- ベストアンサー
購買部と品証部の関係と役割分担について
- ISO9001を認証している中小企業の購買部と品証部の関係や役割分担について知りたい。
- 購買部と品証部が明確になっておらず、個々がそれぞれのやり方で業務を行っている現状がある。
- ISOでは購買が供給先の評価や注文書の仕様を明確にすることを要求しているが、具体的な役割分担については書かれていない。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
no2です。 あくまで貴社の考え方に方針が一本筋が通っていることが前提ですので 差し障りのあるところはカット頂いて、私見で述べてみます。 品証はシステムづくり・製品精度や品質ランクの位置づけ、品管は実際の製品の品質管理という 認識で結構かと存じます。 (先に品質保証部と書いたのは、品質保証・品質管理と検査課の合体という意味を込めています) 品証部(課)の役割は、システムづくりと検査のあり方を設定・検証・管理することで、 より良き品質の保持と製品の保証を行うことです。 (そのための手段として、データ収集の意味での独自に計画した直接検査は含まれます) 品質管理は製造部門の中で技術的にあるいは自主的に行われることもありますし、 検査課が受け入れ・製造工程の途上で、そしてまた、完成・出荷の前に行うことが多いのですが、 検査そのものは、必ずしも会社の組織上としては義務的不可欠なものではありません。 検査が無くても良い品物が出来る、そういう環境が望ましいわけです。 それには、品質管理課は検査を伴いつつ、また、製造上の条件を安定・理想的な状態に 維持できるよう品質保証課とともに規定類の具体的な数値の検討作成・工夫されるのが 良いのかと考えます。 品質は皆で協力して作るという意識が不可欠です。
その他の回答 (2)
- gisahann
- ベストアンサー率37% (973/2616)
<購買部の仕事のあり方と他部署(特に品証)との関係や役割分担を知りたいのです そもそもISOを何のために取得したかということから再出発しなくてはなりません。 通常新しいマニュアルの作成は、組織の見直しから職務分掌の振りあてに始まり、品質管理・品質保証と 考えをめぐらせて行きますが、現状を踏まえて書類化するだけで精一杯です。 そこには、社内での製品への関わりに対して明確な考え方がないと所詮は堂々巡りをやらかします。 それらの基本となる考え方は、ものの本にいくらも書かれていますので省きますが、 こと購買部は、所定の仕様書があって初めて価格の設定も出来るのではないでしょうか。 この仕様書は発注品の性格や各会社の事情によりいろいろな部門の人によって作成されますが、 製造の実務に詳しくない購買部でその仕様書が添付をされることはあっても、自ら書かれることは きわめて稀です。 なお、検収業務は事務的に進められることが多く、対品物の状態の是非については、 次工程の部署の事情もその前提として勘案されるのが妥当でしょう。 この間の連絡などは書類的にもISOの処理方法できちっと決まっているはずなのですが・・・。 本来一般的に多いのは品証部は(検査課が一緒に含まれている場合が多いので)受け入れ品に関しての 検査を行い、自社の品質保証上必要な指導を社内社外に関らず行います。 (なお、品質の管理と品質の保証は別のことですので間違いのないよう改めてご認識下さい)
- zaykax
- ベストアンサー率40% (321/802)
今の組織で(1)~(3)の業務をするならどこの部署の誰にやらせるのが 良いかを考えて、それを品質マニュアルに盛り込む、というのが順序かと 思います。 ISOでどの部署にやらせろとは指定しませんで、どんな組織か知らんので 組織ごとに都合の良いように考えなさいというスタンスです。 というか、認証済みならそういうの誰がやるってどこかに書いてませんか? ウチの場合は、本社で一括して発注するものは購買でやっていますが そうでないものは購買がいちいち注文書は書きませんで、各事業所から 直接発注するような仕組みです。 供給先の評価も各事業所が行なったり本社がやったり。形だけ本社の 購買部が評価を行なうことにしても良いのですが、全国各地の業者さんの 評価なんて本社で一手に引き受けていられませんので、実情に合わせて やっています。 品質管理要求は、必要に応じて、で良いと思います。自分たちでチェック するのが難しい製品とか、チェックしている間に使い切ってしまうので いちいちチェックしてられない製品とか、かな? 特に品質保証部というのはありませんで、購買品も出荷品も各事業所で 対応しています。 ISOはもう返上しましたが、認証前から今までずっと同じです。 要は、今のやり方をそのままマニュアル化するのが手っ取り早いです。 購買に関する作業は個々が行なってそこの上司が確認する、でいいのでは? ISOを意識しなくてもそれとなく業務が進んでシステムが機能する、と。 そうではない、購買や品質保証を組織化したい、というのであれば、 それはISO以前の御社の組織の問題ですので、職務分掌を洗い出して 最適化を検討するところから始めるよりないと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 お礼が遅くなり申し訳ありません。 とても参考になりました。 当社はよくある認証取得の際に実情を無視したルールで乗り切ってしまったタイプです。 今はそこからの脱却をはかっているところです。 もともと組織体制も曖昧もいいところで責任と権限を明確にするところから苦労しっぱなしです。アドバイスの内容で一点質問ですが、本社で一括発注するものとそれ以外とでは誰がどのように定義付け及び判断されているのでしょうか? 再度アドバイスいただけるととても助かります。
お礼
ご回答ありがとうございます。 お礼が遅くなり申し訳ありません。 自分の弱いところというのは、やはり人にはわかるものですね。 正直調べたことはあるのですが、品証と品管の違いがまだ自分の中では曖昧です。 品証はシステムづくり、品管は実際の製品の品質管理(現場より)という認識でいるのですが、一方で品証部に検査が含まれることが多いということでここで?がついています。 品証部の役割は、システムづくりと検査が業務で、品質管理は製造部門の中で行われるとう 認識の方がいいのでしょうか? いい機会なのでアドバイスいただけると助かります。