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建築の見積書作成方法とは?友達の工務店での赤字問題について
- 友達が工務店経営で赤字問題が続いています。工事を請け負う際に、施主の予算に合わせた見積書を作成しているが、赤字が続き負債が800万円以上になっています。
- 友達は大工職人であり、施主から直接請け負った工事の見積もり方法を知らない可能性もあります。見積もり方法を教えてほしいとのことです。
- 通常、見積もりは工事着工前に各業者に現場を見てもらい、業者の見積もりを取って自分の利益を足したものを施主に提示します。友達の場合はこの方法を知らないようです。
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質問者が選んだベストアンサー
大阪で街の工務店をしています。 初めてからかれこれ17年目になります。 ○普通、見積もりと言うのは、工事着工前に各業者(電気屋さんとか塗装屋さんなど)に現場を見てもらい、業者の見積もりを取って、自分の利益を足した見積書を施主さんに提示するのだと思うのですが、そうではないのでしょうか?○ いえそれはまったく違います。 そもそも建築の見積とは、『カン』 と 『経験』 と『臭い』 がすべてです。 最初に、予算をお聞きした時点で、出来るか出来ないかを即時判断して、お客様に受け答えしないといけません。 そこで出てくる答えは、 (1) 十分に出来る(もちろん利益が残る) (2) なんとか出来るだろう(頑張れば利益も出るかな?) (3) まあ やって出来ないことは無いと思うが、ちょいと厳しいかな? (4) まず、出来ない(赤字になる) (5) 絶対に無理 この5つの中のどれかに当てはまります。 これを、お客様のお話や、内容、や態度(姿勢)などから総合的に判断しないといけません。 特に、(3)の場合などには、どこまでお客様が譲歩していただけるか、若しくは有る程度の予算の上乗せは可能かどうか? を、お客様の態度や話し方などから読み取らなければいけません。 これが出来るかどうかで、商売として、成功出来るか、失敗するかの境が出来ます。 例えば、お客様からの問い合わせを頂くと、 最初にお話をお聞きするのに訪問しますよね。 次に 内容によってどの業種の仕事がどれだけ必要かを判断しますね。 そこで、 必要な業者を連れて、再度お客様のお宅に訪問は出来ません(当然業者にも都合もありますし) また、 その時の来れなかった業者を連れて再度訪問出来ますか?? そのあと、業者さんから見積もりを出して貰って、それをまとめて見積書を作って、お客様に届けたとします。 もし、お客様から、変更を依頼されたらどうしますか?? また、業者をあつめ直すのですか??? そんなことをしていたら、時間も掛りますし、お客様も何回も来られて、家じゅうを見られたらかなり嫌だと思いませんか? 1件の見積もりに、どれだけの日数と手間をかけるつもりですか?? 最初にお客様の所にお聞きに行く時に、オープニングが始まっています。 次に、見積書を持って行く時が、アクションであり、通常はこれでクロージングして帰って来なければいけません。 つまり2回の訪問ですべてです、 3度目にお客様に合う時は、ご契約を頂ける時だとお考え下さい。 お仕事を見ることも大切なことです、がそれよりもお客様を見ることはもーーーっと大切なことですよ。
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- 2009ken
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自分で施工できない部分まで請け負ったり、管理するとなれば、まず、施主の要望を聞きます。 で、その要望に沿って、各業者に見積もりを取ります。 自身で施工する分にも、必要な材料、数量、手間を選定し、それを材料屋に見積もりとり、それらを全て利益分を乗っけて見積書化して、お客に提出します。 まあ、予算は最初から聞いててもいいけど、結局は、「あなたの要望を全部数字にしたらこうなりました。内容はそのままで金額だけもう少し勉強しますか?」とするか「予算に合わなければ内容をこう変更したらどうですか?」と言う交渉に入ります。 つまり、知識、予測、交渉力・・・ついでに常識も含めて、その業務を行うべき人ではないのでしょう、その方は。 いくら見積もってても、現場で状況が変わることは常。そういう場合は瀬栄するであろう追加料金も、どのタイミングで、どのような言い方で交渉するか・・・それができないと、結局それをその人がかぶることになります。つまり、管理できないので、当初見積もりをいくらきっちりしても、結局赤字になりそうです。 やぱり、どっかの下請けになって、職人として仕事するほうが見のためでしょう。ただ、それでも、元請に追加請求できなさそうですから、儲からないと思いますけどね。
- sirousagi1
- ベストアンサー率35% (730/2058)
この人は趣味で仕事を請け負っているんですか? 経営の観点からいうと、下請けへの支払いだけで「赤字」と嘆くだけでは済まないのが経営でして、販売管理費や、まして税金は待った無しです。つまり支払い額が孕んでいきます。 個人事業で毎回の赤字の累積が800万円は辛いものがると思います。 今後、利益を出して帳簿上の累積赤字を少しづつでも減らしていく努力は容易ではありません。 赤字を背負い込みながらでも見積りと工事を経験してきたのですから、どうしたらよいかぐらいは大方わかってきているんじゃないでしょうか。 それを踏まえて、 見積りに際しての現調は、場合によっては2~3回足を運ぶことも必要で、見積り落ちが無いようにしたいものです。それでも、ちょっとした営繕ではなく改修工事といったものとなると想定しきれなかった隠れたものが出てくる事もあります。有る程度の額をふかして見積もることは不可欠です。 そこで、何事も無く凌げればふかした額を利益とするか施主へお返しするかは個々の判断です。 準備費と仮設費 下請け見積り額について3~10%の上乗せ(予見の難しいところでは+αが必要) 自分の手間 機械器具損料 諸経費は全体金額の10~11%(出た端数は値引きができる) 消費税 上記を通常に概ねの見積もり構成とするならば、それなりに粗利はとれると思います。 下請けへの支払いは、取極め金額以外の面倒を見ちゃっていると痛い目に遭います。 「決めた金額の中でやってくれ」と言うのが手段です。 また、大手リフォーム屋は、4割以上の粗利を確保しようとします。それに比べたら粗利益の確保は過度ではないので遠慮はいらないと思います。
- 8549
- ベストアンサー率42% (84/198)
以前にも似た質問を見た気がしますが、再投稿ですか? それに、確か以前の投稿者も「友達が・・・」という文章でしたが 本当に友達なのかな?って思います。 友達なら友達でもいいけど、友達からアドバイスして その当人さんは、きちんと改心できるのかしら?と疑問に思います。 改心できるような人であれば、最初に友達が 「それって、ちょっと変じゃない?」って言った時点で 何かしら改善策なりご自身で見積について勉強してみたりするかと思うからです。 前おきは、さておいて。 「お客さんの予算に応じての見積を作製」っていう件。 当然、お客さんの要望に応えることは当たり前ですけど お客さんの予算に合わせると、たいていは赤字です。 もしくは、最低ラインの工事です。 「やって出来ないことはない。でも・・・」って感じ。 実際、「え~~~、大工さんや職人さんて、こんなに高い手間賃なの? ずいぶん高給取りなのねぇ」っていうお客さんいます。 でもね、ハッキリ言って「技術を持っている」わけですよ。 その技術だって、2日や3日で取得できるものじゃありません。 何十年もかけて手にした財産なんです。 「たかだか1時間程度で、こんなに取るの?」って人も いますが、「ご自分で出来ないから頼んだんでしょ? 普通の人では出来ないんですよ。専用の道具だって必要なんです。 この料金だって、ほとんど利益は乗せてないくらいですから」って 言いたくなりますけどねぇ・・・心の中で叫んでいるのみです(笑) なんだか、話が脱線してばかりですが 要は、お客さんに合わせる見積も大事ですが 「せっかく工事をするなら、このくらい出して しっかりと、きちんとしたほうがいいですよ」っていう提案を するのも必要ですよ。 お客さんが自分の予算で出来た場合、確かにそのときは満足でしょうけど のちのち、使い勝手が悪かったり、耐久性が悪かったりの 「安かろう・悪かろう」では、次に繋がりません。 悪い評判が広まるのも早いです。 「あそこの工務店に頼んだんだけど、ひどいのよぉ・・・」って あることないこと、かなり膨張されて噂話は広まります。 それでいて、その原因は自分の予算が原因ではなく 職人の技術が悪いとか、なぜプロなのに提案しないのか、と 言う始末なんですよねぇ(笑) 他の方の回答にもありますが「ちょっと予算オーバーしたけど あのとき、きちんとしておいて良かった。 また、次も安心して任せよう」っていう職人・工務店にならないと 生き残れないと思います。 技術が必要なのはもちろんですが 話術も必要。 説得力も必要。 信用も必要。 建築業界ばかりでなく、どの仕事もそうでしょうけど むずかしいんですよね。お金をもらうってこと。 職人から工務店開業の人、けっこういますけど 始めから利益がどんどん出ることなんてないです。 2~3年は、赤字続きってことも当然です。 その赤字の分は、勉強代とか、広告宣伝費だと思うことも大切だと思います。 利益ばかり出して、カネ・カネ・カネと汚い心でいるよりは ギリギリの経営だったり、多少の赤字でも、人との繋がりや信頼、満足感で 充実した心で仕事をしているほうが良いと思いますけどね。 まぁ、人生、キレイゴトばかりでは済まされませんが・・・ クチで教えるよりは、カラダで覚えた方がいいです。 どうせ、一回(一年ってことかな?)、200~300万円の赤字であるなら たとえ一年でも、工務店にアルバイトでもいって 経営の仕組みを学んだほうがいいと思います。
- odasaga09
- ベストアンサー率28% (94/330)
経営と職人技能とは全く別物。 職人に向いている人は職人専業専心していれば赤字にならないでしょう。 経営一人前になる前に負債で首が回らなくなっちゃう前に、請負に向かない自分を悟りきるのも必要では? 他業種は紹介にとどめ、自分の仕事を手間受けにしてもらった経営ではるかに成り立っている技能者をたくさん見ています。 だいたい真面目な誠実な人ほど儲からないのですよ、この業種。 たんまり稼いでいる人は、(全部とは言いませんがm(__)m)だいたいあくどいことやってる人ですよ(爆^^ m(__)m
- pixis
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まずは、下記の回答から >普通、見積もりと言うのは、工事着工前に各業者(電気屋さんとか塗装屋さんなど)に >現場を見てもらい、業者の見積もりを取って、自分の利益を足した見積書を施主さんに >提示するのだと思うのですが、そうではないのでしょうか? はい、そのとおりです。 実は、見積もりにはかなりの熟練が必要です。 正確に出すには簡単なのですが、施主さんはすぐに知りたがります。 ここが問題。 施主さんはざっといくらくらいになる?ということを聴いた上で 工事するかしないかを決めたり、他の業者に聞いてみるか、と思ったりするので パッと見てその場でだいたいのところを判断しなければなりません。 これが怖い! 高すぎれば他の業者に言ってしまったり、安ければ頼まれるけど 後日正確な見積もりを出した次点で、話が違う!とかいわれかねません。 これには経験が必要ですので、その方も続けていればだいたいのところはわかるようになるでしょう。 さて、このかたは、先に予算を聞いていますので その範囲で見積もることになります。 これの少々経験が必要ですが、まず、そのこうじがどのくらいの期間で終了するかを 見当つけます。これは手間賃を出すためです。 2ニンクで10日間となれば20ニンクですから 今大工の手間賃はだいたい22000円くらいでしょうね。 20日×22000円で44万円ということになります。 これはガチガチ、きっちきっちの見積もりですからこれに1.5掛けで余裕を見ておきます。 すると約70万。 手間賃を70万ほど見ます。 てまが70万だったら、経費として20万くらいまでは見てもいいでしょう。 各下請けの手配や、材料を仕入れる手間、こういったものも手間暇かかるわけですから これも乗せます。 よく経費なんてかからないじゃん! という人がいますが 「だったら、材料から下請けまで全部施主さんのほうで手配してくださいよ」 と言ってやりましょう。 誰がやるの?ですよね。 ですからこれも見積もりに入れます。 そこから、材料代(忘れていけないのは接着剤、釘、鋸刃、捨て打ち材代、なども細かく見積もります) 左官屋、電気屋、水道屋、ガラス屋、畳屋、建具屋、それから廃棄処分代、などなど協力業者と実際かかる費用を見積もります。 それぞれに儲けたい割合をかけます。 手間賃のほかにです。 1.3~1.4掛けにしておけば間違いないでしょう。 これを先ほどの手間賃と経費に乗せてお客さんに出す見積もりにします。 上限が決まっているのですからそれで出っ張るようなら それぞれを少しずつ内容を落とします。 まず、どうしたいのか施主に聞くことです。聞いてからなるべく施主の意向に沿って 図面や材料・部材一覧を作り説明しますが、予算内であれば平均化しているはずです。 どういうことかというと、 お風呂はこのグレード、そのグレードにあわせたグレードの電気、水道蛇口、などなどです。 どれもそこそこのものを使うということになります。 しかし!施主さんは、蛇口はもっといいのがないのか?と聞いてきたりします。 その時にはそれをすると予算内であればこっちのグレードが下がります。 あるいは見積もり以上になりますから追加料金が発生します。という説明は必ず必要です。 どれもそうです。 まずは全部でいくら、の予算にあったグレードのモノを平均化して見積もりますが 施主さんの「思い入れ」というのがあって必ず、ここはこうしてくれ、ここの部材は こういうのを使ってくれ、ということがしばしば起こります。 その時、部材だけの見積もりをあげるだけでは足りません。 それを取り付けたり、引き取りに行ったりする手間を見なければなりません。 たとえば、白木でのままで最初は見積もったのにやはりウレタン塗ってくれ! となった場合、塗料代だけを見積もったのでは足りません。 それを塗る手間賃まで上乗せしないといけません。 あーでもない、こーでもない、と工事途中で始まりますので 都度、これだけ出っ張りますよ!ということを説明しないといけません。 施主さんは手間賃までは見積もりに含まれてると思ってしまうので たとえば、やはりここはフローリングではなくてタイルにしてくれ、 となった場合は部材の差額だけでなく、大工がやるフローリングと 左官屋がやるタイル貼りでは日数もニンクも違いますから そこも説明しておきます。 なので、よく言う「最初の見積もりではすまないぜ」となってしまうのです。 1千万でいいといったのに1千2百万かかっちゃったよ。 とよく言うユーザーがいますが、決して工事業者が嘘を言ったわけでなく 施主が勝手にあーせいこーせい言うから増えてしまうのです。 でもユーザーは見積もりより高かったと思ってしまいます。 ここをうまく避けなければなりません。 ですので最初からある程度高めの見積もりをしておくことが大事です。 しかし、出来上がったものが自分が儲けようと思っていた以上の儲けがあった場合には 見積額から引いてあげて、安く上がったなぁ・・という印象を与えておきましょう。 覚悟した見積額より安くできると施主は喜びます。紹介もしてくれるかもしれません。 ですので見積もりに入れるものを 最初から一覧表にしておいて そこに金額を入れるようにすれば忘れることもなく正しい見積もりが出せると思います。 もし必要なければそこに数字をいれなければいいのですから。 最後に一つだけアドバイスします。 見積もり出して、高いの安いのいう客はこっちから願い下げでぇい! で切っちゃった方がいいです。 その代わり、腕を磨いて下さい。 あいつのところは高いかもしれないけど、材料もいいものを使うし、仕事も速い、 何よりも腕がいい!となれば多少高くたって客はいくらでもいます。 安く仕上げて、雨漏りするよ、窓の水滴がはけないよ、で呼び出されるより (その時は只働きになってしまいます) 「お客さん、ここはお金かかるけど、こうしましょうよ!」と 棟梁が自ら薦めるということも必要になります。 また、棟梁の「誇り」を持っていて、 それは勘弁してくださいよ!そんな窓を付けたら俺がなんていわれるかわからない。 あの棟梁、どっかの余った部材を使ってんじゃねーのか?といわれてしまうので ここは高いけどこの部材使わせてくださいよ! あるいは、 そんな作りをする家なんてないですよ。それやると生活する上で こういうことになっちゃいますよ!ときちんと説明できる ような大工なら私は工事を発注します。 むしろ、素人のこちらの希望を全部やってしまうほうが信用できません。 うちでこんなことがありました。 床暖房、床に段差ができるのでできるだけ薄いものを貼ってくれ! と注文をつけたところ、 旦那さん、それはやめておいたほうがいい、2mmというのがあるけど 薄いのはかぁっとあったまってイラっと来るよ、調節もほとんどきかねーし。 電気代も食う、段差を解消する方法を考えてしくから エコキュートのいいものを使わせてくれ!と言ってきました。 で、それってどのくらい出っ張るのよ?と聞いたところ まず、器具でだいぶ違いますねねぇ、 それから段差の解消に部材が必要でしょ、 そのニンク入れると結構いっちゃいますね。 だけどやらせて下さいよぉ。 あとで、「取り替えてくれ」じゃその3倍かかっちゃいますよ。 おし、わかった、じゃ、それにしてみてくれ。 で、やってもらったら、そりゃもう快適! 薄いのを貼った友人宅にもいってみましたが やはりエコキュートにしておいてよかった! でした。 こういう親方になれれば客は絶えません。 実際、その親方は1年先まで仕事入ってます。
- mukaiyama
- ベストアンサー率47% (10402/21783)
>着工前に各業者(電気屋さんとか塗装屋さんなど)に現場を見てもらい、業者の見積もりを取って、自分の利益を足した… それが正論です。 >工事を請け負う際に、施主さんの予算を聞き、予算の合わせた見積書を作成… その方法もあります。 その場合は、例えば左官屋には 50万、電気屋には60万でやれなどと指示します。 その金額で受ける下請けがあれば、元請けとして赤字になることはないはずです。 しかし現実には、開業したての工務店のいうとおりに安請け合いする業者がそれほど多くいるとは考えられません。 50万などでできない、70万ほしいとなるから、元請けが赤字になるのです。 要は、いつでも無理を聞いてくれる下請け業者を抱えられるかどうかが、工務店経営の鍵なのです。
補足
回答ありがとうございます。 施主さんの予算が、実際の工事金額よりあまりにも掛け離れている場合は、施主さんにお断りするすかないですよね? 友達は業者さんに、日当で支払っているようなんです。それっと、おかしいですよね?