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海外オンラインショップで衣類を購入する際の関税
- 海外オンラインショップでの衣類購入時の関税について調査
- 関税の計算方法と注意点について解説
- クレジットカード利用時の請求と初めて利用する際の注意点
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質問者が選んだベストアンサー
>回答の中に保険とありますが、買い物の >際、とくに何もなければ気にしなくていいのでしょうか? 日本から海外に国際郵便で小包を出す場合、伝票に「中身の金額」を書くと、以下の表に従って、送料に保険料が足されます。 http://www.post.japanpost.jp/int/ems/service/damage.html 紛失したり、事故で荷物が消失した場合に、保険を払っておくことで、賠償金が払い戻されます。 輸出の際、関税をかける必要から、輸出用書類に「中身の明細」が必要で、この書類に、製品の種類や場合によっては原料、単価、数量などを記載します。 この書類を元に、中身の合計金額を計算し、発送時に自動的に保険料金が決まり、送料に加算されます。 なので、通常「送料の一部」と考えて差し支えありません。 >また、関税の計算の仕方ですが、例えば合計が2万円の場合 >20000×0.6=12000で12000×0.15=1800円が関税で計算はあっておりますか? 間違っています。 0.6を掛けるのは簡易関税ですが、Tシャツは「簡易関税の適用外」です。 しかも、簡易関税の計算方法は「合計」ではありません。 簡易関税の場合は「商品の小売金額×0.6×0.15」が関税です。送料や保険料は含みません。 簡易関税で実際に払う金額は「{商品の小売金額+商品の小売金額×0.6×0.15+梱包代+手数料+送料(保険料含む)}×1.05」になります(全体に1.05を掛けるのは、全体に消費税がかかるから) なお、Tシャツは「簡易関税の適用外」であって、個人輸入の場合の恩恵を受けられません。 そのため「普通関税になる」ので、計算は全然違います。「×0.6×0.15」の話は忘れて下さい。 質問者さんが払う金額は、普通関税が適用され {{商品の小売金額+梱包代+手数料+送料(保険料含む)}×普通関税7.4%~10.9%+商品の小売金額+梱包代+手数料+送料(保険料含む)}×1.05(全体に消費税) になります。 税率に幅があるのは「原材料により、関税率が違うから」です(綿何%とか絹何%とかで変わる) 例えば、商品代金18600円、梱包代0円、手数料300円、送料3200円(保険込み)、関税10.9%だと (18600+0+300+3200+(18600+0+300+3200)×10.9)×1.05=25734 となります。 繰り返しますが、Tシャツの場合は、金額×0.6とか、税率15%とかって数字は関係ありません。それは忘れて下さい。 Tシャツには普通関税がかけられ、普通関税は商品の種類や原材料によって税率が変化する為、原材料等が明確になっていないと正確な関税率は判りません。 Tシャツ同様、個人輸入でも普通関税になる(金額×0.6とか、税率15%とかって数字が関係ない)物には、以下の物があります。 ・皮革製バッグ ・革製手袋 ・履物 ・パンティストッキング ・タイツ ・革靴 ・編物製衣類(Tシャツ、セーター等) これらは、全て、個人輸入であっても、以下の実行関税率表に基づいて関税が課されます。 http://www.customs.go.jp/tariff/index.htm この税率表は、貿易の状況により、頻繁に税率が変更されます。
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- chie65536(@chie65535)
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>その際にかかる関税ですが、私なりに調べた所、合計金額が一万円以下は非課税、それ以上は合計金額の6割の金額に税金がかかるという解釈で間違いはありませんでしょうか? 惜しい。調べた内容は合っていますが、Tシャツには適用されないのです。 ニット製衣類(Tシャツ、セーター等)では、1万円未満でも免税にはなりません。 また、ニット製衣類(Tシャツ、セーター等)では、一万円~十万円の範囲の簡易課税も適用されません。 Tシャツでは、金額に関わらず、実行関税表の関税がかかります。 >また、その合計金額というのは送料や手数料を除いた金額なのか、含めた金額なのかも教えて頂きたいです。 「一万円~十万円の範囲の簡易課税が適用される場合についてのみ、個人輸入の場合は、海外小売金額の60%に課税される」ことになっているので、簡易課税では送料や手数料は含めませんが、Tシャツの場合は簡易課税は適用されませんので、普通に計算します。 つまり「商品代金+送料+手数料+保険料」の合計に対して、税率表の関税がかかります。 そして、関税を含めた総合計金額に対して、更に5%の消費税が加算されます(税金に税金がかかるという酷い話なのだけど、そう決まっているから仕方が無い) >それと、購入の際はクレジットカードですが、請求は自動的に円に直されて請求が来ますか? カード提携店は、売上を現地通貨で売り上げて、カード会社に送信します。 カード会社は、受け取った金額を日本円に換算して、利用者に請求します。換算時のレートは「カード提携店から、カード会社に、データが送られた時点の為替レート」になります。 従って、提携店が「月に3回、まとめてデータを送っている」など、データを送るのにタイムラグがあるので、購入日のレートとは異なるレートで計算されます。 また、海外利用の場合、カード会社ごとに決まっている海外利用手数料(VISA/MASTERは1.63%、JCBは1.6%)が加算されてレート計算されます。 >また、初めて海外ショップを利用するので注意点などあれば教えて頂けると助かります。 買う物がTシャツでなければ「一万円未満なら無税」とか「1~10万円なら簡易課税で税金かかるのは60%」とか、優遇があったのですが、Tシャツの場合は優遇が無いので、どんだけ買っても税率は同じです。 関税は気にせず、送料や手数料を抑える為「できるだけ1回の注文で済ませて、送料手数料を1回分で済ます」のがベストです。 海外輸入では、関税よりも送料の方が高くなるので、下手に「1万円未満になるように小分けして注文」したりすると、注文ごとに関税よりも高い送料がかかって、損してしまいます。 例えば、航空便貨物でアメリカ発だと$120くらいになります。送料が安いのでも$20~$30は取られます。 例えば、「1万円未満を2回注文」だと、無税になっても、送料が倍になります。$20の倍なら1700円前後増えます。 これを1回にまとめて「2万円を1回注文」なら、関税を払ったとしても、それ以上に送料が安くなるので、トータルでお得です。 このように、海外オンラインで買う場合は「できるだけ1回でまとめて送ってもらえるように注文する」のがコツです。 なので、関税は「ほとんど気にしなくて良い」です。関税を気にするより、送料の方を気にして下さい。 関税を気にしてしまって「$100の物を買うのに$120の送料を払う」なんて、馬鹿臭いと思うでしょう? そういう訳で「関税は気にしなくて良い。かかる物はかかるし、かからないものはかからない。それよりも送料を如何に安くするか考えるべき」というのが、この質問への回答になります。
補足
さっそく回答を頂き、ありがとうございます! とても分かりやすい回答で非常に助かりました(^O^) 教えて頂いた通り、まとめ買いをしようと思います! すみません、回答の中に保険とありますが、買い物の 際、とくに何もなければ気にしなくていいのでしょうか? また、関税の計算の仕方ですが、例えば合計が2万円の場合 20000×0.6=12000で12000×0.15=1800円が関税で計算はあっておりますか? 質問ばかりですみません。
お礼
丁寧にありがとうございます。 やはりお金がかかりそうですね。日本の値段で買うかもう少し検討してみます。 本当にどうもありがとうございました!