- ベストアンサー
IP電話環境構築に関して
IP電話環境構築に際して、現状のネットワーク環境で問題無いか(耐えうるか) 調査(テスト)する方法はありますか? 現状は関西(4拠点)と関東(1拠点)をインターネットVPNで運用しております。 (光の100Mコースです) IP電話環境を構築し音声データの遣り取りとなると品質が保てるか不安なので 構築前に現状のネットワーク環境で音声品質を確認したいと思ってますが 相応しいテスト方法がわかりません。 提案してくれるベンダーによってはQoSのための高価な機器を多く勧めるところ ほぼ現状のネットワーク環境で問題ないだろうというところ とに分かれてます。 費用はなるべくなら安くあげたいので できるだけ現状のネットワーク環境でいきたいのですが 失敗した場合が恐ろしく、踏ん切りがつかずにいます。 IP電話環境を現状ネットワークで構築した場合により近い状態と言える 音声品質のテスト方法をご教示ください。 (テストできれば判断できると思います) 音声品質を直接試せなくても、目安となる確認方法でも構いません。 よろしくお願い致します。
- みんなの回答 (2)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
ghfdg5248さん IP電話構築に先立ち音声品質のテスト方法を検討されていらっしゃいま すが、まず確認すべき事は現在のネットワークのData系利用状況となり ます。 IP電話では、ネットワークの利用状況により音声品質は大きく変 わります。 ネットワークの利用は、1日の中で時間帯によって大きく変動しますし業 務の内容によっては月末に利用率(トラフィック)が上がったり、 1年の内ある月に上がったりもする事を考慮する必要があります。 また、例えばWindows Updateが業務開始後のPC電源ONの直後に一 斉に走るとネットワーク帯域が逼迫する状況になったりしていないかなど。 IP電話における音声パケットは、クライアントPCとサーバー間の通信に 比べリアルタイム性が要求される為、音声パケットの到達に遅延が生じ ると音声の途切れや、エコー、通話断等が発生します。 この対策の為にQoSを設定したりしますが、ネットワーク帯域が逼迫し ている状況では、これも意味をなしません。 よって、ネットワークの利用率の少ない時間帯(時期)に品質テストを 実施しても実運用で課題が出てくる可能性があります。 ネットワークの利用状況を調査し、最も利用率の高い状況にさらに音声 パケットを流した時のトラフィックをたして設計する必要があります。 上記の事を踏まえて、一度に全内線を入れ替えるのでは無く数台レベル から段階的に移行する事でリスク回避できると思います。 また、最初から音声とData系を重畳させてネットワークを利用するので はなく、最初はネットワークを分けて構築しその後に重畳させるという 事も考えられます。 この場で詳細にお伝えできないのが残念ですが、ネットワーク管理担当 部門に相談してみる事、または、複数のSI会社に声をかけて要望と要件 を伝えると同時に一番良い提案を提示してくれた会社に導入依頼をかけ る事を各社に伝え相見積を取る事をお勧めします。 自社にシステム部があるのであれば、Asterisk(オープンソース)など を活用して自社で導入する事も可能と思います。 Asteriskは、オフィスユースの機能IP-PBX、IVR、留守番電話等)であ れば十分と思います。
その他の回答 (1)
- Higurashi777
- ベストアンサー率63% (6218/9760)
「目安となる確認」であれば、とりあえずSkype等で試してみる、という手はありますよね。 各拠点間で同時にテストすれば、ある程度の輻輳が起こったときのベンチマークに近い環境にもなるでしょうし。 IP電話自体の検証とは違いますが、「この程度なら実用になる」かどうかの音声品質程度であれば試せるかと思われます。 以上、ご参考まで。
お礼
>「目安となる確認」であれば、とりあえずSkype等で試してみる、という手はありますよね。 Skype試してみます。 ありがとうございます!
お礼
>この対策の為にQoSを設定したりしますが、ネットワーク帯域が逼迫し >ている状況では、これも意味をなしません。 >一度に全内線を入れ替えるのでは無く数台レベル >から段階的に移行する事でリスク回避できると思います。 >また、最初から音声とData系を重畳させてネットワークを利用するので >はなく、最初はネットワークを分けて構築しその後に重畳させるという >事も考えられます。 分り易くご教示頂きためになりました。 ありがとうございます!