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ビデオ編集後の画質について
- DVカメラからビデオスタジオで編集し、DVDで配布する場合、画質の落ち具合は気になります。圧縮したMPEGに変換すると、画質はどの程度落ちますか?
- 以前はVHSデッキに接続してビデオテープに録画することもありましたが、今回のDVD化は初めての試みです。圧縮やDVDに落とした場合の画質について教えてください。
- また、編集中のビデオが3時間程度の長さで、これを1枚のDVDに焼くことは可能でしょうか?その場合の画質についても教えてください。
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Q/圧縮したMPEGに変換すると、画質ってどの程度落ちますか? A/まずDVも圧縮はしているのですけどね。可逆ですけどね。本題ですが、よくこのような質問は出ますけど、このような質問は圧縮画像には不適切ですね。 圧縮率が高ければ、画質が低下し、圧縮率が低ければ画質の劣化が軽減されるため、全ては圧縮の度合い次第になりますから、「どの程度になりますよ」と回答できる人はいないのです。 さらに、言えばどの程度落ちますかと言われても、何に対してどの程度なのか、何と比較してほしいのかも書かれていませんしね・・・。 まあ、簡単に言えば 一般にDVの画質をほぼそのままに残せるビットレートはMPEG2では 最大15Mbps~20Mbps(DVDではサポート外のSDフルレート、平均12Mbps以上) DVDで一時間録画できまあ見た目に綺麗と感じる画質は 9,8Mbps(平均8Mbps)となりこれがDVDで1時間録画できる最高画質。 S-VHSに匹敵する画質が最大6Mbpsとなり平均4,7MbpsのDVD2時間ぐらい収録。 流石にトランスコード(間引き処理)をしなければ、ノイズが一気に増えるのがここからで20型テレビぐらいならまだいけるかもという程度。 平均3Mbps前後です。VHSとS-VHSの3倍の中間ぐらいかそれ以下です。録画時間は4時間程度。 そして、それ以下は録画出来るという程度。VHSの3倍かそれ以下です。 という具合です。 DVDの録画時間は画質さえ落とせば6~7時間は余裕で入れることができます。まあ、DVD-Videoに準じなくて良い。パソコンでしか閲覧しないのであれば、Div-XやXvid、MPEG4-P10(H.264)など高圧縮高画質の圧縮技術を使えば、2Mbps程度で4,7MbpsのDVD並の画質を再現できます。(3Mbpsあれば9,8MbpsのDVD並、7~8Mbpsあればハイビジョン並にできる) <用語> トランスコード=MPEGなどの動画圧縮時に作成される映像情報の中で中間予測情報に相当するBピクチャを間引く手法。MPEGなどの動画圧縮では基本となる画(Iピクチャ)を中心に動いた部分の情報だけの情報を記録するのが特徴で、その際に移動情報のPピクチャとその間に位置し補正を行うBピクチャが存在する。 そのうちBピクチャはIとPの中間に収まり、簡易予測を行う情報でコマ落ちなどを防ぐ効果などを持つが、Bピクチャの格納部に情報が全く無くてもIとPから画像を予測し再生するのは可能なのが特徴。トランスコードではそのBピクチャ内の予測情報のみを削除する。 これを行うには対応ソフトが必須。 可逆圧縮=圧縮したデータを破壊することなく元の状態に100%復元できる圧縮手法。圧縮率が低いが画質の低下はない。圧縮率は最大で数分の一程度。 非可逆圧縮=圧縮の際にデータの一部を間引く圧縮手法。高い圧縮を掛けられる反面。伸張しても元のデータには復元できない。圧縮率は最大で1/100以下にもできる。 ビットレート=単位時間(1秒)辺りのデータの消費量を指す。ビットーレートが高いほどより多くのデータを消費するため、記録容量を多く消費することを指す。圧縮で同じ圧縮を使った場合には圧縮率が高くビットレートが低いほど画質や音質が下がり記録時間が伸び、その逆だと音質や画質が高くなり、記録時間は短くなる。 MPEG4=MPEG2の後継として開発された映像フォーマット。MPEG2より圧縮効率がよく同じビットーレートでは遙かに高画質になるが、2より高いパフォーマンスを消費する。Div-XやXvidはMPEG4の派生フォーマット。
お礼
どうもありがとうございました。 S-VHSに匹敵する画質がDVD2時間ぐらい収録ということで、だいたいの感じがつかめました。