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食物繊維の栄養吸収阻害率

こんにちは 趣味で筋トレしている、30代、女性です。 最近漫然と多めの重量で筋トレしていてもいかん、と思い、 トレーナーについてもらって、フィットネス競技を目指して 本格的なウェイトトレーニングを始めました。 そこで、栄養の勉強をされた方、もしくは、現在そのような仕事についてらっしゃる方 にお伺いしたいことがあります。 トレーナーとのカウンセリングの時に、 「お米が苦手で、炭水化物にはイモ(主にサツマイモ)をとっています」 と言ったら、 「イモは食物繊維が多いから、タンパク質の吸収を阻害するのでおすすめではないです。 やはり、体重をコントロールしやすいのはお米(玄米)ですよ」 と言われました。 食物繊維が脂質の吸収を妨げるというのは知っていましたが、「タンパク質もなんだ!」 (ビタミン、ミネラルなどの吸収を阻害、糖の吸収を穏やかにすることは知っていました) と、目から鱗がボロボロボロボロ。 かといって、お芋は大好きだし、お米は苦手だし・・・(嫌いじゃないんですが) そこで、食物繊維の栄養吸収阻害率が知りたいと思い、いろいろ調べてみたのですが、 「阻害する」以上のことは全く見つかりませんでした。 知っていらっしゃる方がおいででしたら、是非教えてください。 タンパク質だけでも結構です。 よろしくお願いしますっ

みんなの回答

  • kentaulus
  • ベストアンサー率60% (1064/1746)
回答No.1

こんにちは、栄養士です。 えーと、「阻害」という表現は正しくありません。 正確には、「吸収を邪魔する」というか、 「体内に吸収される前に、食物繊維が栄養素を取り込む」というか。 ですので、アミノ酸(蛋白質)、脂質、糖質、ミネラル、ビタミンの 五大栄養素すべてについて吸収を阻害しています。 食物繊維には水溶性と不溶性の2種類あります。 水溶性は消化物をベールのように包み込み、栄養素の吸収を妨害します。 (吸収を遅らせます) でも、大腸で水分を吸収される時に、同時に栄養素も吸収されます。 不溶性は繊維の中の小さな穴に、栄養素を取り込む(吸着する)のです。 で、結果的には栄養吸収を阻害しているのです。 (ですが、穴の表面積にも限りがあるので、すべての栄養を吸着できません。) 特に脂質と脂溶性ビタミンは粘着性が高く、食物繊維に多く吸着されますが、 粘着性の無い水溶性の栄養素(アミノ酸、糖質、水溶性ビタミン、ミネラル)は、 ほとんど体内に吸収されてしまいます。 ですので、阻害される量以上の栄養素を食べれば良いわけでして、 サツマイモを食べても、アミノ酸の吸収が100%阻害されることは有りません。^^ せいぜい、10%前後の阻害率ですから。 肉や魚を全く食べない菜食主義者でも、健康な人はたくさんいますしね。 仏教の修行僧とか。 草食動物だって、ちゃんと大人に成長していますしね。 トレーナーさんは、 プロテインを取る時は、食物繊維の多い食品と一緒に取らない方が良い   ↑ ↑ この情報は正しい ↑ ↑  という情報を少し誤解して覚えているのかもしれませんね。 それぞれの食材の正確な栄養吸収阻害率は知りません。 ごめんなさい。

nazuku
質問者

お礼

おおお、わかりやすいです。 なるほど。 じゃあ、大好きなお芋さん達とは今まで通りのおつきあいができそうですねっ☆ よかったですぅ~♪ ありがとうございます。安心しました!