- ベストアンサー
大学院の研究の支援について
大学院博士課程の研究で特に社会に貢献する優秀な研究についてですが、学生さんがお金が無い事が理由でその研究を続ける事が出来ない場合、 大富豪の方々に寄附等の支援を行って頂く事が出来る社会のシステムを構築していって頂く事はお願い出来ないのでしょうか?・・・。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
おっしゃる通り、財政状況を考えると政府からの支援がこれ以上望めない以上、資金力のある個人・法人の中から新たなパトロンを探すことは急務だと思います。 個人については、全てを手にした大富豪が最後に求めるのは名誉だともいわれるので、その部分に訴えかけるシステムが良いと思います。 【個人向けの例】 ●寄付者への栄典を紺綬褒章から勲章へ格上げする。 ●寄付者へ大学から名誉学士、名誉博士などを授与する。 ●寄付者への付帯サービスを充実する。 (寄付者限定パーティ・大学内VIPルームサービス・有名研究室への個別訪問権など。寄付額によってシルバー・ゴールド・プラチナなどのランクを設けて煽る。) ●科学好き(自然科学に限らず)を増やす。(←時間がかかる。) ●税制優遇を増やす。(←財政状況を考えると無理?) 法人については、基本的には合理的にしか行動しないため、特許の譲渡や優秀な学生の斡旋、広告の権利などで直接的なリターンをするしかないと思います。 【法人向けの例】 ●ネーミングライツを販売する。 現在もありますが、○○講座、○○教授、○○研究棟などの命名権をちゃんとしたシステムにして、ネーミングライツとして販売する。マスコミで取り上げられた場合には必ず○○部分も含めて報道させる。 ●論文の著者欄の下に援助したスポンサー企業名を入れる。 謝辞に載せる程度の中途半端なことを止め、資金援助してもらった企業名を著者欄の下の目立つ所に載せる。 ●論文中に広告欄を付ける。 論文の一部(複写時にカットされないように中段)に広告スペースを設け、手数料を引いた広告料を研究者へバックする。大企業にとって、有名な研究者の論文中に広告を載せることを社会貢献へのアピールの場として定着させる。