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会社としての製品の品質保証の仕方
自分の会社には品質保証課がありますが、他の会社での品質保証課というのがどういうものか判らないので教えてもらえませんか? プロセス(工程)で保証するのが基本ですが、製造工程中の検査指示のある要所要所で品質保証課が検査しています。 工作で部品を取り付けミスがあり、検査がそのミスを見つけられず、事故が起きてしまったのです。 どうするのが普通なのでしょうか? 品質保証課での検査を厳しくしてミスを必ず発見できるようするのか、それとも工作がミスが起きないよう技量を管理するのか。両方と思いますが、当社は後者に重点をおき、品質保証課での検査は減らすというのです。 その理由は工作のミスは100%検査では発見できないというからです。 どちらかというと技量管理より、こまかい教育管理が大事だと思うし、一つ一つが会社方針が理解できないのです。 そこでいろいろな製品検査と品質保証があると思うのですが、お教え頂けないでしょうか?よろしくお願い致します。
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あなたの考え方は、「品質保証」ではなくて「品質管理」です。 品質や安全に関するものに「ハインリッヒの法則」というのがあります。あなたもどこかで教わったのでは? http://www.anzenkun.nishio-rent.co.jp/anzen/139.htm 「1件の重大事故(死亡・重傷)が発生する背景に、29件の軽微事故と300件のヒヤリ・ハットがある」というものです。 部品の取り付けミス(上記の「重大事故」に相当)だけを見て対策しても品質は上がりません。全体の300件を改善することが必要なのです。検査を厳しくしても、重大な1件、上手くいって軽微の30件までしか防止できません。ミスの火種270件は手つかずで残ってしまいます。 300件の火種をきちんと消せるよう、プロセスの改善が必要なのです。顕在化していないヒヤリハット事例も含めて調査し、それを改善する方策を講じ、ミスが起きないようにするのが品質保証の基本のキです。たとえば部品の置き方(ラベル、配置の仕方など)、色で識別(製品Aはラインが青、部品(あるいは部品箱)も青、とか)、さらには製品Aは部品取り付け部が丸型、製品Bは四角、製品Cは三角で、そもそも間違った部品は取り付けられないなど、設計から一貫した対策をとることが有効かもしれません。改善する「プロセス」とは、製造部門だけでなく、営業、設計、スタッフ、さらには会社トップまで含むものです。 あなたも、品質保証部門に勤務する品質のプロなら、品質向上に何が必要か、現場の実態を把握した上で考え続ける必要があると思います。そういう品質向上に対する哲学と情熱を持たないと、製造部門を含め、付いて来てはくれません。 まずは、上に書いた「ハインリッヒの法則」のような研修で習った基本を、自分の持ち場にどう応用するのかを考えること、そして自分の考えを品質保証部門の中で議論することが、あなたの仕事です。
- kuni-chan
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品質保証=検査ではありません。 良い製品を作る為には検査を強化するだけではダメで、ミスを未然に防ぐ体制が重要です。 ミスが起きたなら、どうして起きてしまったかを調査して作業方法に問題があるなら改善しないといけません。 特別な技能を持った人が作業しないといけない製品があったとします。製品を作るには作業員に技能を持ってもらうか、技能が無くても作業できるようにするしかありません。どちらがミスを少なくするかはわかると思います。 品質保証は検査より作業工程と思っています。
お礼
回答ありがとうございます。
お礼
回答ありがとうございます。 ちょっと質問の仕方が良くなかったのかなと感じました。