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警視総監の「偉さ」2
4年ほど前に,上記標題で,「警視総監と警察庁長官はどちらが偉いか」という趣旨で質問させていただいたものです。 前回は,「警視総監のほうが警察庁長官より権威がある」というご意見もいただき,少なくとも警視総監が警察庁の中で,長官の次のNo2くらいの位置にあると思っていたのですが,最近の人事(一局長から,警視総監への異動(昇格?))を見ると,「警察庁長官」→「警察庁次長」→「官房長」→「警視総監」と,No4くらいのランクになってしまったような気がします。 個人的には,少し残念なのですが,今後もこういう状態は続くのでしょうか? お教えいただければ幸いです。
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以前は警視総監は、警察官僚の中では、警察庁長官に次ぐポストだったようですが、最近は警視総監の地位が低下しているようです。 こんな記事がありました。 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110806/lcl11080600390000-n1.htm それと、余計なことですが、警察庁に公安局長というポストはありません。
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- nishikasai
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警視総監というのは実際には、ナンバー2~5となるのでしょうが、警視総監の一般的な評価は総理大臣と同じような重さがあります。 一介の警察官でも人間一人を逮捕できたり、交通をストップさせるほどの権限があるのに首都の警察官全員の中で一番偉いんですからこりゃあ、一般人からすれば警察庁長官みたいな地味であまり聞いたことの無い役職よりも遥かにインパクトが強いです。 一般人にとって一番偉く思えるのは間違いなく警視総監です。 一般人って国民の99%です。99%が偉いと思うのですからやっぱりすごいことですよね。聞いた話によると明治維新のころ薩摩藩が警察官をやっていたんで伝統的に鹿児島県人が警視総監になる比率が高いそうです。
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ご回答,有難うございました。 確かに実際の警察庁における地位よりも,一般人に対するインパクトは大きいですよね。 「警察庁長官」なんて昔は刑事ドラマに出てこなかったです。 たぶん世情によって,警視総監というよりも,警視庁のおかれた地位が変動するのでないか,と私は個人的には考えるのですが。
- x530
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No.2です。 > 今回は例外と考えてよろしいでしょうか? ・いえいえ。 警察庁長官の任期は2年間~3年間です。 警視総監の人事は基本は2年間ですが、人事院だけではなく、上職である警視庁長官に意向が関わるため、長官よりも任期のブレ幅が大きくなります。 *新警察庁長官の方針と異なったり、 *新警察庁長官とは違う派閥だったり、 *日本全国の警察官や関係職員が、大きな不祥事を起こしたり、 このような場合は、警視総監は引責辞任する事になります。 基本的に警察庁職員は、一般国民と接点が無いため、不祥事の発生率(露見率)は少なく、警察庁長官は警視総監と比べて安泰です。 例えば、、、 今年、新警視庁長官が交代すると、その次の警視庁長官候補は2期~3期後輩です。 ですから、新警察庁長官の後輩、1期下~3期下までの「警察庁の警視監(次長、局長、審議官、官房長)」たちが次期警察庁長官と警視総監の候補者になります。 で、次期警察長官候補と警視総監候補が内定すると、それ以外の人員は全員、○○安全センターなどの公益法人へ天下りし、警察庁を去る事になります。 この仕組みは、総ての省庁キャリア組の掟となります。
お礼
たびたびのご回答有難うございました。 また詳しく説明していただいて感謝しております。 私も中央官庁の方々と付き合いがあるので,上級キャリアのシステムは少しはわかっているのですが,ただ私のそもそもの疑問は,以前は(仮に警視総監が勇退ポストであったとしても,警察庁ナンバー2の次長からなることが多かったのに,今回は単なる一局長からなったことで,警視総監の地位が「地盤沈下」しているのではないか,と思ったことからです。 やはり「地盤沈下」しているのでしょうかねえ。
昔後藤田さんが長官だった時に部下だった人の話を聞く機会がありましたが、警察庁は警視庁を下に見ます。官房長の下に局長がありますが、特に公安局長は警視総監と比肩すると言ってました。
お礼
ご回答有難うございました。 確かに最近の実情はお話のとおりかもしれませんね。
- x530
- ベストアンサー率67% (4457/6603)
「警察組織」内の階級としては4年前の通りです。 http://www.geocities.co.jp/AnimeComic/8725/police.html ・日本の国家公務員(一種=キャリア)は、熾烈な出世競争(椅子取りゲーム)を行います。 最後に残った二人のうち、勝利者が警察庁長官、敗者が警視総監に就任です。 警視総監が警察組織のNo.2であることに違いはありません。 だから、警察庁長官と警視総監の前職は、皆、長官の仕事をサポートする側近「警察庁の警視監(次長、局長、審議官、官房長)」たちです。 警視総監に昇格すると、椅子取りゲームはゲームエンド。 これは、暗黙の了解事項ですし、このルールが変わることはありません。
お礼
早々の回答をいただき,有難うございました。 参考にさせていただきます。 ただ,今回の警視総監は前職が「生活安全局長」だったので,現在の次長や官房長と比べ,年次等が低かったので,あきらかに3番目以下ですね。 今回は例外と考えてよろしいでしょうか?
東京だけは都警と言いません。本部長に当たるのが警視総監です。階級は一番上ですが、序列は5番目あたりです。記録を調べていただくとわかりますが、警視総監で長官になった方は皆無ですよ。
お礼
早々のご回答有難うございました。 参考にさせていただきます。 ところで,以前は警察庁次長から警視総監になるケースもあったのですが,「序列5番目」の根拠もお教えいただければ幸いです。
お礼
ご回答,有難うございました。 上記記事および「日刊ゲンダイ」による情報は見た事があります。 問題は今後もこの傾向は続くのでしょうかねえ。