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宇宙開発の将来性についてどう思いますか
特に月や火星探査などの問題ですが50年後には興味が失せて殆ど話題にも上らなくなるかもしれません。 現在は生命探査などの大義名分が有りそれらの動機が経済活動とは別の世界で意義を持つ為国民も大きな反対はしていませんが仮に火星に生命の痕跡が見つかり十分研究されればそれ以降は資源などの探査が目的になるかと思います。 しかし仮にダイヤモンドが豊富に見つかっても火星から地球に運ぶ膨大なコストをペイ出来るか考えれば経済的な魅力は薄れ、しかも大量に存在すれば価格は下落しどちらにしても経済的な意味はなくなると思います。 移住計画にしても誰が好き好んで住むでしょうか、研究目的ならいざ知らず生活の基盤を火星や月に求める事はほぼ無いと考えます。 確かに宇宙飛行士のコメントを聞けば宇宙は素晴らしい所だと言いますがでもそれは帰還する事を前提にした話で有って彼らにしてもそこに永住したいとは思わないでしょう。 では未来の宇宙開発の動機は何でしょうか。 夢や冒険が過ぎ去ったあとの話なのですがどう思いますか?
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地球は人類のゆりかごだが,我々が永遠にゆりかごにとどまることはないだろう という言葉があります。赤ちゃんから大人に成長するにつれ、行動範囲を広めていきます。そういった本能的な物があるのではと思います。 人類も移動と定着の歴史ですからね。その場に居る者、新天地を求める者。宇宙開発は新天地を求める側の気持ちです。宇宙開発を進めるにつれて、多くの事が分かってきました。分かったことで逆に進みにくくもなっているのかもしれません。 火星に移住も火星で快適にすごすには?という研究をすれば地球でも応用は出来ます。過酷な条件で確率されれば、地球上でも使える可能性は出てきますからね。 缶チューハイのでこぼこの缶も宇宙開発の過程で出来た物だそうです。 宇宙に対しては挑戦者です。挑戦しなければ前に進めない。挑戦があるから新しい物が見えてくる。
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- SPROCKETER
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地球から遠隔制御でロボットを動かせる天体は月だけなのだそうです。月は地球に近いので数秒の遅れがありますが、遠隔制御で月面のロボットを操縦するのが可能で、すでに旧ソ連が実現しています。 人間が月に行って居住するのは先の話かもしれませんが、太陽エネルギーで動く建設用ロボットを月に送って遠隔制御で作業をおこない、月面の土壌を利用したコンクリートを作り出して、建築物、道路、橋脚、鉄道などを建設するのは、それほど先の話ではないだろうと思われます。 月で煉瓦やブロックを積んで建築物を作るのは技術的に可能なのだそうです。人間がやるのは費用がかかり過ぎますが、遠隔制御ロボットで作業をおこなうのであれば、大量の物資を必要としないので省力化出来るでしょう。 人間が行く前に都市建設などのインフラを作り出せれば、宇宙開発の視点が大きく変わって来るだろうと思います。1万人ぐらいの人間が住める大きさの都市インフラを月面に建設出来れば、人間が行くかどうかは別にしても、月面の利用価値が大きく変わって来るのは間違いないだろうと思います。 もっとも、月では地震が頻繁に起こっていますので、耐震設計を入念におこなわなければならないでしょうが。
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詳しい回答ありがとうございます 月面に基地を作る話はSFに良く出ますがその目的は何でしょうか? 意味もなく天文学的な予算を費やす筈もなく費用対効果と言う概念は普遍的なもので未来でも同じと思います。 では月面に基地を作る目的は・・・近くの惑星探査以外に考えられませんがその惑星探査に意義を見い出せなくなった未来の社会を心配しています。 そんな先の事考えても無駄だよなどと言わないでくださいね(^^ 月で建築技術を高めて地球に応用すると言いますが大きな目的が有ってその結果そのような事が生まれると言うのはあり得ると思います。 でもそれを目的に基地を作るなどまず無いでしょう、理由は費用対効果です。 人類の宇宙に対する向上心も太陽系探査の終了とともに終わり後は混沌とした社会が来るかも知れません。 文明の廃退、社会の荒廃、モラルの低下などが起きなければ良いのですが。
資源や移住の話はまだまだ夢の段階ですが・・・・ 夢や冒険が過ぎ去ったあとが無駄ならば、 現実的な宇宙開発だけする様に 運動してください。
お礼
確かにそうですが試行錯誤をした結果宇宙の広大さにひれ伏す未来の地球人の姿が想像できます。 回答ありがとうございました。
- hekiyu
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#1さんのような理由もあります。 無重力状態で製造した合金は理想的な 物性を示すそうです。 そういう技術は無数に考えられます。 例え、そういう効果がなくても、私は 宇宙へ乗り出すべきだと思っています。 地球には人間が溢れています。 人が増えすぎて、堕胎を奨励したり、半強制 したりする国まで出ています。 科学技術が発達し、地球が汚れています。 このままでは地球が汚染されて、住むのにも 難渋するようになるかも知れません。 もはや、人間にとって地球は狭すぎるのです。 宇宙に乗り出す時が迫っているのだと思います。 積極的に宇宙に乗り出し、開発する方が 堕胎をするより健康的だと思いませんか。 遠い将来を見据えた場合、細々でも宇宙開発は やるべきでしょう。 人類の為に。
お礼
回答ありがとうございます 確かに無重力状態で極めて価値のある研究成果が有れば良いのですが。 例えば傾斜機能材料と言う物が有るそうで例えば右側は完全にガラスで左に行くにしたがい徐々に金属になる、これは地球上では比重の違いから実現できませんが微小重力環境なら簡単にできるそうです。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%82%BE%E6%96%9C%E6%A9%9F%E8%83%BD%E6%9D%90%E6%96%99 しかし宇宙空間に運んで製造するだけの価値ある物が生まれるかどうか、仮に出来たとしてももっと安価に地球上で代替品が出来ればその瞬間に無価値になりますし。 また宇宙移民の件ですが人口爆発対策としては如何なものでしょうか。 少なくとも太陽系内にはそのような天体は有りませんし最も近いお隣のアルファケンタウリでさえ4.3光年の距離、ましてそこに人類が住める星が有る保証はほぼゼロ。 人口対策なら他に遥かに安価で確実な方法がいくらでもあります。 今回はありがとうございました。
- tourisuga
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科学にはneedsとseedsの二つの研究があります。 needsとはニーズ、すなわち何か必要とされるものがあって、 それを満たせるように研究することです。 一方、seeds(種)とは基礎研究と呼ばれるジャンルですが 目的は特に無いが、科学的に未知のことを解明していく分野です。 しかし、そのことが別のところで役に立ったりすることがあるのです。 ニーズの研究をしている人が、過去のシーズの研究を利用して 結果を得たりすることもありえます。 宇宙開発は今のところ、シーズの研究でしょうね。 他の視点では、人間は昔から知らないことを知ったり 出来ないことをできるようになったりすることに純粋に興味を持ちます。 また、そのことが人類をここまで進化させてきたのだと思います。 走ることしかできなかった人間が馬に乗り、車を作り、空に憧れ、 飛行機を作った。 車や飛行機を作った人が、現代の社会を想像していたでしょうか? 宇宙開発も、未来の世界では今では想像もつかない形で 存在しているかもしれませんよ。 一つ、夢みたいな話ですが、ちゃんと研究されていることで 宇宙エレベーターというのがあります。 ロケットの打ち上げでたくさんエネルギーを使うのは地球の重力から 脱出するまでですが、宇宙エレベーターならロケット打ち上げよりも 格段に少ないエネルギーで宇宙に行けます。 もし、地球と火星に宇宙エレベーターを作って その間に何台もの貨物宇宙船を飛ばせれば、 地球と火星はかなり少ないコストで輸送できるかもしれません。 ま、私が今考えたことですけどね。 世の中にはもっとすごいことを考えている人はたくさんいるでしょう。 夢や冒険が過ぎ去ったあとは、新たな夢や冒険が現れるだけです。
お礼
回答ありがとうございます tourisugaさんはtoorisugariさんと親戚ですか(^^ needsとseedsの件その通りだと思います。 ただneedsと言いますがそれを実現する為にはコストが極めて重要で更に安全性を考えればそれに見合うものとは何が考えられますか。 他の惑星に有る資源は地球にも存在すると思うしむしろ地球の方が豊かではないでしょうか。 昔の大航海時代とは質的に異なるような気がします。 またseedsの件ですが例えば火星の組成や生命に関する事が殆ど解明されれば莫大な費用をかけてまでそれ以上の研究を予算的に許すかどうか。 太陽系内の探査がほぼ達成されればそれ以降は太陽系外と言う事になりますがこれは距離と時間の問題が解決出来そうも有りません。 私は宇宙開発など無意味だと言っているのではなくその後に来るけだるさ、目標を失った人類の無気力さから来る文化の後退、社会の廃退などが心配なのです。 人類がneedsとseedsを動機として地球上をくまなく探査した事とは根本的に違うと思うのです。
お礼
ありがとうございます >地球は人類のゆりかごだが,我々が永遠にゆりかごにとどまることはないだろう 良い言葉ですね ただ相手が宇宙の場合ゆりかごの主は太平洋の真ん中の小島にぽつんと存在する赤子よりも無力な気がします。 火星ならまだしも太陽系の探査がほぼ終わった後人類は太陽系外に目を向けるかも知れませんがそれは人知を超えた世界ではありませんか。 宇宙は距離も時間もあまりにも広大で大航海時代の延長とは根本的に異なる気がします。