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エステルの加水分解の問題です。
分子式C4H8O2で表されるエステルを加水分解したところ次のような結果が得られました。 1)加水分解により酸性物質Aと中性物質Bがえられた。 2)Aは銀鏡反応を示した。 3)Bを酸化して得られる化合物は銀鏡反応を示さなかった。 A、Bそれぞれの名称を答えよ。 この問題がどうしても分かりません。 回答お願いします。
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エステル R1-COO-R2 とは、カルボン酸 R1-COOHと アルコール R2-OHが縮合したものでうs。 1)加水分解により酸性物質Aと中性物質Bがえられた。 A=R1-COOH B=R2-OH 2)Aは銀鏡反応を示した。 カルボン酸で銀鏡反応をするのはギ酸だけです。 ギ酸はカルボキシ基とアルデヒド基の両方を持ちます。 A=H-COOH(ギ酸) 3)Bを酸化して得られる化合物は銀鏡反応を示さなかった。 従って、Bのアルコールは炭素数3のプロパノールです。 1-プロパノールは酸化するとアルデヒドになり、銀鏡反応を示します。 2-プロパノールはケトンになり銀鏡反応を示しません。 B=CH3CH(OH)CH3(2-プロパノール)
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- DJ-Potato
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炭素数1のカルボン酸 ギ酸 炭素数1のアルコール メタノール 炭素数2のカルボン酸 酢酸 炭素数2のアルコール エタノール 炭素数3のカルボン酸 プロピオン酸 炭素数3のアルコール プロパノール 炭素数4のカルボン酸 酪酸 炭素数4のアルコール ブタノール 炭素数4のエステルを加水分解したので、 炭素数1のカルボン酸と炭素数3のアルコール 炭素数2のカルボン酸と炭素数2のアルコール 炭素数3のカルボン酸と炭素数1のアルコール のどれかが出来たことになります。 銀鏡反応はアルデヒド基(-CO-H)があると起こる反応です。 カルボン酸とアルデヒドは基本的に別物ですが、 ギ酸は H-CO-O-H なので、右から見るとカルボキシル基、左から見るとアルデヒド基です。 正解としては、A ギ酸と B プロパノールだと思います。
補足
違ってました・・・泣
- NiPdPt
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エステルを加水分解するとカルボン酸とアルコールが生じます。前者が酸性なのでA、後者が中性なのでB。 銀鏡反応を起こすカルボン酸はギ酸(HCOOH)のみ。これは受験生は常識として覚えておくべきことです。 元の分子式から考えればアルコールの炭素数は3なので、CH3CH2CH2OHかCH3CH(OH)CH3。後者を酸化するとケトン(アセトン)になるので銀鏡反応はこさない。前者は条件によってはアルデヒドとなり、銀鏡反応を示す。 まあ、かなり基本的と言える問題です。
補足
では、名称は A:カルボン酸 B:アルコール ということですか? ちんぷんかんぷんなので すいません・・・
お礼
ありがとうございます!!!!!