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ピッチ・音程のトレーニングのコツとは?
- ピッチ・音程のトレーニングで苦労している中学校の吹奏楽の指導者です。ロングトーンやチューナーを使った練習方法を試してきましたが、曲の中でまったく音が合いません。ユニゾンやハーモニーも合わず、メロディーのピッチも悪い状態です。どのような練習方法が効果的でしょうか。
- 中学校の吹奏楽の指導者です。ピッチ・音程が合わずに苦労しています。ロングトーンやチューナーを使った練習方法を試してきましたが、曲の中ではまったく音が合いません。ユニゾンやハーモニーもうまくいかず、メロディーのピッチも悪い状態です。どのような練習方法が有効でしょうか。
- 中学校の吹奏楽の指導者です。ピッチ・音程の練習で苦労しています。ロングトーンやチューナーを使った練習方法を試してきましたが、曲の中ではまったく音が合わない状態です。ユニゾンやハーモニーも上手くいかず、メロディーのピッチもひどい状態です。どのような練習方法が効果的でしょうか。
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こんにちは 何かのお役に立てればよいのですが。。 >このように練習しているのですが、ユニゾンもハーモニーも合わず、 >メロディーのピッチもとても悪いです。 カリキュラムとして正攻法なのにうまくいかない..お気持ちお察しいたします。 質問者さんは管楽器の経験がおありなのでしょうか? >(3)慣れてきたらなるべくチューナーに頼らず耳で合わせるように心掛ける この項目が出来ていないわけですよね。 >(4)曲中でポイントとなる和音などはハーモニーディレクター等で音を取りながら、 > 根音、5音、3音の順に重ねたりして合わせる これはハーモニーディレクターをお使いなので当然、純正律で合わせているのですよね。 σ(^_^;自身が中学生だったとき、音楽的な素養は全くなく部活は楽しければよくて音が合おうが合うまいが、一二の三でみんなが同時に始まって最後まで止まらなければ満足といった低レベルな状態でした。 先生はピアノでハーモニーを聞かせてくれたりレコードで(ふ・ふるい!)原曲のクラシックを聴かせてくれたりしました.. で、遊んでばかりのσ(^_^;でしたが、それでもトロンボーンで信じられないくらい綺麗な純正律のハーモニー(純正律なんて知らなかったけど)が友達と出せたときはとても嬉しくて何度も同じフレーズを繰り返し演奏した覚えがあります。 玉川学園高等部という学校がありますよね。吹奏楽部の定期演奏会を聴きに行ったことがあります(全日本吹奏楽コンクールでドビュッシーの3つのノクターンから祭を演奏し金賞をえた年)。アンコールをせがまれて、曲も尽き最後は校歌を無伴奏で混声合唱で歌ってました。それは見事なハーモニーでした。 なんでも伝統として校歌は合唱形式で生徒は誰でも歌えるのだそうですが、さすがは吹奏楽部のアンサンブルだと思いました。普段の教育から音程感やハーモニー感を鍛えているから演奏もいいのかな~なんて思ってます。 同校の中等部は高等部のお兄さんお姉さん方と一緒に合奏したり指導したりして貰える日があるんだそうで私立の強みを活かす教育をしているとも思いました。 上記より昔になりますが酒井先生が指揮をされていた豊島第十中学校がワーグナーのエルザの大聖堂への行列で金賞を取ったときにトレーナーをされていた八田秦一先生は「生徒一人一人、その子のパートをオルガンで弾いて一緒に合わせ何度も何度も出来るまで指導した..」旨のことを何かのインタビューで聴いたこともあります。 素養のない子にソルフェージュを徹底的に仕込んだということではないでしょうか? 全日本吹奏楽コンクールで私たちの後に得津さん指揮で招待演奏をした西宮市今津中学校がチューニングルームで本番前のウォーミングアップ(ロングトーン)をしていました。そこに先生はいません。生徒だけ。指揮者の位置に機械式メトロノーム(セイコーやヤマハのプラスチック製の四角錐のアレ)がカチコチ刻んでいますが全員の音が素晴らしくよく混ざり合い澄んでいてメトロノームの音が浮かび上がって聞こえるんです。生徒全員が中央のメトロノームに集中しています。スネアの音さえメトロノームと一体化しています。 こんなことが一人の指導者のがんばりで出来るとはσ(^_^;には思えませんが、生徒一人一人の音楽の素養を楽器を持たせるよりも前に育てていかないとシステムだけではうまくいかないのかなって思いました。 管楽器は、しっかり調整できている楽器なら息の強さ速さが同じ(=音楽に対する気持ちがそろっている)なら自然と音は合う方へ近づいていきます。 最後は個人個人の音楽的素養と友達への思いやり(=友情)で決まるのではと思います(*^_^*)
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- ahb442
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吹奏楽の管楽器は音程をキープするのが難しく、また、音感が育とうとしている真っ最中の子たちですから当の本人たちも必死になり難儀していると思いますし、指導していらっしゃる先生も、おっしゃるように悩まれ苦労されていると思います。 思うに、ロングトーンで何とか合うようになってきた、とのことなので、ショートトーン(?)も導入されてみては?ロングトーンでのユニゾンやハーモニーは、長く音をキープするので、その最中に音程を合わせる余裕があります。 問題は、音の立ち上がりから音程があっているかどうかということです。スポンと最初からその音程にはまった音が出ればいいのですが、アンブシュアが立ち上がりから安定していないと、最初は合わず、だんだん合っていくような感じですよね。 例えば、tuttiでBのロングトーンの後、全音符、二分音符、四分音符、八分、十六分とだんだん音符を短くしていくとか。また、金管だと倍音でBFBF(FはチューニングBより下の)などとやったりするのもスタミナをつけるのにいいかと思います。リップスラーだったりスタッカートだったりといろいろパターンを変えつつ。この際、やはり音程が合うことが大事で、合わなければ取り出して丁寧に合わせる、とか。他、いろんなメニューが考えられます。 …曲だと音程が合わないというのは、合わないところは丁寧に合わせていくしかありませんが、原因の一つにはスタミナ持久力の問題もあるでしょう(耳の問題ももちろんありますが)。無理のないアンブシュアで、無駄な力を使わぬスムージーなサウンドづくりを個々が少しずつ理解していけば、音の合わない度合いもだんだん減少していくのではないでしょうか。 説明不足言葉足らずの部分もありますが、ざっとそんなことを考えます。いかがでしょう。