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時計を購入するにあたって考えるべきポイント
- 時計を購入するにあたって考えるべきポイントとして、機械式とクォーツの違いがあります。
- 機械式時計はオーバーホールが必要であり、使わない場合でも3~4年ごとにメンテナンスをする必要があります。
- 一方、クォーツ時計は電池交換が必要であり、使わない場合は時計を止めるためにメンテナンスが必要です。
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まず、toch111さんが、『本当に欲しい時計は何なのか』を考える必要があります。 機械式で、黒い革バンドで、白い文字盤の時計というのは、数万円から数十万円……果ては百万円を超えるものまであります。 まずは、予算からですね。 廉価で、オーバーホール(以下OH)が安い、国産(セイコーかオリエントが良いでしょう)。 10万円以下で購入できる、スイス製かドイツ製の汎用機械(ETAやセリタなど、廉価で高性能な機械を作り、他社に販売する会社があるんです)を乗せたもの(エポス、ダボサ、ティソなど、星の数ほどあります)。 機械式のシンプルなものだと言って、スーツに合わせるだけでは面白くありません。 例えば、バンドを交換するだけで、全く違う時計の様に変身します。 黒い革バンドも、コードバン(馬のお尻の高級な革)、カーフ(仔牛の革)、ワニ(アリゲーターやクロコダイル)、シャーク(水に強いです)など、動物の種類によって全然キャラクターが違うところが面白いですよ。 僕の場合、シンプル3針をカジュアルに合わせる事もありますし、TPOに合わせて何本か使い分けています。 この、『スーツに合わせるだけがシンプル3針じゃない』と言うところから、腕時計の面白さが広がるとも思います。 次に、時計を使う頻度が少ない件についてですが、主にケータイで時間確認を行っているのでしょうか? 今のケータイは電波時計ですので、どんな機械式時計よりも正確です。 ただ、ケータイをポケットから出して時間を確認するのは、19世紀まで、懐中時計をポケットから出して時間を確認するのと同じ事で、手間が掛かりませんか? 腕時計なら、手首を見るだけで時間を確認できますし、少し古い考え方ですが、『腕時計は男が着用することを許された唯一のアクセサリーである』というものがあります。 個人的には、ケータイで時間確認するより、腕時計の方がスマートに見えます。 話が逸れましたが、機械式を使わない場合のOHの必要性について……。 これは、金属疲労が原因ではなく、歯車などを動かす時に潤滑剤として使っている油の蒸発や、劣化によるものと、防水パッキンの劣化などによるものです。 機械式時計は、使えば使うほど、歯車などが磨耗していきます。 これは、車など、どの様な機械にも共通することです。 なので、逆に、使わなければ、そういった磨耗は起こらないのです。 時々でも使う場合があるなら、最低でも5年に一度はOHを行った方が良いと思います(一級時計師の方に伺ったお話です)。 ただし、5年以上使わないのであれば、使う時が来るまで置いておいて、使う可能性がある1ヶ月程度前に、OH(油のさし直し)に出せば十分です(OH終了までの納期が1ヶ月程度かかる場合があるため)。 なお、料金はスイスの汎用3針機械を使っている時計で、大体2万円前後(時計師がいる時計店でOHを行うか、メーカーに出すかによって違います)となります(国産なら、もっと安く……ものによっては1万円強になります)。 機械式は、精密な機械と言うイメージが先行してしまい、敷居が高くなりがちですが、クォーツも同様に精密機械ですので、結局は同じ事です。 最近は初心者の方にも分かりやすく、使い方を書いた専門誌もありますので、書店で探してみてください(『WATCH NAVI』『腕時計王』など)。 次に、クォーツですが、液漏れを起こす原因は、使いきった電池をそのまま放置したり、内部に水分が浸入してしまうことが原因です。 電池は自然放電してしまうものなので、リュウズを開放していても、長期の保管の間に自然放電してしまいますし、防水パッキンがゴムでできている事から、パッキンの劣化で湿気が侵入し、液漏れを起こす恐れもあります。 一番の対策は、『電池を抜いておく事』です。 ただし、クォーツ時計はステッピングモーターで動くのですが、最近のものは歯車に樹脂が使われていたりと、モーターのトルクを抑えても大丈夫な設計になっています。 逆に言えば、動かさないとトルクの弱いモーターでは動かせなくなるぐらいのオイル固化が起こる恐れがあり、その場合は専門店でオイルのさし直しをしてもらう必要があります(機械式も同様に固化を防ぐ必要がありますが、トルクが太いので、1ヶ月に1度動かす程度で十分です)。 最近はソーラー充電が出来るものが一般的になってきましたが、これも『二次電池』と呼ばれる、充電池を使用しています。 充電池の特性上、極端な充放電を行うと、電池の寿命が縮まり、結局、電池交換に出す必要があります。 なお、この二次電池の寿命は一般的な充電池同様バラツキがあり、短いものでは2年、長いもので5年と言われていますので、電池の価格だけで言えば、ソーラーではなく、一般的なボタン電池のクォーツが良いと言う事になってきます。 以上、まとめると、殆ど使わない場合でも、結局のところ時計が機械である以上、整備は必要だと言う事になります。 クォーツの方がOHの料金は割安になりますが、内部の状態にもよりますし、基本的にクォーツはコスト面から、高級なものを除いて機械そのものの交換となりますので、それが許せるか、という話になってきます。 使い捨てにするなら、廉価なクォーツで十分でしょうが……。 クォーツの場合、オイルの固化を防ぐためにも動かすのが一番、機械式の場合、歯車などの磨耗を防ぐために、必要な時以外は止めておくのが一番です。 以上の事をふまえ、たとえ使う頻度が少ないのであったとしても、最初に申し上げた様に、toch111さんが、本当に欲しいと思う1本を見つけてください。 腕時計は、実用品である以上に、愛着を持って使えるアイテムでもあります。 使い方で分からないことがあれば専門店で聞けば良いですし、機械式でもゼンマイの巻きすぎや、誤った使い方をしない限り、壊れたりはしません。 購入する店で、使用上の注意点をよく聞いておいて使えば問題ない事なのは、どの様な機械でも同じ事です(時計店を自動車学校と思えば良いのです)。 折角購入する腕時計。 最終的には、我々の様な他人の意見に左右されること無く(注意点などの知識は提供できますが)、『欲しい』と思ったものを購入するのが一番良いのではないでしょうか。
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- yuyuyunn
- ベストアンサー率41% (20359/48650)
こんばんは 質問者さんにはクォーツですね 電波時計のソーラー発電の時計が向いているのではないかと思います
お礼
回答ありがとうございます。 機械式は定期的なオーバーホールが必要であり、3万円台の安価なものでも本当にお金がかかるものである事が分かりました。 滅多に使わないので、クォーツかソーラー電波を考えます。 因みにソーラーウォッチは2本、ソーラー電波はGショックを1本持ってます。 とはいいましても、購入を検討している時計のデザインとは全く違います。
- vr2000kvt
- ベストアンサー率25% (11/43)
時計は使ってなんぼの物です。 機械的なものは動かさないで置いておくだけでも悪くなります。 これはクォーツでも機械式でも一緒。 逆に動かしておいた方が良いのです。 故にその程度の知識で機械式はやめた方がいいでしょう。 知識がないとすぐ壊して余計にお金がかかります。 機械式を持つのには知識が必要です。 クォーツを買って動かしておいた方がいいです。 電池がなくなりゃ電池交換すりゃいい。 竜頭を解放しておくなんて事はやめた方が良い。 良いクォーツもいっぱいあるよ。 機械式は時計に愛情をもてるようになってからね。
お礼
回答ありがとうございます。 雑誌を購読して、知識を身につけてからにしようかと思います。 でも、腕時計は結構お金かかりますよね…
補足
>時計は使ってなんぼの物です。 それは分かってます。
お礼
詳しい回答ありがとうございます。 考えさせて頂きます。