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東京都庁の電力を中部電力から買うとは?
お世話になります。 東京都が東京電力の電気料金値上げに反発して、都庁の電力を中部電力から買うと言っているそうですが、東京都のど真ん中の都庁にどういうしくみで中部電力から電気を供給するのでしょうか? そして、それは、今回、東京電力が値上げしようとしている料金より、どれくらい安くなるのでしょうか?
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東京電力の送電線と中部電力の送電線はつながっています。 東京都庁に電気を実際に供給するのは東京電力ですが、 東京電力と中部電力では電気の周波数が違うので、 周波数変換所(FC)と呼ばれる設備を経由して、 中部電力側から東京電力側に「東京都庁で使う分の電気」を送ります。 結果的に「中部電力から買う」形になるわけです。 東京電力の値上げ後料金との比較ですが、 現状では東京電力と中部電力の電気料金にはそれほど差がありません。 東京電力は約17%値上げしようとしているので、単純にその分が安くなります。 正確に説明しようとするともっとややこしくなってしまうんですが、 まあ↑のような感じで大丈夫かと。
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- misawajp
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>中部電力が東京電力に供給する電力量は、毎月(?)都庁がどれくらいの電力を使ったか締めた時点で、翌月にその分を送電するようなことになるんでしょうか? そんな悠長なことは許されませんリアルタイムです、最大限猶予しても十分です、その時間内に送電されなければ、需要家への供給を停止します(現実的には都庁に需要家に送電する分以外に東電が購入する分もありますから、都庁程度の電力が不足したとしても購入分を減らすだけでしょうが) また 中部電力他が値上げ申請するのは時間の問題です 原発が稼動しなければ、暴騰している化石燃料の使用を増やさなければなりませんから
- bukebuke
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西日本の安定供給するためとの理由で断られたそうですよ
>中部電力が東京電力に供給する電力量は、毎月(?)都庁がどれくらいの電力を使ったか締めた時点で、翌月にその分を送電するようなことになるんでしょうか? ではなくて、前もって「使うであろう量」を想定して、 それだけの電気を供給してもらう契約を電力会社(東京都庁の場合は東京電力)と結んでいるんです。 都庁もそうですが、これ以外にも大量に電気を使う事業所(大口需要家、と呼んでいます)は、 すべての事業所が地域の電力会社と契約を結んでいるんですよ。
中部電力がいくらで売るかによります。 周波数変換も必要ですし、東京電力の送配電網を借りなければ送れないので、託送料金もかかります。 中部電力と東京電力の電力料金がいまのところあまり変わらないとすると、上記のコストが値上げ分より安ければお徳ということになります。 ただ、東京電力以外の電力会社も、原発を止めさせられているわけで、コスト高でCO2排出も相当な火力発電に頼らざるを得ないため値上げはあるでしょう。 コストよりも「『悪者』東京電力を許すな!」というパフォーマンスの毛色が強いのではないか? というのが、個人的感想です。
お礼
ご回答ありがとうございます。 つまりこういう理解でいいんでしょうか? 1)中部電力は都庁が使うだけの分の電力を周波数変換所を通して、東京電力へ供給する。 2)東京電力としては、今までどおり、東京電力の送電網を使って、都庁に電力を供給する。ハード的には、なにも変わらない。ただ、結果的に都庁に供給する分の電力を中部電力からもらった形になる。 3)中部電力は、東京都に対して、電気料金を請求する。それには、周波数変換や東京電力の送電網のレンタル料(?)などが含まれる。なので、現行料金よりはその分高くなるが、それでも東京電力の17%値上げ分よりは安い。 ここで、中部電力が東京電力に供給する電力量は、毎月(?)都庁がどれくらいの電力を使ったか締めた時点で、翌月にその分を送電するようなことになるんでしょうか?