FreeBSD8でWWWサーバーの構築について

質問

LAN内からIPアドレスでは表示するのですが外部からはアクセスできない現象について。

FreeBSDのサーバーを下記のページの手順で構築しました。
http://freebsd.server-manual.com/

現在、LAN内に192.168.0.50という古いFreeBSDのバージョン6で動いているサーバーが存在し、それを新しいサーバーに切り替えようとしています。

新しいサーバーは、192.168.0.70として先のページの手順で構築しました。

Apache等も起動していて、同じLAN内にある別のパソコンから192.168.0.70とすれば、/usr/local/www/apache22/dataに置いたindex.htmlが表示されます。

しかし、イーモバイル等でLANの外からhttp://www.******.co.jpに接続すると

Forbidden
You don't have permission to access / on this server.

という表示が出て閲覧できないのです。
グローバルIPアドレスでも同様です。

ちなみに、このサーバーは、DNSサーバーも兼ねておりますが、きちんと転送されることは確認できています。

また、その証拠に、イーモバイルなどでLANの外から接続しても
http://www.******.co.jp/~++++
とすると++++のユーザーフォルダにあるindex.htmlは表示されますし、
http://www.******.co.jp/cgi-bin/++++.cgi
というテスト用cgiを直接起動すると、きちんと動作します。

ルータの設定については、192.168.0.50から70に切り替えているだけですし、切り替えてメールの送受信や、SSH接続、FTP接続は何の問題もなくできます。

IP Filterの設定に問題があるのかと思い、無効にしてみても状況は変わりません。

/usr/local/etc/apache22/httpd.conf
については、何度も確認していますが、どこに問題があるのか、皆目見当が付きません。
尚、/usr/local/www/apache22/dataへのアクセスは、次のように許可しています。
Order allow,deny
Allow from all

最後になりましたが、FreeBSDは8で、apacheは、2.2でその他もFreeBSDサーバー構築
マニュアル（http://freebsd.server-manual.com/）にある最新バージョンです。

解決のヒントだけでもいただければ幸いです。
よろしくお願いします。

回答No.1

OrangeCup150 · ベストアンサー

■DNS に対する疑い
DNS 関係の疑いは微妙に晴れていませんので、
nslookup で 202.248.37.74 (@nifty の DNS サーバ) などに対してドメイン名に対して返されるＩＰアドレスを確認することをお勧めします。
C:\>nslookup www.yahoo.co.jp 202.248.37.74
サーバー: dns.nifty.com
Address: 202.248.37.74

権限のない回答:
名前: www.ya.gl.yahoo.co.jp
Address: 203.216.243.240
Aliases: www.yahoo.co.jp

>また、その証拠に、イーモバイルなどでLANの外から接続しても
>http://www.******.co.jp/~++++
>とすると++++のユーザーフォルダにあるindex.htmlは表示されますし、
>http://www.******.co.jp/cgi-bin/++++.cgi
>というテスト用cgiを直接起動すると、きちんと動作します。

サーバのアクセスログ、エラーログを確認することもお勧めします。
基本的に、クライアント、サーバの相互確認をしないかぎりアクセスできたと確証を得るのは早いと思います。
ログを確認しないと、本当に目的のサーバにアクセスできたのか、LAN内の別のサーバにアクセスしたのかを取り違えることがあります。

■パーミッションの確認
強くあやしいのは、ファイルとディレクトリのパーミッション（アクセス権限）ですね。（私もよくつまずきます）

/usr/local/www/apache22/data/index.html のパーミッションを確認してみてください。すくなくとも、ファイルに対する読取り権限が必要です。
$ ls -a /usr/local/www/apache22/data/
$ chmod -R 644 /usr/local/www/apache22/data/

http://freebsd.server-manual.com/freebsd8_apache2.html から
>ドキュメントルートの所有権を変更
>[root@freebsd ~]# chown -R user_name /usr/local/www/apache22/data

マニュアルのこの箇所ですが、具体的にどのように入力したのか覚えていますか？
チェックポイント１　root ユーザで行ったか？
チェックポイント２　user_name は具体的には何を指定したのか？

■httpd.conf について

■User ディレクティブとGroup ディレクティブ

指定したユーザ・グループによってファイルアクセスは行われます。ファイルアクセス時に権限不足で失敗した場合、 403 Forbidden となります。
基本的には、 apache ユーザと apache グループを作成して、それを指定します。また、公開するドキュメントのアクセス権限も apache グループに与えます。

User apache
Group apache_group <-- apache とすると分かりにくくなるのが嫌いなので、 _group と明示するのが個人的な好みです

グループの作成
# pw groupadd apache_group
ユーザの作成
# adduser
Username: apache
Login group [...]: apache_group
Shell (sh csh tcsh zsh nologin) [sh]: nologin

コマンドの詳細はこちらで確認してください
<<http://www.freebsd.org/doc/handbook/users.html>>

ここら辺は、 FreeBSD のパッケージマネージャーが自動的にやっていると思いますが、確認してみてください。（私は、開発環境用にてきとーな環境構築しかやったことがないので間違いがあると思います。）

なお、下のようにしても良いですが、テスト環境でのみ行ってください。（運用環境ではセキュリティ上の欠陥になります）

User root
Group root

■DocumentRoot ディレクティブ
公開するドキュメントのルートの指定が間違っていることはないですか？
多分、下のようになっていない可能性が考えられます。

DocumentRoot "/usr/local/www/apache22/data"

お礼

ありがとうございました。
アドバイスの内容を順番にチェックしていき、エラーログをよくよく見たところhttp.confのバーチャルドメインの設定に誤りがありました。
それを修正したところ、正常に表示されるようになりました。

分かりやすく説明いただいて本当に助かりました。
ありがとうございます。