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包丁 本焼き 霞

同じ材料を前提としまして、例えば白紙1号の本焼きと霞としましょうか。 本焼きの波紋から下の部分と霞の下の部分は両方『切る鋼』として加工されていると思いますが同じ位の焼き入れ/性質ですか? 霞は鍛接合の工程があるため本焼きほど硬い『切る鋼』は付けられないとか、逆に軟鉄が支えているので本焼きより硬い『切る鋼』が付けられるとか、同じだ!とかあるのでしょうか? 研ぎは上手な人が研いでいて、霞のアイケや反りグセとかは問題にしないものとして、包丁に詳しい方、お教え下さい。 よろしくお願いします。

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  • MichiyaS
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回答No.2

合わせ刃物は高炭素の刃金から低炭素の地金に炭素が移動してしまうため、焼きが甘くなるそうです。 割り込み包丁によく見られるDP処理はこれを低減するための処理だそうです。 本焼きでは問題になりません。

nishiyany
質問者

お礼

ご回答ありがとうございます。 割り込み包丁がありますね。 割り込みは峰やシノギぐらいまで刃がねが入っているんでしょうか?分からないので不安です。 が、しかし霞合わせ包丁と本焼きの大きな違いとしまして、『炭素移動』というキーワード頂きました。 なるほど、極端な話ですが、白紙1号の水で焼き入れした刃がねがあったとしても鍛接合したタイミングで炭素移動が起き、本焼き入れ包丁ほどは硬度が出ないと言うことですか?! 納得です。 でも、硬度は下がるかも知れませんが粘りそうなので出刃包丁系は合わせと言うか、霞の方が使い勝手が良いように思いました。 ご回答ありがとうございました。

nishiyany
質問者

補足

DP処理は新潟燕三条が得意な硬度低下対策の技術のようですね。 割り込み包丁=両刃付け。 包丁が好きな自分としましては切れや材質、製造工程、名工などばかりに目が行き…アタマデッカチになっていたと思います。 片刃の切れには両刃は敵わないかも知れません。 (あくまで私感です) しかし、家事に忙しいお母さん達などには、ある程度切れれば(ココの基準は難しい)対衝撃性が優先と言うこともあるかなぁ…と改めて考えさせられました。 今更ながら、一本の包丁で対応するのか?役割別に揃えられる余裕があるのか? そういったことも踏まえた上でこれからも包丁と接して行きたいと思いました。

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回答No.1

朝早くにすみません 「霞」「本霞」「改良霞」や「本焼」「合わせ(打刃物)」などの意味? 本当の意味を詳しく ...(www.suisin.co.jp/Japanese/tokusyu/tokutoku20022g.htm) 確認してみて下さい。

nishiyany
質問者

お礼

朝早くから、ご回答いただきありがとうございます。 酔心さんのページは探究心が満載でサラリーマンの自分としましてはとても勉強なり良く読ませて頂いております。 ご招待ありがとうございました。

nishiyany
質問者

補足

霞、本霞?、改良霞??←初耳です!勉強なります。 ちょっと乱暴な表現かも知れないのですが、 自分の中では鋼?刃がね?と軟鉄を鍛接合して作られた包丁は大きなくくりとして「合わせ」と思っております。 この「合わせ」包丁の切り刃の傾斜部分のうち、軟鉄部分が研ぐとイイ風合いでクスむので霞だと認識していますが違うんでしょうか?。 要は本焼きであれ、霞(合わせ包丁)であれ、刃がね?(本焼きでは波紋より下、霞では研いでも霞まない部分)の部分を持っていると思いますが、この部分に性質・性能の違いはあるんでしょうか? 本焼きの焼き入れ部分に対し霞の刃がね部分って どうやって出来ているんでしょうか? と、いう疑問です。 自分の中では鍛接合してある霞だけが「鍛え」とは思っておりませんで、 本焼きもやっぱり「鍛え」で造られているものと解釈しております。 包丁関連に詳しい方々、よろしくお願い致します。