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酸化還元滴定 考察について

シュウ酸水溶液の標準溶液を用いて、濃度の分からない過マンガン酸カリウム水溶液の濃度を求める実験をしました。 シュウ酸の濃度は0.05mol/Lです。 シュウ酸10mLをコニカルビーカーに入れ、希硫酸(5滴)を入れ、過マンガン酸カリウム(4滴)を入れ湯煎し、色が消えるまで湯煎する、という方法です。 色が消えなくなった時の過マンガン酸カリウムの目盛りを読みとったのが6.3mL(平均)でした。 ここで過マンガンカリウム水溶液の濃度はどのように求めたら良いですか?? あと、3回記録を取ったのですが、結果に誤差が生じたのは何故ですか? また、シュウ酸を入れたコニカルビーカーに過マンガン酸カリウムを滴下し、溶液の色が消えるまで温めたのですが、ここで何故温める必要があるのでしょうか? できれば、なるべく早くお答え頂くとありがたいです。 多くの質問ですみませんが、よろしくお願いします!

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  • gohtraw
  • ベストアンサー率54% (1630/2965)
回答No.1

まず、反応式を書きましょう。そうすれば、シュウ酸と過マンガン酸カリウムがどういうモル比で反応するか判るはずです。 シュウ酸の濃度は0.05mol/Lなので、この溶液10mlに含まれるシュウ酸は 0.05*10/1000=0.0005 モル です。これに、上記のモル比をかければ、0.0005モルのシュウ酸と過不足なく反応する過マンガン酸カリウムのモル数が判るはずです。この値をnとします。 加えた過マンガン酸カリウム溶液の体積をv(L)とすると、その濃度は n/v で求めることができます。 加温するのは反応を促進するため&完結させるためです。時間がかかると色々な外乱が入って精度が落ちてしまうのと、そもそも反応が完結しないと精度ある滴定などできないためです。 誤差の要因は色々ありますが、 ・シュウ酸水溶液を10mlはかり取るときの誤差 ・滴定時のkMnO4の使用量の読み取り誤差 ・色が消えなくなった時には実は過剰にKMnO4が入っているわけで、どの程度過剰かはその時によってまちまちになること ・実験に使った器具が汚れていて、汚れに起因してシュウ酸やKMnO4が消費された ・実験の途中で酸化性、あるいは還元性の物質が外部から混入した ・じつは反応が完結していなかった ・実験途中で少しこぼしてしまった ・シュウ酸やKMnO4の溶液が実は均一に混じっておらず、濃い部分や薄い部分があった てなところでしょうか。

maccha530
質問者

お礼

なるほど! 誤差の要因をたくさん書いて頂き助かりました。 詳しく、丁寧な回答ありがとうございます。 おかげでレポートが書けそうです。

その他の回答 (1)

  • malaytrace
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回答No.2

「結果の誤差」は3回のばらつきということでしょうか? それなら操作に起因するものでしょう。ビュレット等の器具の操作に馴れれば少量のコントロールができ、小さくできます。あと回数を増やすことですね。 そうではなくて、何らかの原因のある誤差ということならば、 No.1の方が書かれていることの他に、「水」が考えられます。イオン交換水ならば水中の非イオン性有機化合物の存在が原因としてあり得ます。 どこまで本当かは知りませんが、極めて清浄な井戸水等のCODを測定すると「負の値が出ることがある」と聞いたことがあります。

maccha530
質問者

お礼

結果の誤差は3回のばらつき、という意味でした;; わかりにくくてすいません。 No.1の方の要因意外のことも教えてくださりありがとうございました。 参考にさせて頂きます。

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