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電源トランスから異音がする
入力AC100V、出力AC23V定格出力不明のトランスを使ってダイオード1個とコンデンサ(100μF)で半波整流器を基板に作りアルミケースにトランスごと収容しました。トランスはスペーサーと3mmのネジを使ってケースに固定 しました。電圧計をつなぎ電源を入れるとDC31vでした これに可変の巻き線抵抗器を負荷として接続して抵抗値を下げていき電流を徐々に増し電流計で測定したところ 400mmAあたりからトランスから変な音が聞こえました。 トランスの固定が不安定なのかと思い、外してケース外に安置して 測測定してみましたが同じです 電源トランスから聞こえるこの音は何が原因でしょうか
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用途が分かれば、もう少し気の利いた回答ができるのですが、とりあえずお読み下さい。 半波整流でコンデンサが100uFと小さいので、かなりのリップルが残っているはずです。このリップルがトランスの鉄芯を膨張・収縮させるために鉄芯から音が発生します。(関東なら50Hz、関西なら60Hz) また負荷が重くなればリップルが高くなるので音は強くなり、負荷が軽くなれば音は小さくなるはずです。無負荷時の電圧が31Vとあるので、無負荷でもかなりのリップルがありそうです。(リップルが無いと想定した場合の無負荷電圧は、23 x 1.414 = 32.52)音を小さくするにはコンデンサを1000uF程度に大きくするか、全波整流にすればいいでしょう。念のため、リップルとは整流したあとの交流残留分で、直流成分の上部に波(リップル=ripple)のように存在します。
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- tpg0
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トランスから聴こえる音が「ブーン」という音なら誘導電流増加による振動音です。 定格出力電流が不明のようですが、半波整流の400mAより、ダイオード4本をブリッジ回路にした全波整流の400mAのほうが脈流成分が少ないのでトランス2次側電流の負担が軽くなります。 恐らく、トランスの定格出力電流に余裕がなくなる電流値が半波整流の400mAなのですが、全波整流にすれば取り出せるDC出力電流値は増大します。 尚、AC出力電圧23Vを整流すると、正弦波交流の場合の最大値√2倍になり32.4Vの脈流を平滑することになるので、無負荷電圧はDC31~32Vになるのは普通ですが、負荷を掛けると電圧降下がかなり起こるはずですが400mA負荷時の電圧は何Vでしょうか? 実際のトランスを見ないと分かりませんが、定格出力電流値を超えるような使い方をしてるように思います。
お礼
どうも有難うございます。リップルが多いことが異音の原因でしょうか。400mmAの負荷時には出力は約10Vに低下していました。中古パーツを購入したんですが説明では開放時23Vで、20Vまで低下する負荷をかけた時電流は1.5Aだったとのことです。(普通のトランスとどう違うのか分かりませんが絶縁トランスとのことです) とにかく全波整流にして試して見ます
お礼
有難うございます。用途はとくにきまっておらず実験用といったものです。 リップルがトランスの鉄芯を膨張・収縮させるために鉄芯から音が発生しているとは知りませんでした。 全波整流にして、コンデンサ容量も増やしてみます