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いつから、全員が天国行きになった!
大半の日本人にとっては瑣末な事なのかもしれませんが、メディアは死亡した人に対して「○○さんは天国へ旅立ちました」とか「天国にいる○○さん」と言うように、その方の宗教・宗旨を無視して、死亡した人を勝手に天国送りとしております。 そのせいなのか、或いはメディアが後から追随しているのか、有名人の葬儀で弔辞を読む場合にも、仏式で葬儀をしているのに『天国』行きと決め付けているように感じてなりません。 私の認識では、仏教徒にとって「天国」とは六道輪廻における「天界」を指すものであり、それでは葬儀に際に長い読経を必要とはしません。一方、ユダヤ教・キリスト教・イスラム教の教えでは、それらの宗教を信じていない者は天国へは行けなかった筈です。 又、どなたの著書だったかは忘れましたが、天国も仏国土も同じ場所を指すと言う考えを読んだ気もいたしますが、それであればキリスト教が日本に布教された戦国時代よりも前に流布していた仏国土(極楽浄土や瑠璃光浄土など)を使い続けない理由が判りません。 で、ここからが質問 何でもかんでも天国行きがメディアで一般化した(或いは、一般化したと考えられる)のは「どの時代」や「どの事件」からなのかを何かご存知の方は、浅学な小生にお教え願えませんでしょうか? もしかして、戦前の『天国に結ぶ恋』が原因なのでしょうか?
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- jhayashi
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終戦間際 特攻隊の遺言にも「天国」という表現が出てきますし 「天国に結ぶ恋」よりも数年前でしょうか 1930年前後に作られた映画で「天国」が題名につくものが何作品もあるようなので すでに一般化していたのでは で、さらにさかのぼって大正時代 海外への憧れが強かった時代 1918にオッフェンバック作の『天国と地獄』が浅草オペラが好評だったとか このころの外国文化からの流れであれば 宗教・宗旨の色は薄いかと思います。 (仏教の他宗教に対する受け入れ間口はかなり広いですし)
- Mokuzo100nenn
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面白いテーマですね。 死刑囚の執行記事などでは、「○○死刑囚は地獄へ旅立ちました」という表現にするのが妥当かどうかですね。 韓国や中国の文化のように「死んでも恨み続ける」文化と違って、日本の文化は死ねば水に流すのが良いとされています。 したがって、日本向けの放送では、死刑執行までが極悪非道の死刑囚で、死刑執行後は仏様という意識でいるのが良いのではないでしょうか。 韓国や中国向けのNHKインターナショナルなどでは、「○○死刑囚は地獄へ旅立ちました」というのが妥当(=文化的に受け入れられやすい)なのかもしれません。 愚拙は、今後、お悔やみを申し上げるときなどには、軽々に天国を使わず、ご冥福をお祈りするにとどめたいと思います。
- yukimamire-com
- ベストアンサー率24% (126/516)
すみません。回答では無いのですが、同感なので・・・。 調べなかったので、純粋に私見です。 仰るように、仏教では、ご浄土にいらっしゃる。が正解です。 ご浄土ははるか西方にあります。 因みに最近は「坊さん」でも永眠と仰るが、これもキリスト教の考えです。 ここから、拙い回答になりますが・・・。 つまり、アナウンサーと言われる人のレベルが下がった結果だと思います。 テレビに属するメディアが乱立し、女子アナがタレント化し、お世辞にも お利口と言えない方々が、アナウンサー、キャスターになって、 間違った言い回しを垂れ流しているからでしょう。 質問と離れてしまい恐縮ですが、電車の「運転見合わせ」も 動けるが見合わせる場合だけなのに 「がけ崩れで運転を見合わせてる」などと仰る。 最近はとんと「不通」と云う言葉を聞かなくなりました。 遺体もそうですね。 「身元不明の遺体には無数の刺し傷があり・・・」 身元不明は死体じゃ。 と云うことで、 答え。精々ここ10年~20年。 テレビの誤った言い回しが原因です。
- gadovoa
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天国も仏国土も同じ場所ですよね。 日本人は死ねば全員仏になるんです。 当然中国や西欧ではそうはなりませんがね。 だから死んだ人は全員天国(仏国土)に行けるんです。
- toshipee
- ベストアンサー率10% (725/7148)
そこまで考えてないというのが本質だろうね。宗教の言う天国ではなく、一般人は使ってる。