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パレスチナ独立、各国はどう見る?
先日池上彰さんがパレスチナ独立をテレビで解説していました。 国内に多数のユダヤ人を抱えるアメリカはパレスチナ独立反対だそうですが、その他の国はどうなんでしょうか? 日本は反対ですか?(アメリカの同盟国のため) 中国やロシアも反対ですか?(中国=台湾・チベット・ウイグル・内モンゴル ロシア=チェチェン これら独立を望む国や地域がパレスチナ独立に触発されることを嫌って) ユダヤ人とアラブ系移民を同時に抱えるヨーロッパとかはどうなんでしょうか? 国際情勢に詳しい方、ご回答をお願いします。
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●アメリカ = イスラエルとの関係が極めて深く(自国にユダヤ人が多くいるのも理由の一つ)、国連安保理で、イスラエルへのパレスチナに対する軍事行動に対する非難決議案が出されたら、必ず拒否権を行使します。だからアメリカの立場としてはイスラエル>パレスチナです。 ●ドイツ = ナチス時代にヒットラーが行ったユダヤ人大虐殺という歴史的事実がある為、イスラエルを前面支援しています。ドイツの立場はイスラエル>>>パレスチナです。 ●欧州諸国 = パレスチナに対しては未承認の立場をとっていますが、どちらかと言えばイスラエルには批判的立場です。欧州諸国の立場はイスラエル<パレスチナ ●アフリカ諸国 = パレスチナを支持しています。アフリカ諸国は「植民地の歴史」ですから、まぁ言ってみればパレスチナの立場が一番理解できる位置にいます。アフリカ諸国の立場はイスラエル<<<パレスチナです。 ●中国・ロシア = どっち付かずの立場をとっています。パレスチナを国家として承認する立場をとっていますが、あまりイスラエルを刺激してもいかん、と言う姿勢です。中国・ロシアの立場としては、イスラエル=パレスチナですね。 ●日本 = アメリカを刺激してはいかん、という事で、パレスチナ問題には実際問題、あまり触れたくないというのが日本の立場です。特にパレスチナやイスラエルに対する非難声明も出しておらず、やはり「親アメリカ」の立場をとっています。が、パレスチナに対し金銭的援助はしており、「人道的部分」では日本はアメリカとは違う立場をとっています。ただ、小泉総理がイスラエル、パレスチナを訪問した際には、イスラエルの首相と会談はしていますが、パレスチナ暫定自治政府の首相とは会談を避けました。これはアメリカに配慮したものと思われます。日本の立場は難しい位置にいますが強いて言うならイスラエル>パレスチナです。
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日本はお得意の「米国に歩調を合わせる」といったところでしょうか? 基本的に独立に反対もしないし、賛成もしない。ただし、援助は行うっていう。 中国は基本的に賛成しています。 パレスチナ問題はあくまで、一地方の民族独立運動ではなく、もともと在る国家の承認問題みたいなものですから。 また、反米主義的な観点から、イスラエルに対する反発もあるのでしょう。 ロシアも賛成を表明しています。 これも中国同様の理由からだと思います。 欧州では基本的にパレスチナに同情的な風潮があり、独立に表立って反対する国はありません。 ただ、ドイツに関してはナチス時代の反省から、イスラエルに好意的であるという見方があるようです。
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ご回答ありがとうございました。 中国・ロシアは自国絡みの独立問題から、潜在的に反対では…とてっきり思っていました。 反米主義的な面からイスラエルに反発もある、ということは初めて知りました。
お礼
ご回答ありがとうございました。 日本はイスラエル>パレスチナでありながらも、パレスチナへの金銭的援助をしているのですか。 日本はアメリカの同盟国ですが、中東問題では日本独自の役割にも期待したいです。