- 締切済み
寸法公差について
いろんな部品について公差を記入する課題が出ました。例えば面取りの値などはそこまで重要ではないので、公差は普通許容差にまかせていいのですが、2つの穴をもつ部品どうし(ベースとハウジングなど)の、2つの穴を重ねたいときは、この2つの穴の間の距離が非常に大事になるので(ほぼ一致しないとボルトが入らない)、寸法許容差を別に設定しなければなりません。 この寸法許容差の値をどのように設定すればいいのかが分かりません。例えば、2つの穴間の距離は非常に大事なので、出来ることなら±0.0000…1などに設定したいわけです。しかし現実的にここまで精密にするのは無理なので、もっと緩くする必要があります。寸法許容差を考えるうえで、基準となる規格等ありましたら教えてください。 なお、寸法許容差の記号(f7、H7など)は知っているのですが、教科書によるとこれは穴や軸に使うようです。例えの2つの穴の距離などに寸法許容差を設定したいとき、どうすればいいのか知りたいです。 質問に関してなにかあれば答えます。よろしくお願いします。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
みんなの回答
1)2つの穴の距離を、その距離に応じて一般公差で規定した場合、どれほどずれるのか、ということが一点、 2)実際の組み立て時にどこまでずれが許されるのか(これ以上ずれたら組み立てられないという限度)ということが一点。 >例えば、2つの穴間の距離(ピッチ)は非常に大事なので、出来ることなら±0.0000…1などに設定したいわけです 現実には、加工には誤差がつきものなので、設計時にある程度誤差があってもいいように総合的に設定するのが普通です。 質問の場合、その穴にはボルトが通るようですが、ボルトの外形は代えられないにしても、穴を多少大きめにして、多少ずれていてもボルトが通るようにするのが普通の設計の方法です。特殊なりーまボルトなどを圧入するような場合を別にして、ボルト穴のピッチは一般公差で十分だろうと思いますが。 どうしてもピッチを正確にそろえねばならない特殊な場合は、一般には共あけ(重ねて同時に加工する)を指定することがあります。いずれにしても穴や軸そのものではなくて距離は測定が簡単ではないのでミクロンオーダーの公差はあまり意味がないかもしれません。 ピッチの公差などもその性格に応じて H公差やg公差などを使うことはできます。はめあいが生じる場合が多いですが。
- mcirodori
- ベストアンサー率24% (14/58)
その穴に一般のボルトが入るだけなら、 JIS規格の一般公差で十分(ボルトにあそびがあるため)なので、 図面の端に注記すればOKだし。 穴に入るピンなり軸なりにh7の公差があるなら、穴公差はH7にして、 各図面の穴と穴の距離=ピッチに±0.02位で書くと大丈夫かな。 むやみやたらに公差は入れないほうがいい。。 あと、品物同士の端を合わせたいなら、 先ほどの穴を各図面ごとに同じ始点で書くと、合いやすい。 分かりにくかったらすみません。
補足
早い回答ありがとうございます。 >各図面の穴と穴の距離=ピッチに±0.02位で書くと大丈夫かな。 ±0.02のような値はどのように決まるのか知りたいです。ある程度細かければ適当でいいのでしょうか。 質問が長文ですいません。認識が同じでしたらいいのですが、「2つの穴の距離」とはこの距離のことです。 〇←――――――→〇 ハウジングとベースには2つの穴があり、それぞれのこの距離がほぼ一致しないと、重ね合わせたときに穴がズレてしまう ということです。
お礼
>ボルト穴のピッチは一般公差で十分だろうと思いますが。 そもそも、私が気にしていたピッチはそれほど重要でないということが分かかっただけでもうれしいです!ボルトとナットの公差は間違いなく重要であると言われているので、この2つの公差をしっかり考えて記入しようと思います。ありがとうございました。