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弁護士の仕事とは?真実を隠し依頼人の勝訴を目指すか
- 弁護士は刑事裁判において被告を弁護する役割を担います。
- 弁護士が被告人の無実を勝ち取るために真実を隠蔽することがあるのかについて考えます。
- また、民事裁判でも弁護士は利益のために真実を隠し勝訴を目指すことがあるのか疑問を持ちます。
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質問者が選んだベストアンサー
弁護士という資格を取ることで、法律の制約を受け、法律上で与えられる権利もあることでしょう。 しかし、国に生活が守られているわけでもありませんから、弁護士は弁護士収入やその他の収入で食べていかなければなりません。 ですので、法律で許される限り、依頼人を守り、依頼人の利益のために仕事をすることでしょう。 どんな情報を見つけても、聞いても、依頼人へ裁判などでのリスクの説明を行い、公にしないこととするのも弁護士の業務でしょう。 基本的に不利益な情報を立証したりするのは、利益を受ける側が行うものでしょう。 もちろん、依頼者の意思であれば、代理人たる弁護士であっても依頼者の不利益な情報を公にすることもあるかもしれませんがね。 逆に、依頼者の代理人が依頼者の意思と異なることを行えば、法律に反したり、賠償請求される側になりかねません。また、依頼者は弁護士を選ぶ権利があるわけですから、信頼関係が無いという理由などで弁護士を変更することも可能でしょう。 法律や法律家は、弱者の味方や正義の味方ではありません。自分や依頼者にとって有利に法律を使うことに意味があるようなものでしょう。 弁護士は職業であり、ボランティアなどではありません。 弁護士にも弁護活動の方針があるでしょう。弁護士が正義の味方気取りで、知りえた情報のすべてを出すような依頼者だけの利益を見ない方針であれば、依頼者が報酬を払ってまで依頼するかは、疑問となることでしょう。 私は、民事の賠償請求の訴訟中ですが、代理人である弁護士にほとんどのことを伝えます。その中で私にとって不利益なことで裁判上隠し通せるもので、もし相手に立証されても言い訳の出来るものであれば、公表しない方針で依頼して弁護活動をしてもらっています。 ですので、訴訟などの当事者の一方が弁護士を雇い、第三者である裁判官がいても、すべての法律で守られるわけでもありません。相手や相手の代理人、裁判官と対応に話し合えるようにするために、多くの場合弁護士へ依頼するでしょうし、依頼するにあたっても優秀な弁護士であるほど自分の有利になるでしょう。 証拠は見方によっても法律上の捉え方は異なりますし、法律は解釈や判例などによって判断が異なります。その中で有利になるように第三者に考えて判断してもらうのが弁護士依頼でしょう。 依頼者のために動くことをマシーンというのであれば、高度な知識を持つマシーンでしょうね。
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- Ebonbon
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質問者さまの想定されている場合は、捕まっている時点では否認しており、 後からついた弁護士にこっそり真実を話す、という事ですよね。 こればかりはその弁護士の人間性によります。 私は国選の場合しか知りませんが、否認弁護はかなり大変だそうです。 弁護する相手が真実を話さなくても、状況説明や接見を通して、白黒グレーがわかるそうです。 心の中で「こいつは黒だな」と思っていたとしても、相手が否認している限りは無罪を主張する 方向で動くそうですよ。 我が家の場合は本来ありえないミスを検察側がしたことから、負け裁判だと思っていましたが 勝ちました。無罪です。 度重なる接見の中で何回も自白を求めたようですが、執行猶予中の再犯であったことから 執行猶予が終わるまでは自白はしない、とはっきり言ってきたようです。 (私は実質自白だと思っていますが) 仮に私選でも いくら無罪を主張しても科学証拠がそろっていれば無理だと思います。 弁護士のやり方次第で本来よりも軽い刑にすることは可能かもしれませんが。 マシーンかどうかはわかりませんが、 何を目的に仕事をしているかで立場は変わってきます。 企業側で仕事をするのであれば当然そちらの味方です。 しかし、無理な事ははっきりと無理といいますよ。 民事の場合は基本話合いだそうですから。 相手の人生、そして相手の家族の人生をも背負う仕事をするのが弁護士… というのは頭では十分理解していますが、家族の立場から言わせてもらうと 土日なく働きに出ているし、他にも相当な犠牲を払っていますから、仕事と割り切って 欲しい部分はありますね^^;
お礼
回答ありがとうございました。私の質問に対してある意味真をついた解答でした。得たかった回答です。ありがとうございました。
- iwashi01
- ベストアンサー率17% (187/1051)
「やってない」と主張して無実にするのではなくて 「やったけど責任能力はなかった」とかして無実を勝ち取ろうとするのでは 真実を見極めて公平で妥当な処分を下すのは裁判官の役割じゃないのでしょうか 質問文は、弁護士が裁判官の役割をしなければおかしいと言ってるようにもみえますが 弁護士は、「被告人に利益になるように戦う」役割を振られた人だから、その役割を果たすべきじゃないかなあ 被告人は、自分を守るために法廷で嘘をついても罪にはならないんだったと思います 誰でも、自分を守る権利はあるから 弁護士も、被告の代理人だから、「被告に不利なことを知っていたとしても言わなくていい」 てか、弁護人に「真実を隠蔽するな」と要求するのは、 被告人が弁護士に話したことを、弁護士に証言台でべらべらしゃべれって言うようなものじゃないですか? 弁護士には守秘義務があるからそんなことはできないのでは 被告の嘘や不利な事実をあばくのは検察側で、、正当な判断をするのは裁判官の役割なので、 被告が罪を逃れたとしても、 弁護人が「真実を隠蔽した」とか責められるんじゃなくて、「検察側と裁判官が能なし」だと責められるべきじゃないかなあ 弁護士がそういう役割で弁護するのがおかしいというなら、裁判制度そのものを変えるしかないんじゃないですかね 民事訴訟については、 そもそも双方が利益を主張して代理人(弁護士)を立てて争うだけだから、 どっちも自分に不利な真実は言わなくて当たり前じゃ 偽って言うと偽証罪になると思いますが、「不利だから言わない」のはOKでは だって自ら自分に不利なことを全部公開しろなんておかしいでしょ
お礼
回答ありがとうございました。 弁護士が真実を隠蔽することを責めるものではないです。それは業務なのでいいのですが、正義のための職業と認識していた弁護士の実態業務を理解するにつて、因果な商売だとおもうことがどうなのか意見を伺ってみたかったのです。
- kqueen44
- ベストアンサー率43% (530/1214)
弁護士は依頼人の利益の為に働きます。 又、法廷は真実を明らかにする場ではなく、証拠の出し合いによって判決を得る場です。 なので、依頼人にとって不利益になる事実はあえて公表しないこともあり得ます。(これを「真実の隠蔽」とするのならば、隠蔽しています。)全ての真実を証拠提出する義務はないので、法廷では法律上争点になる部分にしか証拠提出しないのが普通です。 >弁護士は報酬や何らかの利益のために真実を隠し、依頼人の勝訴を求めるマシーンになります。 この表現はあながち間違いではないかもしれません。民事訴訟では依頼人に代わって、勝訴判決を得る(勝訴でないなら最大限の利益を生む)のが仕事ですから。 機械的に事務作業のように訴訟代理をする方から、情に熱い方まで色々おりますので一概には言えませんが、概ね弁護士の仕事は依頼人に代わって「依頼人の利益の為」に働くことです。
お礼
回答ありがとうございました。依頼人の利益の為に働く・・・まさにおっしゃる通りなのでしょう。具体的な事件を上げて意見をお伺いしたところだったのですが、問題があるといけないので記述しませんが、ある事件で大弁護団がついていながら、ばかばかしい説明をして無実を主張していたのをみて、無実を主張するためにこんなみえみえのことを大の大人が、大弁護団が考えて主張するのかと考えてときに、弁護士とはなんぞやと思ってしまいました。
- tk-kubota
- ベストアンサー率46% (2277/4892)
犯人が、弁護士に「私は殺しました。」と言っているにも拘わらず、弁護士が「殺してはいない。」とは言いません。 そのような場合の弁護士活動は、その動機や経緯、そして情状を求め刑を軽くするため弁護します。 民事事件の場合は、例えば「先生、貸したお金が返してもらえないですが」と言う場合、何時、誰に、幾ら、返済期日は等々裁判に必要なことは聞き出しますが、それ以外に依頼者に不利になるようなことはしません。 何しろ、弁護士は、社会正義を旨とし、胸やに勤めなければならないことになっていますから、その精神は誰も変わらないと思います。
お礼
回答ありがとうございます。
お礼
回答ありがとうございました。私の質問に対する模範解答だと思います。