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サンスクリット語の大文字・小文字の使い分けについて
- サンスクリット語の大文字・小文字の使い分けは、英語とは異なります。
- 一つの単語だけで大文字がまったく使用されていない場合や、単語の中間の文字が大文字になっている場合もあります。
- 大文字で始まる単語の使用も見られますが、必ずしも最初の文字が大文字になるわけではありません。
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本来ローマ字を使用しない言語をローマ字書きする場合、ローマ字表記に大文字と小文字の使い分けや句読点のルールがある場合とない場合があります。ある場合はローマ字書きが本来の文字に準ずるものとして決められている場合やローマ字書きが新たな表記として決められている場合です。マケドニア語、セルビア語、アゼルバイジャン語などがあります。日本語のローマ字表記は大文字小文字に関しては一応英語等に準ずるようですが細かいところは決められていません。日本語を書くのにローマ字は正式なものに準ずるものとはなっていません。 さて、サンスクリットはデーヴァナーガリーで表記するものですが、これをローマ字表記したものは正式なサンスクリットの表記というよりは学問研究や外国人に分かりやすくするためのようで、ローマ字表記自体にもいくつか方式があります。 http://en.wikipedia.org/wiki/Devanagari_transliteration 大文字と小文字が混じっている表記法がありますが、補助的記号なしのローマ字26文字だけでは足りない音を表すため同じ文字の大文字と小文字に違う音を振り分けているのです。この表記法を使えば文頭や固有名詞の初めも大文字にできるとは限らないし、語の途中で大文字が出てくることもありえます。同じことがアラビア文字のローマ字表記にもあります。補助記号を使う方式では大文字小文字の使い分けは一般的な欧米語に準ずることができますが、記号付き文字の入力が難しかったり表示できない場合があるなどの問題があります。 使い分けの基準が分からないというのは、別の表記法で書かれたものを見たせいであると思われます。また、ラテン語や古典ギリシア語のような古典語は文を書くときでも必ずしも文頭を大文字にする必要はありません。サンスクリットも古典語ですから書き手によっては同じルールを使っているのかもしれません。 なお、英語などの現代語でも固有名詞でなければ語の初めを大文字で書く必要はありません。大文字で始めるのは一語であってもそれが文であるときです。
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- SPS700
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サンスクリットに使われるデーバナーガリー文字は、下記にありますように大文字、小文字の区別がありません。 http://www.weblio.jp/content/%E3%83%87%E3%83%BC%E3%83%90%E3%83%8A%E3%83%BC%E3%82%AC%E3%83%AA%E3%83%BC%E6%96%87%E5%AD%97
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SPS700さん ご回答、ありがとうございました。 参考にさせて頂きます。
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trgovecさん ご回答、ありがとうございました。 参考にさせて頂きます。