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官公庁の非正規職員の更新回数に上限がある理由
- 官公庁の非常勤職員には更新回数に上限がある理由についてまとめました。
- 官公庁の非正規職員の更新上限と失業の関係、また異動や勤務形態の違いについても考察しました。
- 官公庁以外の直接雇用の非常勤職員の更新上限についても疑問を持っている人のために、その理由について説明しました。
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No.1です。 働く人が扶養内ばかりかっていう質問に回答を付けなかったのは、職場によって勤務時間や給与も違うので必ずしも扶養内になるとは限らないし、働く人によって事情も違うからです。 さすがに家族持ちで大黒柱の人はあまり見かけませんが、一人暮らしや実家暮らしで扶養を気にせずほどほど稼いでいる人は結構いますよ。No.2にも書かれたとおり、新人クラスの給与なので贅沢はできないみたいですけど(常勤公務員と違って雇用保険料も引かれる場合あるしね)。 年度替わりで更新になるので、転勤族の配偶者の方もよく見かけますね。 給料によってはどっちの人も狙ってくる場合だってあります。 たとえば、日当が6,000円超のフルタイムだったら、社保の扶養条件である130万円/12の10万某を超えるので、長く続けるなら扶養には入れません。でも、短期(たとえば2ヶ月限定)ならば、連続的に10万某を超えつづけているとは見なされないので・・・と、扶養内で働く人でも入って来たりします。 あと・・・言いにくいですが、上限があるとはいっても、必ず上限いっぱいまで働き続けられるとは限りません。 部署の統廃合で席がなくなったり、予算削減で雇える人数が変わったり。仕事の増減もありますから。 仕事が出来なかったり人間関係がまずかったりで、お断りされるケースもないわけではありません。 ただ、公的機関の性質上、予定期間の途中で切られる心配はまずしなくていいので、そのあたりは民間求人より「おいしい」と思います。 その代わり、兼業禁止などのルールがあれば守らなければいけないし、公務員倫理規定にも縛られるなど、多少の窮屈さはあきらめなければいけません。任期満了の転職も、就業期間の重複はNGでしょう。 契約が切れて更新がなければ、履歴書をゼロから書くのは、なにも非常勤公務員に限った話ではないでしょ? 新しい仕事を見つけるためには当然のことです。たとえ扶養内だって、失業してもダメージが多少小さいだけで、失業しても良いなんて思ってる人はほとんどいないはずですよ。
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- Sasakik
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ダラダラと続けていても解決策が出そうにないから、コレで最後。 >どちらにせよ正当に表ルートで正規になったと信じたいです。 何を期待して信じたいのか判りませんが・・・正規の公務員として採用する場合、まず、公務員試験合格者名簿に登載されている者であり、選考採用の場合でも人事院の審査を受ける必要があり、採用官庁の”独断”で採用することは出来ません。 30年以上前なら兎も角、選考採用の基準は厳格で、基準に満たない者の採用を強行したとしても、発覚次第、採用日に遡って公務員の身分を剥奪されるでしょう(そもそも”偽って”採用されたから身分保証の対象外、また、採用官庁も級別定数などでペナルティを受けることになる)。 あと、”官庁を渡り歩く非常勤職員”についても、「役所の仕事に慣れていて便利」と好む官庁もありますが、「役所仕事に慣れすぎている」ことがいろいろとデメリットになる官庁も少なくありません(ウチの役所も・・・)。
お礼
付き合って頂いて感謝します。 >>どちらにせよ正当に表ルートで正規になったと信じたいです。 何を期待して信じたいのか判りませんが・・・ この方に色々相談にのって頂いていたので(求職に関しても)、 仮に'あってはならない'方法で正規になっていたなら、 私に実害はありませんが、何となく哀しいなと思っただけなんです。 官公庁での勤務になれている事が、マイナスになる所もあるとは驚きました。 同じ所や部署に長くいると弊害がある、という事と関連があるのかな… >>ある官公庁に不採用になったら、 その履歴(応募履歴・不採用履歴・就業履歴)は、 官公庁に限らず、過去に応募歴や不採用歴、まして就業歴があれば、 多くの方は再度応募しませんよね。 そう考えるようにします。 色々有難うございました。
- Sasakik
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>ただ、このサイトで見かけた >「旧社保庁にアルバイトで入り、簡単な面接で今では正規職員」という人が >どういうことなのか、が気になってはいます。 まず考えられるのが 非常勤職員として稼働しながら公務員試験に合格・・・実績面で問題がなかったので形式的面接で採用決定 書類的には、ごく当たり前の採用手続きがなされた形で、公務員試験を受けた採用希望者の前職が”たまたま”社保庁の非常勤職員だった”だけ”ということです。 もう1つ、 社保庁は外郭団体(天下り先)に事欠かない組織でした。職員の口利きで、非常勤職員から”外郭団体の”正規職員になった可能性も高いか と。 社保庁の外郭団体=公務員と勘違いする人も少なくありません。話しを聞いた人が、正規職員=公務員と勘違いし手も不思議じゃありません。 ソースが伝聞じゃ、真偽の評価は出来ません。 なによりも、現行の法制度では >本当に稀な場合に過ぎなかったのか、 稀どころか「あってはいけないこと」です。
お礼
ありがとうございます。 正規職員になった方は、外郭団体ではなかったと思います。 年金事務所か、少なくとも年金事務に携わっていたと思います。 本人がここに投稿していて、伝聞ではなかったと思うんでが… 正規職員になったのが、解体前かあとかは定かではありませんが、 どちらにせよ正当に表ルートで正規になったと信じたいです。 今、必死に求人検索し、ハローワークにも通っています。 ただ、官公庁系の求人に応募しようと思っても、 肝心の志望動機が書けない壁にいつもぶち当たります。 社会保険関係(年金や健康保険)の業務には興味があり、 (組織としては年金事務所?)何とか書けるのですが、 それ以外の興味は、似たり寄ったりなんです。 非常勤で圧倒的に多い’事務補佐的な仕事’となると、 その求人ならではの仕事の特徴が見いだせないんです。 募集している官公庁(業務内容)の違いはありますが、 その違いに関連付けての志望動機も、 なんかわざとらしい気がして… 官公庁別に志望動機に差がある訳ではなく、 「不安のない組織で、事務がしたい、たとえ失業確定の求人でも」 というのが、究極には結局本音です。 官庁ごとに非常勤の仕事内容に大きな差を感じないんです。 この安易な動機がそもそもダメなのでしょうか。 志望動機が書けない官公庁の求人は、 その業務内容に興味がもてていないという事なのか。 '官公庁を渡り歩いている人'は、 都度どんな志望動機を書いているのか、ホント知りたいです。 "渡り歩くスベ"なんてあるのでしょうか。 勤務ごとに「経験を積み、実績を認めてもらえるような働きをする」 に尽きるのでしょうが、非正規の身分でそれがどの位可能なのか。 ある官公庁に不採用になったら、 その履歴(応募履歴・不採用履歴・就業履歴)は、 その下部組織や別事務所、出先機関でも情報として使われるのでしょうか。 もし、そういう内部事情をご存知でしたら、 書ける範囲で結構なので、お教え頂けると嬉しいのですが、無理でしょうか… 応募書類が書けないなんて、求職活動する以前の問題ですよね… いろいろ率直に書いて頂きありがとうございます。 腐らず、めげずに、人生を取り戻したいと思います。 (勝手に長々と弱音をたくさん書いてすみません) ありがとうございました。
- Sasakik
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現実に、幾つもの官庁の非常勤職員を”渡り歩く”人がいます。 >その度に、ゼロから履歴書を書き、求職活動を延々と繰り返しているのかどうか、という事を聞きたかったんです。 そのとおり。 更新回数に制限があるのを承知しているのですから、最後の契約期間の満了が近付けば、当たり前のように、ハローワークなどで情報収集をして、履歴書を書いて・・・と、ごく普通の求職活動をします(同じ環境にある人たちでネットワークを作って情報交換をしているグループもあるらしい)。 >いつまで心理的にも市場的にも通用するかとの葛藤があります(迷い)。 身も蓋もないことを言うと、「慈善事業で非常勤職員を雇用している訳でない」となります。 役所は「全体の奉仕者」として、契約通りの期間・業務内容を全うしてくれる人材を求めているだけです。被雇用者の個人的な葛藤を斟酌する必要はありませんし、斟酌すべき法的根拠もありません。 現行法で「官公庁で長く働きたいのなら、公務員試験に合格する」コトを要求している以上、役所にも打つ手はありません。 質問者サマの希望を通したいのなら「国家公務員法・地方公務員法を変える」しかありません。
お礼
ありがとうございます。 「渡り歩く」というのがやはり現実なのですね。 突き詰めると、正社員など正規雇用ではない以上、 そういうリスク・苦労は受け入れるしかないですよね。 特に、官公庁に拘っている訳ではないのですが、 組織としてハズレ(というと誤解を招きそうですが)の可能性は低い、 信頼性は多少持てるかな、と思った次第です。 担当する業務が、 (契約切れ後)次への経験として認められるレベルか否か、 その辺が最も気になり、重視して求職しています。 ま、非常勤だと、そのレベルの事務というのは、難しいのかもしれませんが。 中には、「官公庁で勤務経験のある者」という求人や、 非常勤でも正規並みの業務を担当されている人もいると聞きます。 (それなりの経験と知識は必要だとは心得ていますが) せめて、そういう仕事で3年だけでも頑張って、 次へつなげられたらと思うのですが、 雇用側にも、その他年齢などの条件も暗に持っていると思いますので、 本当に、官公庁にこだわっているという訳でもないんです。 ただ、このサイトで見かけた 「旧社保庁にアルバイトで入り、簡単な面接で今では正規職員」という人が どういうことなのか、本当に稀な場合に過ぎなかったのか、が気になってはいます。 いろいろありがとうございました。 少し前に、「官製ワーキングプア」がメディアを賑わせていましたが、 結局は、"Poor"からは大きくは抜け出せないのかもしれません。 率直に回答頂いて、求職にも役に立ちそうです。 求職者にとっては、無用な甘い言葉が一番不要なんです。 (求人票の「年齢不問」もそうです…その事情はわからないでもないのですが、双方にとって共に良いとは思えないんですよね…) ありがとうございました。
- Sasakik
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国家公務員してます。 一般事務を補佐する非常勤職員(事務補佐員)は定員外の職員で、単年度予算の原則から、雇用契約も会計年度単位となります。 で、公務員として採用される大原則は、 公平な基準により能力を試験し、適任と認められたものを選抜すること と、国家公務員法や地方公務員法で規定されています。 #1さんの回答にもありますとおり、延々と契約更新を続けることは、事実上の常勤職員化=公務員試験を経ない職員採用という違法状態になります。 また、非常勤職員の賃金は、正規職員の俸給表の最低ランクを基本に算出し、昇格に相当する扱いもないため、賃金職員の永年勤続は、被雇用者側の不利益にもなります。 一方で、事務の補佐といえど毎年人が入れ替わるのも効率が悪いので、正規の新人職員が最初の昇格を迎える頃=5年を限度としているのでしょう。 >一方で、採用された者としては、最大でも5年で失業になるのは辛くありませんか? 募集の時点で、最大の更新回数を含めた雇用条件を提示しているはずですが・・・被雇用者が期待するのは自由ですが、役所が根拠のない勝手な期待に応える義務はありません。 官公庁は法に根拠を求める組織です。仮に初回雇用時に10年20年の契約更新を約束があったとしても、法令違反の無効な約束と判断されるでしょう。 余談になるけど・・・ 事務補佐員の募集には「最大更新回数」と「事務補佐員から正職員になれません」の断り書きを入れても、面接で「正職員になれたら良いな」などと勘違い発言をするヤツがいるんだな(当然、そんな発言がなくても採用されそうにない人物ですが)。
お礼
ありがとうございます。 分かる範囲、回答頂ける範囲で結構ですが。 質問にも書きましたが、 ・更新が終わる度に、ゼロから履歴書を書き、求職活動をする という繰り返しで、生活している方が多いのでしょうか。 それともやはり、既婚者でお小遣い稼ぎ、 或いは、配偶者控除枠内(フルタイムではなく)での勤務で、 失業しても支障のない方ばかりが勤務しているのでしょうか。 募集側としても、どちらかと言えば、そういう人向けと想定しているのでしょうか。 >募集の時点で、最大の更新回数を含めた雇用条件を提示しているはずですが・・・被雇用者が期待するのは自由ですが、役所が根拠のない勝手な期待に応える義務はありません。 すみません、こういう視点での疑問はないんです。 私自身、色々あって再就職に苦労していて、 失業が必ず来るとわかっていても、 たとえ3年でも、更新が能力に左右されても、 長期で仕事に就きたいと思っています。 でも、いざとなると、 求職活動にかなり疲れてきて、 やっと採用されて、更新が限度になってまた失業して、 ゼロからまた、履歴書書いて…というのが いつまで心理的にも市場的にも通用するかとの葛藤があります(迷い)。 ・非常勤で勤務している人は、どういうタイプか、 失業した時はどうされているか等々をお聞きできればと思ったんです。 「正職員になれるかな」という期待は全く持っていません。 民間と違い、アルバイトやパートから常勤・正規雇用へ、というルートは、 ほとんどないと思っていますので。 ただ、社会人経験者という枠での公募は官公庁でも多くなってきている気がします。 それなりの経験が必須で、競争率も高いと思いますが。 ただ…元国の機関にアルバイトとして就業し、 今では正規雇用になっているという人が、このサイトでいました。 面接も簡単なものだったそうです。 厳密には、民営化されて(独立行政法人)いるから可能だったのでしょうか。 就業の際、職歴を証明する書類の提出も必要だったみたいですが、 その辺は、官庁の名残なのでしょうかね。 ・名残と言えば、旧社会保険庁は解体され、 各地の事務所業務も、年金と健保(協会けんぽ)に分離されていますが、 求人も全く別組織としてされるのでしょうか。 業務的に関連は残っていそうですが。 どちらかの業務で勤務した記録は双方で共有し、 もう一方で勤務したい場合は、その記録を参考にされるのでしょうか? ・それと、更新は最長3年までとなっていても、 初回契約期間終了後に更新できない事も、 翌年に更新されない事も当然ありますよね。 その理由で多いのは、労働者側の原因による所が大きいですか(能力等)、 それとも、雇用側の事情が多いですか(予算・業務縮小・非常勤枠廃止等)。 ・名称の事ですが、 同じ意味でも組織によって名称が単に違うだけですか。 名称に扱いの意味はありますか。 非常勤パート、契約職員、期限付き常勤職員、臨時的任用職員、等々。 公務員特有の呼び名というだけでしょうか。 チラッと聞いたのですが、 契約が終了するまでは、更新がなされないと分かっていても、 契約が切れるまでは再就職活動もしてはいけないというのは、 本当なのでしょうか。 なら、再就職活動に後れを取ってしまいます…。 なんか、質問をたくさん重ねてしまって恐縮です。 外からはわからない、 非常勤として勤務するにあたって、知っておいたらいいという事があれば、 お聞かせ頂けると嬉しいです。 ありがとうございました。
非常勤だから、でしょう。 だって、ずっと居続けたら、「常勤と何がちがうの?」ってことになりませんか? しかも、常勤のひとは癒着しないように転勤があるけど、非常勤のひとはそうでないので・・・ずっといて仲の良い業者さんとかできたりしても、なかなか微妙でしょう? 職員の誰よりも事情に通じているとなると、頼れるという反面・・・ってこともあるのではないでしょうか。 だから、いまは「適正化」の名の下に、上限を設け、採用も基本的には公募ということになっているところが多いのです。 採用にあたっては、あらかじめ上限を伝えます。求人票でも、面接でもね。採用される側もそれをわかったうえで、応じているはずです。 大昔は、年に数ヶ月の休みを挟みながら数十年にわたっておなじ部署にいる非常勤の方がいたりしましたが、新人より給与がはるかに高いとか、ボスでも文句が言いづらいとか、そういう伝説もありましたけど・・・。 だいたいは、自分の自治体関係の機関か、同じ省庁の機関での経歴のみを問題にしますので、他省庁の機関などであれば転職も可能です。都道府県の機関と市町村でも大丈夫かな。 契約や派遣でも、任期切れで必ず更新されるなんてことはないですよね。
お礼
ありがとうございました。 あと、わかる範囲、回答可能な範囲で結構ですが、 非常勤枠で勤務している人は、 質問に書いたように、生活費の主ではないか、 配偶者の扶養控除枠内勤務の方で、 極端に言えば、失業しても良いと思っているタイプの人がほとんどなのでしょうか? 更新上限到来ごとに失業するのは辛くないか、と書きましたが、 その事を承知の上で勤務しているはず、という視点ではなく、 その度に、ゼロから履歴書を書き、求職活動を延々と繰り返しているのかどうか、という事を聞きたかったんです。 私自身、再就職に苦労しており、失業が必ず到来するとわかっていても、 とにかく長期で働きたいと思っており、 でも、いざとなると、その度に求職活動と履歴書の作成が、 心理的にかなり辛くなってきそうで、 色々悩んでいるところです。 官公庁以外でも、3年までという制限を設けているのは、 同じ理由からなのでしょうね。 有難うございました。
お礼
ありがとうございました。 民間よりは、組織として安心はできるかなと思い、官公庁の仕事も選択肢に入れていました。 民間でも官公庁でも、組織も中の人も様々ですが、 少なくとも悪徳業者的な危険性はないかと思いました。 特に、そういう企業に勤めて嫌な思いをしたという経験もなく、 求人票や面接の段階で、そういう匂いは嗅ぎ取れる方ではあるのですが、 非常勤とはいえ、すぐ倒産となるのも極力避けたいです。 非常勤でも身分としては公務員で、 それなりの制約や責任(身分としても担当業務に関しても)が求められるのは、 別にかまいません。 担当業務として非常勤の立場で、許容できる責任範囲は、 給与や立場的に、都度都度、判断はしていきたいのが本音ではありますが、 仕事をする上ではどこでも何でも同じなので、あまり重要条件ではありません。 いろいろありがとうございました。