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なぜ東証は浮動株や資金余力チェックをしないの?

2005年にジェイコム誤ご発注事件が起こりました。 メディアは的外れな問題点はかりをクローズアップして報道しましたが、根本的な問題は下記2点だと考えます。 ・発行株数が4万株しかないのに61万株も空売りできたこと ・みずほ証券の資金をオーバーすると思われる57万円×61万株の注文が行えたこと 現東証システムのアローヘッドについては、処理速度上昇のことばかりで、上記問題には触れられていません。 当時の東証の意見として、負荷を考えて浮動株のチェックはしないとのことでしたが、それが解消されても対応しないのは何か理由があるのでしょうか?

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  • ベストアンサー
  • nekonynan
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回答No.1

東証と顧客が直接取引してないからですね。  流れは、  東証⇒東証会員⇒証券会社の顧客  東証は、東証会員(証券会社)から注文を受けています。注文には上限などはありません。資金余力チェックをするのは東証会員⇒証券会社の顧客です。  ・発行株数が4万株しかないのに61万株も空売りできたこと     これは改善措置がされています。発行株数以上は出来無いように成っている。他にも幾つか問題点があった部分は改善されている。なお、当時も警告が出ていたが1円で入れた社員は、無視して実行してますけどね。  実際の浮動株のチェックは不可能ですから無理です。  浮動株比率  浮動株比率とは、1取引単位以上50取引単位未満を保有している株主の株式数合計が、発行済株式数 のどのくらいの割合があるかを指しています。   なので単に大株主は売らないってことは有りません。大株主=浮動株っていい加減な定義ですのです。  メディアは的外れな問題点ばかり報道するのは、日本の伝統ですな。アローズ他では報道されていますが、一般紙などにそれを求めるのは無理  9.11テロの時には、BCC、CNNなどは背景や今後の対策などに踏み込んで報道していたが、日本では。誰々がどこのビルにいたとか・どうでもいい話ばかり  3.11原発事故にも同じですな。海外メデアの方が正確で放射能拡散シミュレーションなども見れますから・・・・      

yasemaro
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 余力チェックをしないということは、対面取引や自己売買部門からの注文は、東証会員の裁量に任されていることになりますよね。 資金無限ならよっぽどの下手でもない限り勝てますね… 浮動株については勉強になりました。 日本てどんだけブラックなんだろう(笑)

その他の回答 (2)

  • simotani
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回答No.3

それを監視するのが政府の仕事。流石に付けろ(成行の数量無制限買付注文)は禁止ですから、これは発注ストップです。が指値注文は自由です(経営権奪取を目的に買い占める自由が顧客にはありますから)。 ただ政府は事後調査になりがちですね(適法な注文を差し止める権利は無い)。

  • simotani
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回答No.2

あくまでも証券会社は顧客の注文を取り次ぎ、手数料を得るのが本業です。 従いまして、証券会社に資金が無くても顧客が資金を持てば買い付け可能ですから、注文を通す義務を負います(取引所の仕事は「円滑に取引を執行する」事であり、結果的に顧客がどうなるかは二次的な問題です)。ですから発行済み株式全てを(1枚の伝票で)買い付ける注文が出た場合TOBが法的に要求されてはいますが、証券取引所はその注文を市場で付け合わせするのが仕事となります。で当然一部しか成立しないので、残りは金曜日を限度に指定期日迄繰り延べます(翌日以降も寄り付かないので比例配分になるかより高値での成立になるかです)。

yasemaro
質問者

お礼

回答ありがとうございます。 浮動株も資金もチェックしないということは、東証会員ならば極端な話、どんなに資金が少なかろうが、ありえない枚数の注文をだして、ある個別銘柄をS高連発させることも可能ですよね。理論的には。 怖いですね日本市場

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