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バイワイヤ接続について
スピーカー接続で、1台のパワーアンプで運用するバイワイヤリング接続というのは元々どこのメーカーが開発した技術なのですか?? それと、バイワイヤリング接続に対応したスピーカーはほとんどが2ウェイですが(高音用と低音用で)、3ウェイ等で、高音用と低音用の他に中音用の接続端子(3組の接続端子)を持ったスピーカーもあるのですか??
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バイワイヤリング法は東芝社が考案し1976年に実用新案として出願されました。1983年にこの実案は公告と成りましたので、確かこの時期の実用新案の権利期間は15年だと思いますので、1990年頃までは東芝社以外は自由に使えなかったと思います。これ以降は誰でも自由にこの技術を使えるので、現在ではバイワイヤリング対応の端子を持ったスピーカーシステムが増えました。因みに、東芝の実案中に”バイワイヤリング”という言葉は出てきませんので、後の何方かが名付けたものと思います。 上記の内容はMJ(無線と実験)誌の2010年11月号に「バイワイヤリングとスピーカーケーブル」という表題の技術報告が掲載されていますので、御参考にされては如何でしょうか。 バイワイヤリングの主目的は低音用のウーハーが振動して発する逆起電力の影響を高音用のスピーカーに与えないようにする為のものですので、3ウエイスピーカーシステムでも採用している製品は沢山有ります。3ウエイ夫々に接続端子を持ったスピーカーシステムも稀ですがあると思います。但し、この様なセットをお持ちの方は、バイアンプシステム等を組まれていらっしゃる方が使用しているケースが多いと思います(データーを持っているわけでは有りません)。2ウエイのスピーカーシステムにスーパーツイーターを追加して別配線にした場合もこの様な分類に成りましょう。
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- nijjin
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バイワイヤリング対応で3ウエイとなるとウーハーとミッドレンジ+ツイーターに分かれます。 ネットワークもウーハーとミッド+ツイーター、あるいはウーハーとツイーターとなっています。 ウ-ハーとそれ以外で分けています。 言い方を変えれば、低音と中高音(ロー・ハイ)で分けているということですね。 また、マルチアンプと違いバイワイヤリングでは基本的に同じアンプ2台(モノラルなら4台)でそれぞれ接続します。 アンプのA+B接続はパワーに余裕のあるアンプで1台で済ませれるようにしたものかA、Bがそれぞれ別の素子(アンプ)で増幅しているアンプです。 なので、出来れば同じアンプ2台でロー・ハイそれぞれ接続してやるのが一番です。
お礼
回答ありがとうございます。
- HAL2(@HALTWO)
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>1台のパワーアンプで運用するバイワイヤリング接続というのは元々どこのメーカーが開発した技術なのですか?? Bi-wiring という言葉を Audio に持ち込んだのはこの名前で 1976 年に特許を出願した Aurex (東芝) が最初ではないかと思います。 勿論 Bi-wiring という言葉そのものは工業分野では既に数多く用いられていました・・・例えば飛行機や自動車の Break など・・・。 >3ウェイ等で、高音用と低音用の他に中音用の接続端子(3組の接続端子)を持ったスピーカーもあるのですか?? 私は Biwiring に興味を魅かれなかった・・・と言うよりも眉唾的に見ていた(笑)・・・ことから調べたこともありませんし、調べる気も起きないのですが(汗)、当然あると思います。・・・ただし Bi-Wiring の 「Bi」 は Binaural と同様に「2 系統の」と言う意味ですので 3 Way ならば Tri-Wiring、それ以上ならば Multi-Wiring と言っているかも知れませんね。 Bi-wiring 及び Bi-Amp' の原理は下記参照 URL Page などにありますが、この考え方を受け入れるのであれば当然 3 Way、4 Way などの Multi-Way Speaker System も Multi-Wiring 化すべきものですので、日本国内では見ることのできない海外の Minor な Maker まで探せば必ずや出てくると思いますよ・・・出てこないようであれば Bi-Wiring 方式の Merit が疑われるでしょうから(笑)。 Speaker Unit (Woofer など) を指で押すとスッと戻ってきますが、Speaker は磁石と Coil で作られた Motor みたいなものですので動くと発電しますから、発生した電力は Network を通って他の Speaker Unit も微力ながらも (Network Filter で減衰されているので 100% の Poewr ではないのですが) 動かしてしまいます。 これを嫌って Network の Earth を独立させるのが Bi-Wiring の原理で、Speaker Unit と Amplifier の間を Crossover Network で分けずに Amplifier の前段階で Channel Divider を用いて分けることにより Multi-Amp 駆動するものが最も理想的な System になります。 私が眉唾的に見ていたという理由は「1 台の Amp と 1 組の Speaker 端子とを 2 組の Cable で結ぶといった誤解」や「2 台の Amp と 1 組の Speaker 端子とを 2 組の Cable で結ぶといった誤解」が横行したり Multi-Amp が最終解であるというのに Multi-Amp よりも Bi-Wiring の方が理想であるかのような解説が横行するのに眉を顰めたというのもありますし、1 % 以上の歪みを発生しながら 0W±1W で鳴っている Speaker Unit と 1 % 以上の歪みを発生しながら 2W±1W で鳴っている同じ耐入力 10W の Speaker Unit とでどれほどの音の違いが生じるものなのか想像できなかったというのもあります。
お礼
回答ありがとうございます。
- 10423163
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すいません回答No.1です。 誤り:KINN社 正解:LINN社 です。
- 10423163
- ベストアンサー率45% (219/477)
「スピーカー接続で、1台のパワーアンプで運用するバイワイヤリング接続というのは元々どこのメーカーが開発した技術なのですか」 これにつきましては、最初に提唱したのが誰、もしくはどのメーカーと言うのを聞いた事がありませんのでご容赦を。 しかし、かなり以前(私が見た事のある記事が1970年代)より、マルチ駆動といった鳴らし方があります。 これは、低音、中音、高音をチャンネルデバイダ-で分け、それぞれを別のパワーアンプで駆動するものです。 《チャンネルデバイダー例》 http://www.accuphase.co.jp/model/df-55.html 上記のマルチ駆動対応する為に、その当時からスピーカーに、低音、中音、高音と個別に接続できる端子を準備したものがありましたので、どなたかが、マルチ駆動はなんだけど(費用面でかなりの高額&難しい)別々に接続したらどうなんだろうと思ってチャレンジされた方がいたのが始まりではないかなあと個人的には思ってます。 「バイワイヤリング接続に対応したスピーカーはほとんどが2ウェイですが(高音用と低音用で)、3ウェイ等で、高音用と低音用の他に中音用の接続端子(3組の接続端子)を持ったスピーカーもあるのですか」 これは、KINN社のスピーカーに見られますね。 捜せばもっとあるのではないでしょうか? リンク先のMAJIK ISOBARIK製品で、拡大表示をしますとスピーカ-の裏側が見れます。 4ウェイ(ウーファー、スコーカー、トゥイター、スーパートゥイター)対応 クワッドワイヤー対応と書いてあります。 http://www.linn.jp/products/detail/speakers1.html#majik_isobarik
お礼
回答ありがとうございます。 マルチアンプ駆動というのはオーディオ専門誌で拝見した事あります。チャンネルデバイダーで分けて駆動したり、モノラルアンプで個々に駆動したりするのはオーディオシステムの最高峰というイメージが強いです。
お礼
ズバリ私が知りたかった回答です。ありがとうございました。MJ誌、の方もぜひ手に入れて拝見したいと思います。