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レーザーパルスを短くするとなぜ光子が増えるのか?

レーザーパルスを短くするとなぜ光子が増えるのか? 1パルス当たりの光子数は変わらないはずなのに、なぜ光子数が増えるといえるのか不明です。 なぜなのでしょうか。 また、パルス幅を短くするとなぜエネルギーが増えるのかわかりません。 宜しくお願いします。

みんなの回答

回答No.1

>レーザーパルスを短くするとなぜ光子が増えるのか? >1パルス当たりの光子数は変わらないはずなのに、なぜ光子数が増えるといえるのか不明です。 原因と結果が逆です。多くの波長の光線を沢山重ね合わせるから、レーザーパルスが短くなるのです。 >また、パルス幅を短くするとなぜエネルギーが増えるのかわかりません。 エネルギーを増やす為に、より多くの光線を重ね合わせるので、結果として、パルス幅が短くなるのです。 2つの波長の光線を重ねると、波の山と山が重なった部分の振幅は、元の光線の2倍の振幅になります。 3つの波長の光線を重ねると、波の山と山が重なった部分の振幅は、元の光線の3倍の振幅になります。 4つの波長の光線を重ねると、波の山と山が重なった部分の振幅は、元の光線の4倍の振幅になります。 5つの波長の光線を重ねると、波の山と山が重なった部分の振幅は、元の光線の5倍の振幅になります。 しかし、重ねれば重ねるほと「全部の波の山が重なっている時間」は、だんだん短くなります。 「山同士が重なっている時間」が短くなるって事は「パルスが短くなる」のです。 http://sakura.nucleng.kyoto-u.ac.jp/research/shortest_pulse01.html 上記ページの右下の図の「非常に短いパルス」と書いてあるのは「沢山の波長の波の、山同士が重なっている部分」です。 重ねる波長が増えれば増えるほど、振幅が大きくなります。つまり、エネルギーが増えます。 その代わりに、山同士が重なってる時間が短くなるのです。 なお、山同士が上手く重なってない部分(図で単なる横棒になっている部分)は、波と波が打ち消し合って、エネルギーが殆ど無い部分です。 昔のレーザー発振素子は、狭い範囲の波長の光線しか出なかったので、出ている光線を重ね合わせて「パルスレーザー」を作っても、重ねている数が少なく、大きなエネルギーは得られませんでした。 しかし、今のレーザー発振素子は、広い範囲の波長の光線を出せるので、出ている光線を全部重ねると「かなり沢山の光線が重なった、エネルギーが高い極短パルス」が出せるようになって来ました。

ka_tu
質問者

お礼

回答を有難う御座いました。

ka_tu
質問者

補足

有難う御座います。 重ね合わせる方法は、どのような方法があるでしょうか。

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