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パラボラアンテナから出る電波の周波数の測定方法
1~2mくらいのパラボラアンテナで、衛星通信の送受信に使われてるものなのですが、 そのパラボラアンテナから出ている送信電波、受信電波の周波数を測定するには、どのような器具でどういう方法を取ればいいのでしょうか? また、測定に必要な費用、時間はどれくらいでしょうか? また、送信電波、受信電波の波形も測定する方法はあるのでしょうか?
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測定する目的は何でしょうか。 目的によってはわざわざ測定する必要が有りません。 スペクトラムアナライザで調べます。 安いものでも200万円ぐらいします。 http://www.home.agilent.com/agilent/product.jspx?nid=-33812.0.00&cc=JP&lc=jpn&pageMode=SC 送信の電波と受信の電波は電力が5~6桁も違うのでそのままでは見る事が出来ません。 二つの信号のレベルを同じぐらいにする必要が有ります。 送信電波は電力が大きいのでその一部を取り出して測定すればいいのです。 その為には方向性結合器又は分岐器を使用します。 受信電波は弱いので増幅器が必要です。 増幅器の入力に送信電波が混入すると増幅器が壊れるので、対策が必要です。 その為には方向性結合器とバンドパスフィルタなどを使います。 波形を見たいのであればオシロスコープが使えますが、衛星通信の周波数を直接見ようとすると数100万円するオシロスコープが必要です。 ただし、波形が複雑な為、オシロスコープの波形がどういう意味が有るのかを理解する事は困難です。 このような場合はリアルタイムスペクトラムアナライザを使用します。 こちらの方は安いもので600万円ぐらい、普通は1000万円を超えます。
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- misawajp
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目的をもう少し明確にしてください パラボラアンテナはアンテナです、アンテナだけでは電波は出ません 送信機と接続されて電波を放射します パラボラアンテナ使用されるような分野では、レーダ以外では送信出力は 0.0001W~0.1W程度です またアンテナの放射方向から10度も離れれば、1/100以下になります 4万kmもの上空から放射されてい放送衛星の電波でも100W程度です、それで日本全国をカバーしています また受信アンテナ(BS受信用)からは電波は放射されません それなりの測定器を揃えれば 電波の周波数・出力等を測定できます、 アンテナから放射される電波についても測定できます が アンテナの電波放射方向の真正面以外では、非常に困難です、真正面から数度離れれば電波の強さは数十分の一になりますから 測定目的が明確に示されないと、必要な測定器が決められませんから費用や時間もわかりません 無線局は5年に一回は定期点検を行い、周波数や出力を測定しています、これはアンテナから出る電波ではなく送信機から出力される電波を測定します この検査なら(準備期間を除き純粋に検査に要する)時間は1時間以下です