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マイルス・デイヴィスの良さについて
ジャズの帝王と呼ばれるマイルス・デイヴィス。 彼のトランペットの良さについて、ご意見を聞かせていただきたいです。 できれば、解説書のようなのではなくて、人間として、というか、ナマの 言葉で、彼のトランペットの良さを形容してほしいです。 よろしくお願いします。
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マイルスはレコード数枚しか持っていないので語るほどの者では有りませんがあまりレスがついていないようなので一言語らせてください。 マイルスというと「帝王」とか「常に前進し続ける」、または「トランペットのテクは全然ダメ」と言われたり「あの音は説得力がある」などというのが一般的な印象でしょうか。 自分がマイルスの一番いい所だと思う点は、「自分のやりたいこと」をハッキリと提示してその意気込みを一音一音自分のラッパに込めて吹いているなと感じられることです。 聴衆の好みを優先するのではなく、自分の創造力を強力にプッシュできるということです。 一見簡単なことのように思えますが、これはとても勇気のいることだと思います。マイルスは本当に音楽を愛していたと(アルバムを聴く度に)感じます。 プロとアマチュアのミュージシャンとの根本的な違いはここにあると思っています。プロはテクニックだけで人気を保ち続けることはできません。特にUSAのミュージシャンに言えることですが、一線で活躍できるアーティストのほとんどが「自分のやりたいこと、または感じていること」を聴衆に伝える作品を作り、それを演奏で確実に表現する能力を持っている人たちです。 80年代後半のライブ・アンダー・ザ・スカイで「ヘビーメタル」という曲を演奏していたのが個人的にすごく印象に残っています。60代の枯れかかったトランペッターが超強烈なファンクビートに負けじと渾身の音を聴衆に放っていました。 自分が好きなマイルスのアルバムは「マイルストーンズ」「カインド・オブ・ブルー」「マイルス・イン・ベルリン」「ウィ・ウォント・マイルス」かな。
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- drum_KT
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40代後半のおっさんです。 マイルスの良さは、けしてトランペットの演奏技術とかそういう所にあるのではなくて、その時代その時代にまだ誰もやっていなかった音楽的なアプローチを次々に生み出していったというところにあるんじゃないかなと思います。
お礼
ありがとうございます。
お礼
ありがとうございます。 読んでいて、ひきこまれました。 とても、いいご意見、感謝します。