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雨雲レーダーについて
(1)雨雲レーダーは雲の中の何を観測しているのでしょうか? (2)観測している物が雨粒であれは「雨雲の雲頂」と「雲の雲頂」が同じ高さになるのではと考えるのですが、実際違ってくるのはなぜでしょうか? 以上、よろしくお願いします。
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> 実際違ってくるのはなぜでしょうか? レーダーの波長と雲の粒の大きさを理解すればその疑問は解消すると思います。 例えば、1メートルの波長のレーダー電波が、1ミリの大きさの物にぶつかったとして、レーダの受信部に捉えられる電波になるかという点から考えるといいのでは。 雲の粒は1/1000ミリ~1/100ミリです。 気象レーダーは5ミリ~10センチ程度の波長です。 雲の粒は基本的に気象レーダーで捉えることはできません。 (密度がそれなりに大きくなっていれば、隙間が無視できるようになって全体としての大きさが大きくなるので、その場合は捉える事ができる。) 0.5~1センチ程度位まで大きくなった水滴又は氷を捉えます 雲の粒の小さい方が少ない上昇気流で上に運ばれるから、それが有る高度が違うのも当然。
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noname#151730
回答No.1
1)水蒸気密度。 2)密度が違うので雲頂は同じ高さではないです。 ただ、前線の雨雲と夏の積乱雲の雨雲は質が違うので降雨予想や、降水量についてはドップラーレーダーのほうが正確です。 前線の雨雲は気圧の谷ですので雲低の水蒸気密度が高く、積乱雲は上昇気流ですので雲上のほうが水蒸気密度が高いです。
お礼
粒の大きさとして考える事なんですね、ありがとうございました。