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製造業の工程不良削減について
- 製造業の工程不良削減方法を教えてください。現在、部品の間違いや忘れなどのヒューマンエラーによる不良数の削減に取り組んでいます。
- 朝礼や不良の現物の確認などを通じて注意を促していますが、より効果的な方法を知りたいです。
- 作業方法の見直しに取り組んでいますが、部品の配置や手の持ち方などを工夫する方法があれば教えてください。
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質問者が選んだベストアンサー
私も製造業に携わっていますので、同様の問題を抱えています。 私自身も、ポカミスを犯したことがあります。 質問者の方の職場では「QCサークル活動」は、実施されていますか。 これは、大半の製造業で実施されている活動です。 どのような製品を製造されているかによって、異なると思いますが、もし、流れ作業、ライン作業の場合、製造工程ごとに、その工程の作業に携わるメンバーの方で、サークルを作り、小集団活動を行うというののです。 そのサークルで、目標を設定し、たとえば、今年4月から活動をスタートするとすれば、現在、どのくらいの割合で、ポカミスが発生しているのかを把握し、6月までに、ポカミスを現在の半分に減らす、9月には、完全にゼロにする。といった目標です。 そして、たとえば、各メンバーに、「ポカミスの原因を、最低5項目くらいずつ、挙げてみるように」といった指示を出し、それを会合で話し合って、「なぜそのようなミスを犯しやすいのか」「そのようなミスを無くすには、どうすることが必要か」などの、討議を行い、改善策を提案、実行していくというものです。 これは、私が実際に経験した一例ですが、質問者の方とは、扱っている製品が異なると思いますので、参考になるかどうかはわかりませんが、ある製品の製造で、リード線を逆方向に付けてしまうというポカミスで、リーダーの方は激怒され、自分で、逆方向につけた製品を直す(やり直しは、なんとか可能な製品です)ように命じられました。 このようなミスを犯してしまった原因を、自分なりに考えてみましたが、以前は、その日の生産計画、すなわち、こんな品種を、これだけの数を生産する(多品種少量生産のため、品種はかなり多く、多いときは30品種を超えます)ということを、現場のホワイトボードに、自分で記入していたのを、ついおっくうになり、印刷された生産計画を、ボードに貼り付けるだけにしたこどが、原因の一つと考えました。 自分で計画を記入することにより、その日の作業内容、作業上の注意点が把握できたのですが、それをしなくなり、作業内容を把握できないまま、作業を行うと、ポカミスも発生しやすいということです。 ポカミスを無くすには、まず、どのようなポカミスか、どんな状況で発生したのか、そのポカミスの発生要因として、どんなことが考えられるか、そして、二度とポカミスを犯さないようにするには、どのようにすればよいか、こうした点について、現場の作業者が中心となって、充分討議することが、重要と思います。 質問者の方は、作業方法の見直しを検討されているようですが、それも一つの方法と思います。
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- cumulus884
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これが日本の工場であるとしたら、組立現場の人達とジグ担当、設計担当も含めて、なぜそういうミスが起こるのか、どうすれば解決できるのかを良く話あってください。 日本の現場は、自律的改善能力「現場力」があります。 中国の工場で、作業員がコロコロ頻繁に変わるようであれば単純化。一人はひとつの作業に集中するように。
お礼
ありがとうございます。 おっしゃるように単純作業させる方向も一つの手だと思います。
- tiltilmitil
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経験からいうと、根本的に方向間違えると組めない設計をしていない限りは必ず出ます。設計者は「組み立てが注意すれば」と気軽にいうけど無理。 少しでも減らすというなら、一人の人間に間違えやすい行程をやらせるなら、同時に他のことをやらせない。この部品入れてこちらの部品で押さえてネジ留めて、などとせず、部品入れるなら入れるだけで。
お礼
ありがとうございました。 私も設計変更などで解決できればよいと思ってます。
お礼
ありがとうございます。 当社にはQC活動が今のとこないため現場リーダーが作業開始時に発生した不良などを見せ説明するのですが、いかんせんみためが2mmくらい短いとか3mmくらいの部品を入れ忘れなどですから誰にでもおこりうる問題ですので悩んでました。 いろいろ参考になりました。 回答者様も頑張ってください。