に達しなかったという笑えないエピソードもありました。 話がすこしずれました、ごめんなさい。 >住宅メーカーでもない建築事務所でもないため、現場を知りません。これはウィークポイントです。家具と小物だけを扱う仕事では、狭い世界でしか生きられないように感じました。 お書きの感想はたしかにうなづけます。とかく毎日をお仕事をこなすだけで終えてしまいやすいもの、それもよく分かります。ですが、そうした考えは、なにもインテリアコーディネーターだけの悩みというわけでもないのです。つまり、どんな職種に就こうが、やはり自分に与えられた世界から外にはなかなか出にくいのです。 では、みんなはどうしているのか…、日々のお勤めでお疲れになっているご質問者様にはキツい言い方になってしまうかもしれません。ですが、ひとことで言うなら、やはり見て歩く…しか答えはありそうにないのです。住宅展示場、モデルルーム、販売中の新築住宅、お友達の家、見るべきところは、その気になればかなりあります。もしチャンスがあれば、職場にお出でになったお客様の自宅を訪ねて一緒に考える…などといった積極姿勢だってあるはずです。 ただ、ひと言言わせてください、…狭い世界でしか生きられないように感じました…、このお言葉、当事者であるご質問者様にとっては本音なのでしょうが、わたしが感じたことは、今のご自分の立場からつい感じてしまった「閉塞感」のように思います。 どんな仕事でも、「閉塞感」を感じることは多いものです。それでは「閉塞感」をどうやって解決するか、それはただひとつ、仕事に追われていたり、満たされない気持ちを抱いている自分を、仕事をこなしている、その楽しみを感じている自分に変えることです。 と言うと、とても難しく聞こえることでしょう。でも、それほどのことでもないのです。あるお休みの日、新築販売しているマンションを見学したご質問者様、次の日にお客様と応対していて、昨日見てきたマンションで見た面白いアイデアをふと口にする、お客様がそれに興味を示す、ただそれだけのことです。お客さまが興味を覚えた…と言うことは、ご質問者様にプロとしての信頼を寄せたということなのです。こうした、ひとつひとつは小さな出来事の積み重ね、それがプロの信用を生みだすのです。 つまり、ひと口で言うとしたら、まさにお考えのように、外に出てみることです。住宅メーカーでもない建築事務所でもないため、現場を知りません…というお言葉は、きっと「閉塞感」から出たもの、良く考えてみてください、インテリアコーディネーターだって現場を知る手段はたくさんあるんですよ。 最後にもうひとつ、「七年目の浮気」という映画がありましたが、5年目と言えば閉塞感と転職の衝動に襲われやすいもの、ですが、転職して、より有利になった人は、ゼロとは言いませんが、極度に少ないものです。まして、昨今の様な不況のさ中では、転職はすこしも得になりません。これだけは忠告しておきます。気持ちを楽にして、なにか積極的なアイデアを考えながら、もうすこしご自身を高める努力をしてみていてください。