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書籍が割引販売されない理由
- 書籍が割引販売されない理由は何でしょうか?専門店やネット通販では他の商品が定価や割引価格で販売されているのに、書籍だけが割引されないのはなぜでしょうか?理由を知るためには、書籍の特性や利益率に関係があるかもしれません。
- 書籍はなぜ割引されないのでしょうか?他の商品は定価や割引価格で販売されているのに、なぜ書籍だけが割引されないのでしょうか?書籍の特性や販売戦略に関係があるのか、利益率の問題なのか気になります。
- 書籍がなぜ割引されないのか疑問です。他の商品は定価や割引価格で販売されているのに、なぜ書籍だけが割引されないのでしょうか?書籍の特性や利益率、販売戦略に関係があるのか興味があります。皆さんの回答をお待ちしています。
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質問者が選んだベストアンサー
現在、日本の書籍の中間流通業者は「東販」と「日販」しかありません。 書籍やCDの小売りは多くの在庫が必要であり、これが経営を圧迫します。 ですから、一部の商品(岩波書店など)を除き、在庫が出た場合は 販売会社が買い戻すシステムができているのです。 このシステムを再販価格維持制度といいます。 従って、在庫のリスクがないのですから、小売りの利益率は低く設定され、 通常は5~10%くらいです。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%8D%E8%B2%A9%E5%A3%B2%E4%BE%A1%E6%A0%BC%E7%B6%AD%E6%8C%81 一部の大学生協やネット販売では10~20%前後の割引がされているよう ですが、多分ん、大量販売にいよるキックバックの利益を見込んでいるもの と思われます。
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- wakko777
- ベストアンサー率22% (1067/4682)
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%86%8D%E8%B2%A9%E5%A3%B2%E4%BE%A1%E6%A0%BC%E7%B6%AD%E6%8C%81 こちらを参考に。
お礼
ご回答有難うございます。 再販売価格維持と言う制度で定価販売になっているという事ですね。 名称は知っていましたが、内容を把握していなかった為に全くの別件だと思っていました。 今回はとても勉強になりました。 どうも有り難うございました。
補足
この場をお借りして… ご回答して頂いた皆様、どうも有り難うございました。 日本の文化や経済の一端に触れたような感じでした。 今回はとても勉強になりました。 システム上、お1人にしかベストアンサーが選出できないのが心苦しい次第であります。 私的には全員がベストアンサーと考えております。 また私が質問をさせて頂いた際には、再度、ご教授して頂きたいと思っております。 この度、どうも有り難うございました。
- potatorooms
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書籍は、日本の文化を担うという事で、貸し出し、中古品販売に関して、著作権者や版元が保護されません。そのかわり、郵便のはがきのように、全国一律の価格での販売、出版社が値段を決めることが許されています。価格競争がないんですね。 この規定で、貧しい人でも、図書館で無償で借りることができますし、田舎でも都会と同じ値段で買えます。 これを悪用したのが、ブックオフですね。ゲームソフトやCDは中古販売の際、著作権者にお金を払いますが、ブックオフは、全てを自分の利益にして急成長しました。 日本の漫画文化は、崩壊寸前ですよ。ミリオンセラーの漫画家さんでも、連載が終わると生活に困るという状態になっています。以前はその後も書店で売れ続けて生活ををささえましたが、いまは、古本市場に取られて1円も入らない状態ですから。 この辺は、ラブひなの作者さんを検索してみるといいかと。
お礼
ご回答有難うございます。 書籍には価格競争がない。 確かにそうですね。 その為、全国何処でも同一価格で買う事が出来るし、その制度の恩恵で図書館の無料貸し出しが出来る。 なるほど。 ブックオフも、この制度の網目を利用しているとは… 漫画家さんって「当たればデカイ」とは思っていました。 連載が終わってもキャラクターの肖像権や印税とかで収入があるのかと… 鳥山明さんは一体どんな生活をしているのか…気になります。 (都市伝説的な物は聞いた事はありますが…) ラブひなの作者さんの事を調べてみました。 「この事かなぁ~」と思えるような記事を発見しました。 もしこの事だとすると、「あそこまでやって1冊も売れなかったとは…」 将来の出版業界はどうなって行くんでしょうか… どうも有難うございました。
- coco1701
- ベストアンサー率51% (5323/10244)
・独占禁止法第24条の2第4項の規定に基づき再販適用除外が認められている著作物 (書籍,雑誌,新聞, レコード盤,音楽用テープ、音楽用CD)・・左記に関しては定価販売が認められています 上記以外の商品(DVD、BD、等)に関しては上記の適用は受けません ・再販制度・・再販売価格維持制度 上記は「定価販売」を義務付けるもので 前述の6品目が指定されています(基本は著作権保護の観点から) (DVD、BD、の著作権はどうなんだとツッコミは入れないで下さい・・元々、書籍、雑誌、新聞、レコードが対象だったが、レコードの派製品として、音楽用テープ、音楽用CD、が組み入れられたが、 映像作品(VTR、LD、DVD、BD等)は元々想定外(当初4品を指定した当時は存在していない)だったので・・色々経緯がありましたが現状は指定されていない状態) 再販制度には期限が設けられています 古本や中古CDなどが安売りされているのは、価格保持期限が過ぎた商品の為です
お礼
ご回答有難うございます。 なるほど。 再販制度には期限があるんですね。 知りませんでした。 古本や中古CDが安い理由は価格保証期限が過ぎた為の価格って事ですね。 余談になりますが… amazonにて、この様な感じで予約を受け付けている音楽CDがあります。 現在の新譜CDは「通常版(CDのみ)」と「限定版(CD+DVD)」が主流になっています。 通常版は定価(数%のポイントの付加有り)のに対し、限定版は20%ほどの割引価格(ポイントの付加なし)が適用されています。 実売価格差は50円ほど限定版の方が高いくらいです。 これだと「限定版」を購入すると思いますね。 価格って様々なシガラミが関係しているんですね。 特に書籍関係は複雑みたいです。 とても勉強になりました。 どうも有り難うございました。
- tokiwa3cha
- ベストアンサー率28% (2/7)
回答するにあたり確認しておこうとWikipediaの「再販売価格維持」の項目を見てみると、 理由は不明となってますね。 私の認識では、出版側が 「価格競争の激しい都心部とそうでない僻地との間で価格差が生じると、 それがそのまま文化レベルの差につながる」 と主張し、それを国が容認しているというものですね。
お礼
ご回答有難うございます。 「再販売価格維持」って聞いた事があります。 聞いた事があるだけで、内容は全く把握していませんでしたが… 出版側の「都心部と地方の価格差が文化レベルに差が出る。」との主張が通っているという事みたいですね。 「何故、定価販売なんだろう?」と何気なく不思議に思ったことなんですが、なんか複雑な事情があるみたいですね。 どうも有難うございました。
お礼
とても解り易いご説明、有難うございます。 「再販価格維持制度」って名称は聞いた事はあるのですが、内容までは把握しておりませんでした。 そう言えば、お店で本をダンボールに詰めている所を見た事があります。 おそらく返本処理をしていた所だと思います。 あれは買い戻している所だったんですね。 その制度があるから利益率も低いと… 500円の本を売っても、利益率が10%だったら「50円」しか利益が出ないとは… 窃盗とかデジタル万引きが多発して、本屋さんが悲鳴を上げてる…という事をニュースで見ました。 これだと「書店の経営って大変なんだなぁ~」って思ってしまいました。 とても勉強になりました。 どうも有り難うございました。