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連結決算時におけるリース取引の相殺消去について
連結財表 リース取引の相殺消去等について 以下の事例を前提にした場合の,連結上の相殺処理が適切についてご判断頂きたく存じます。 平成×12年4月に親会社P社が子会社S社と所有権移転外リース契約を締結。 貸手 P社 解約不能期間5年 リース料総額60000円 月額リース料1000円 リース料受取年1回3月31日後払い。 なお,P社の当該リース物件の現金購入額は50000円,耐用年数は8年,残存価額は0。 計算利子率は年6.4パーセント。 S社における見積もり購入価額は50000円で同じだが,追加借り入れ利子率6.5パーセントで計算した現在価値は49868円。 S社はP社の購入額を知りえない。 この場合の13年3月31日における連結修正仕訳として, (借方) 備品40,000 リース債務41200 売上高12,000 (貸方) リース資産40000 リース投資資産41200 売上原価8800 支払利息3200 と書かれている。 私が疑問なのは, リース取引時においてP社とS社が個別に計上するリース投資資産(50000,P社)とリース債務(49868,S社)の額とそれぞれの計算利子率が本件では違うはずなのに,なぜこの仕訳上では,S社もP社の計算利子率6.4パーセントと購入額50000をベースに計算をしているかのような相殺処理がなされているのかということです。 某予備校の模試の解答なのですがどうしても納得できず,またそこの生徒でもないため,質問させて頂きました。 会計に詳しい方,よろしくお願い致します。
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- minosennin
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連結会計では、子会社の資産・負債については、個別財務諸表の数値そのままでなく、時価に評価替えされるはずですね。 想像ですが、問題文の以前の段階で時価評価替えの仕訳がなされていて、その仕訳によりリース資産・負債の額は親会社が時価として認める親会社の計上額と同額の数値に置き換わったのではないでしょうか。 そのような前提をもとにお書きの連結仕訳がなされているような気がします。
補足
在外子会社の連結の場合には決算時レートで資産,負債を円に換算するのは知っておりますが,日本円の場合でも時価換算するというのは初耳です。 ともあれ,ご回答ありがとうございます。