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国立入試後期受験資格について
- 高校生の受験生が国立大学の受験システムについて、後期受験資格の疑問を持っています。
- 九州大学と熊本大学の志望学科に関して、前期合格後の後期受験について考慮すべき点があります。
- 一般的には、受験生は大学名よりも学科を重視する傾向がありますが、希望によって異なる場合もあります。
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簡単に言いますと、 前期で合格、 入学手続きをしても、しなくても、後期は受験できます。 (毎年日程は一緒です) そのまま、前期の手続きをしないでいたら、後期合格に(点数があれば)なります。 前期の手続きをしたら、後期の合格は、ありません。 ですから、保留したままで後期を受けて、それから決断されてもいいことになります。 何故こうなるかは、入学手続きをしたという情報が大学から、入試センターに行くのです。 入試センターは、国公立の手続きが済んだものは、中期・後期の大学からセンターの点数の請求があっても、0点との返事しかしません。これでは2次で満点を取っても届きません。 ですから、推薦やAOで、手続きをとった人にも同じく、前期から0点の回答しかしません。 合格を2つ待って選べれるのは、中期と後期の組み合わせです。 前期と中期も無理です。 第二志望に関してですが、 本人の考え、希望が一番でしょう。行く気がなかった専攻を大学の名前だけで行くというのは文系ならまだしも理系では、あまりお薦めできない話です。せめて、ここならというところにするべきでしょう。多分、一番最低点が低いからといって選ぶのは、本末転倒です。 しかし、では、空欄にするのかといえば、辞退することになっても記載しておくほうがいいと思います。 というのは、仮に希望のところはだめだったにしても、後、○○点だったと推測ができるからです。 センターの自己採点も概ね、当たっているようだと、少し安心も出来ます。 (その目的のために私立のセンター利用を出す人もいます) 辞退に関してですが、九大クラスの大学でも入学辞退が毎年10~20名出ます。 第二志望合格者にやはり多いようです。
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- snaporaz
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(お子さんではなく)質問者である親御さんの解釈が正しいです。 九大前期の発表は3月8日、入学手続きの期限は3月15日、熊大の後期試験は3月12日です。九大前期の入学手続きを保留しておけば熊大後期をそのまま「受けることは」できます。 しかしそれにあまり意味はありません。熊大後期の発表は3月21日で、その結果を待たずに九大に入学手続きをするか否かを決めなければならないからです。手続きしなければ九大辞退とみなされ、手続きすれば熊大の合格はなくなります。 東大の場合の、「前期合格者は後期足切りで合格しない」というのは、#2さんのリンク先の【3(e) 一つの大学内で、「前期日程」と「後期日程」の試験について、異なる学部間の併願を認めるか否かについては、当該大学・学部の定めるところによるものとする。】に該当します。東大前期合格者であっても、他の大学の後期であれば受験は可能です。 なので回答としては、前期合格者は後期を自動的に受験できなくなるわけではなく、「ダブル合格」の権利を失うだけなので、前期第二志望に進学するか否かの決定を後期受験後にすることは一般に可能、です(例外があるとすれば中期を絡める場合と前後期同一の大学を志望する場合)。 もうひとつの質問の答えとしては、私は福岡出身で、かつて第二志望に回った友人が複数いますが、第二志望とはいえ九大前期に受かれば、それを蹴る覚悟で熊大後期受験に踏み切る生徒は「ほとんどいない」と思います。まあ機械航空と地球環境では、少なくとも入り口でやることはまるで違うでしょうけど。行ってもいいと思うから第二「志望」とするわけで、行くのを迷うくらいなら、いっそ第二第三は空欄にしておくのがいいと思います。
お礼
>「ダブル合格」の権利を失うだけ なるほど!大変解り易いご回答をありがとうございました。 第2・3希望に合格した場合、九大手続き締め切りまでの数日は悩める、と思ったのですが、確かに行きたくもない学科を書いて合格してしまって数日悩む日が増えるのは意味のないことですね。 愚問だったとお恥ずかしい限りです。 九大ですと、第2志望でも行く人の方が多いのですね。もちろん、行ってもいいから第2志望を書いたのでしょうけれど、工学系を志望する人でもあまり学科への拘りがない人も多いのでしょうね。
- akeshigsb
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他の方が言われているように東大以外は前期に合格できても通常後期は受験できます。 (大学の規定などに再受験不可な記述がない場合) 通常、前期で合格した場合、後期の受験資格は失います。 また、受験システムに不慣れということで書きますが、大学・学科が同じ場合前期より後期の方が難しくなります。ほとんどの場合定員が少ないということと、前期でレベルが高い大学を受験し、その年に必ず国立大学に入学しようとする人が低い大学に殺到するためです。 中学受験のような同じ受験が複数回あるわけではない問うことになります。 また大学によって違うのですが、後期試験は一般的な試験だけでなく、論文が科目になっていたり、数学も一風変わったものもあります。申し訳ないのですが熊本大学はどうかは知りません。ご自身で調べてみてください。 大学と学科に関してですが文理で違います。 理系はやはり研究科目がものを言うので企業は学科を重視します。また国立であればある程度学生がしっかりしているので冷遇されることはないでしょう。東大や京大の院生ばかりな企業などは別ですが…。 そういった背景から受験生もそうした目でものを見ていますし、理系は授業や課題が大変なので嫌いな科目で4,6年はつらいです。 一方文系は大学が重要視されます。正直ほとんどの学生は勉強しません。将来企業でその知識を使うこともほとんどありません。理系では研究内容や出身学科の指定などを企業がしますが、文系入社の場合、「学科不問」がほとんどです。企業が学生時代に勉強していることに対する期待がないことの証拠です。 理系の方は受験生のころから大学で具体的に何を勉強するかを決めている人がほとんどですが、文系では少ないです。 ご参考までに。
お礼
ご回答ありがとうございました。 後期試験は難易度が高くなるのが通常だそうですね。 九大前期がダメだった場合、後期に広大は無理そうなので熊大を、と考えているようです。 理系は学科を優先しがちである、というご意見、参考にさせていただきます。
- nezusuke
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国立大学の入学者選抜についての平成24(2012)年度実施要領 です。 ご参考までに。 子供さん、第一希望に合格できるといいですね。 合格、祈っています。
お礼
ご回答ありがとうございました。 ご紹介していただいたURL,大変参考になりました。 お気遣いもありがとうございました。
数年前の受験生です。 一般に国立の前期・後期は別の試験ですから、前期に受かろうが前期で入学手続をしようが、後期の受験資格・合否に影響はないし、後期で受かった大学に進学することも問題ないです。 ただ、僕の知っている唯一の例外が東京大学です。 東京大学では、前期試験に合格した場合、東京大学の後期試験の受験資格を喪失するという規定があります。 東大の前期に受かったのに、またもや東大の後期の受験する人がどれだけいるかは疑問ですが、まぁいたとしても制度上は無理です。 >学科よりも大学(名)を取るものなのでしょうか? それは難しいところです。多くの人が悩むところでもあります。 ただ、全く興味のない学問を4年間するのは苦痛なので、どの程度興味があるか、と、ネームバリューのにらめっこになります。
お礼
ご回答ありがとうございました。 >全く興味のない学問を4年間するのは苦痛なので、どの程度興味があるか、と、ネームバリューのにらめっこになります。 まったくおっしゃるとおりですね。
お礼
大変解り易い説明をありがとうございました。 第2志望に関しても >辞退することになっても記載しておくほうがいいと思います。 というのは、仮に希望のところはだめだったにしても、後、○○点だったと推測ができるからです。 これには目から鱗でした。 九大クラスの大学でも入学辞退者がいるのは第2志望合格者に多いようだ、とおっしゃるのにも頷けました。 九大以外にも(旧帝大クラスで)第2志望が書けるところがあるのですね。