化学反応式を教えて下さい 問9642

質問

ベンゼン39ｇを完全燃焼させるのに必要な空気量は、メタノール32ｇを完全燃焼させるのに必要な空気量の何倍か。

答え：2.5倍

答えは分かりますが、過程が分かりません。
実際の数字を使った式と、解説付きで教えて下さい。

回答No.2

cbm51901 · ベストアンサー

（１）ベンゼンの完全燃焼式： 2C6H6 + 15O2 → 12CO2 + 6H2O
　◆ ベンゼン [C6H6] の分子量 ＝ (12 X 6 + 1 X 6) ＝ 78
　◆ 従ってベンゼンは78ｇで１モル、39ｇなら０．５モルです
　◆ 上の化学式から、２モルのベンゼンを燃焼するためには１５モルの酸素が必要なことがわかります。
　◆ ということは、その四分の一である、０．５モルのベンゼンの燃焼には、15/4 モルの酸素、つまり3.75モルの酸素が必要です。

（２）メタノールの完全燃焼式： 2CH3OH + 3O2 → 2CO2 + 4H2O
　◆ メタノール [CH3OH] の分子量 ＝ (12 + 1 X 3 + 16 + 1) ＝ 32
　◆ 従ってメタノールは32ｇで１モルです
　◆ 上の化学式から、２モルのメタノールを燃焼するためには３モルの酸素が必要なことがわかります。
　◆ ということは、その二分の一である、１モルのメタノールの燃焼には、3/2 モルの酸素、つまり1.5モルの酸素が必要です。

ベンゼン燃焼に必要な酸素のモル数と、メタノール燃焼に必要な酸素のモル数を比較すると、
　◆ ３．７５　÷　１．５　＝　２．５

ベンゼン燃焼に必要な酸素量は、メタノール燃焼に必要な酸素量の２．５倍です。

　<空気中における酸素の濃度が一定だと仮定すると>

ベンゼン燃焼に必要な空気量は、メタノール燃焼に必要な空気量の２．５倍です。

お礼

ありがとうございます。
難しい、難しい、パニックパニック。
凄く難しい問題だったんですね～。
じっくり読みます。
ありがとうございました～。

回答No.1

gohtraw

（１）ベンゼン（Ｃ６Ｈ６）の分子量は７８ですから、３９ｇは０．５モルです。
ベンゼンの燃焼の化学反応式から、ベンゼン１モルが燃焼するのに必要な酸素のモル数が判ります。その半分がベンゼン０．５モルを燃焼させるのに必要な酸素のモル数です。

（２）一方、メタノールの分子量は３２なので、３２ｇは１モルです。ベンゼンの場合と同じように化学反応式を書けばメタノール１モルを燃焼させるのに必要な酸素のモル数が判るはずです。

（３）上記の（１）と（２）で求めた酸素のモル数の比が答えになります。