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バカな無宗教日本人でもわかるキリスト教解説本おすすめ
- キリスト教の根本的な解説本を探していますが、一部の本は誤った理解や偏見が多く、読む気を失ってしまいました。
- 素朴な疑問に客観的に解説した本を探しています。全知全能の神と悪の関係やイエスの性格などについて分かりやすく説明している本をお知りですか?
- また、科学とキリスト教の矛盾についても教えていただきたいです。
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質問者が選んだベストアンサー
ご質問に記述のある事項に端的明快に答えるものではありませんが、類似の疑問を持つ私が目を通した書から2件ご紹介。 1.『キリスト教は邪教です!』F.W.ニーチェ 摘菜収訳 講談社α新書 ニーチェ著『アンチクリスト』の現代語訳です 訳者の言:ニーチェは神は死んだと言っていますが、神の否定ではなく、本来の神の姿をゆがめたキリスト教の「神」を批判したのです。~中略~キリスト教は戦争を必要とする宗教です。~中略~アメリカをはじめとするキリスト教原理主義国の行動パターン、~中略~独善的な宗教のコアにいる、~中略~。 著者“はじめに”:人間は高貴に生きるべき、~中略~「真理は役に立つのだろうか」「心理は災いになるのではないか」などと考えていてはダメ。~中略~「そんなことを考えてはいけないよ」と言われるようなことをしっかり考えること。~中略~くだらないものはくだらないとはっきり軽蔑すべき。 以下本論に入ります。目次はここに、 http://bookweb.kinokuniya.co.jp/guest/cgi-bin/wshosea.cgi?KEYWORD=%83%4C%83%8A%83%58%83%67%8B%B3%82%CD%8E%D7%8B%B3%82%C5%82%B7%81%49+ 注:原作は古典でありニーチェの著作であることから、過去の訳本は学術書扱いで難解、一般人に親しみにくかったのですが、この訳は分かり易く読みやすい代わりに、超訳ともいえるので、学術書ではありません。 2.『不干齋ハビアン 神も仏も棄てた宗教者』釈徹宗著 新潮選書 http://www.shinchosha.co.jp/sensho/editor/2009/6 … 1565~1621年 孔・老に造詣あり仏教各派に通じる禅僧。キリシタンに傾倒し仏教批判書『妙貞問答』を著す。佛儒論客を論破。44歳で女性修道者と共に姿をくらますが、後にキリシタン批判書『破提宇子』(キリシタン管区長が「地獄のペスト」と嫌った書)を記す。55歳にして2代将軍秀忠に召されキリシタン取締りに与する。おそらく世界で初めて仏教・儒教・新党・キリスト教を比較して論じたのがハビアン。 著者は、浄土真宗本願寺派・如来寺住職。兵庫大学准教授。専門は宗教思想。
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- otherwind
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佐藤研 他 『イエスとはなにか』春秋社、2005 荒井献『イエス・キリスト〈上〉三福音書による』講談社学術文庫、2001 新約聖書翻訳委員会 『聖書を読む 新約篇』 岩波書店、2005
- Paulus0412
- ベストアンサー率30% (7/23)
カトリックのクリスチャンのものです。 この本がおすすめです。 『聖書を発見する』 本田 哲郎 (著) 福音の語源や時代背景までさかのぼって、聖書が伝えたい本当のメッセージはなにか、うまく書かれています。また、筆者自身はカトリックの司祭(神父)なのですが、ホームレスの支援をしていくなかで、本来あるべきキリスト教とはどのようなものか、近代~現代のキリスト教会に対して反省や批判を展開しています。 書き手は教会の人間ですが、どんな立場の人でも読みやすい本です。 また、キリスト教の人間観を知る上ではとても有用な本だと思います。 『ふしぎなキリスト教』私も読みました。基礎的なキリスト教の全体像を知る上ではとても読みやすい本ですが、信仰を深める上では、あまり参考にならないなというのが印象です。 私のIDですが、これまでの回答をすべて公開しています。キリスト教に関するちょっとした疑問について、一信仰者として回答していますので是非ご覧になってみてください。 科学と宗教についても、確か回答してたかと思います。
- root_16
- ベストアンサー率32% (674/2096)
昔読んだ ユダの謎 キリストの謎 三田誠広 が、トンデモ本に近いけど、読み物として面白かったです。 信者でなければ、楽しんで読めると思いますが。