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土は何から出来ているのですか?
今日庭の土を鉢に入れて水を掛けたら全く排水されず、土の表面に水が溜まっていました。 これは家を建てたときに業者が入れたさば土というものだと思います。 質問1 さば土って何なのですか? 試しに、園芸用の土でやってみたら、見る見るうちに排水されてしまいました。 質問2 園芸用(プランター用の土等)の土って本当に岩が砕かれた土が入っているのでしょうか? それともそのような土は一切入ってなく、枯葉等ばかりで出来ているのでしょうか? 質問3 園芸用の土って団粒状になりますよね? どうしてこのように丸い塊になるのですか? 以上普段から不思議に思っていました。 お分かりの方よろしくお願い致します。
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補足を入れます。 サバ土は同じ言葉でも、どうも地域によって違う種類の土を指しているようですね。 方言のようなもの。? もし、花崗岩の風化したものでしたら、搬入当初は黄色ぽく、だんだん白(灰) 色ぽくなります。 この土にはザラッとする、半透明の硬い石英とか、黒か金色に見える雲母などが 混じっています。 全国的には珪藻土が取れる場所はあまり多くないと思います。 また珪藻土は粘着性のあまりない土です。 粘土は生成の過程の違いで、いくつかのタイプがあります。 代表的なものでは、カオリン、モンモリナイト、ベントナイトなどで 見た目は同じような粘土でも、性質や効果は相当違います。 http://www.hojun.co.jp/bentonite/frame11.html >あんなに水はけが悪いと鉢には向かないと思いますが、庭木は元気に育っています。 >本当は庭木にもあまり良くないのでしょうか? 本当はそうかもしれません。 ただ、草の根と違い樹の根は、樹の高さと同じ深さや、幅と同じかそれ以上に 広がって水分や養分を集めています。 深いということは、酸欠に近い状態・・・還元状態に近くても耐えれる性質になって いると思います。 しかし、例えば大洪水で何日も水が引かなければ種類によっては樹が枯れ始めるでしょう。 >土がフワフワすぎて、庭木が風などで倒れてしまう気がするのですが、 これもそうなるかもしれませんが、お金がないのでその様にした事がありません。(笑) 20-30cmなら可能かもしれませんが・・・その位なら箸を楽に刺す事が できるくらい熱心に土壌改良を されているガーデナーもおられるようです。 砂がある程度必要なのは、粘土質ばかりですと土が締まってしまうのを防ぐのと あまりにフワフワの土ですと、植物が固定され難いのも事実です。 粉のような大きさでも、粘土でなければ砂とされます。 検索キーワード例:用土 配合例 追加でプランター 検索の一例:http://www.kirin.co.jp/brands/kokochi/cont/b_yodo.html よく使われている赤玉土の大きいものは鉢やプランターの底に入れて、 空気の通りを良くして根腐れを防いでいます。 検索例:砂壌土 埴壌土 土壌地理学概論 で1件でますが、PDFファイルなので 注意してください。 赤玉土を使えば、粘土や砂を別に加える事はありません。 それ自身が混合したような物ですから・・・ 黒いのは基本的に腐植色だと思います。 不要なガラスコップ(ワンカップ○○のような)に、水をいれ、その用土を入れかき回すと 浮くのが、腐葉土やオガクズ・バークで、早く沈む物が砂です。 他に重要なキーワード:土の三相
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- TEOS
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少し疑問が有ったので 調べてみました。 砂婆土(サバ土)は、私の地方の陶土の山で採れる粘土質 の土だそうです。 おおざっぱに言えば、SiO2ですが、いわゆる 珪藻土とは異なる気がします。 珪藻土は、藻の類の死骸等だと思います。 水分吸収が非常に良く 水が溜まる事は無いです。私は、仕事で使うので。 園芸の土では バーミュキューライトも使います。 おが屑ぽい素材(詳細不明) 記載がない。 あとは 他の方の意見でよいです。
お礼
回答ありがとうございます。 仕事で土を使われているようなので、改めてお聞きします。 結局、園芸用の土は、砂に腐葉土などを混ぜたものだということで良いのでしょうか? 園芸用の土は、色といい手触りといいとても砂が混じっているようには思えません。 砂の割合はどれくらい混ざっているのでしょうか? また、砂を混ぜないとどのような問題があるのでしょうか? お分かりでしたらお願い致します。
- bhoji
- ベストアンサー率53% (1514/2852)
1.さば土の説明:http://www.morinogakko.com/classroom/rika/tuti/daitinoA6.htm 当地域では「さば土」とは言いません。 花崗岩の風化したものでしたら、「まさ土」「真砂土」と言っています。 栄養分はほとんどありませんし、土が締まりやすいので腐葉土などを入れないと 鉢やプランターにはそのままでは向きません。 2.岩を砕いた物は基本的に入れません。 一般的にはベースになる「泥」が採れる所で園芸用の用土を作っています。 その泥は砂壌土や壌土が多いと思います。 目的に合わせて砂を足したり、有機物である腐葉土や堆肥、オガクズ堆肥、バーク堆肥 などを加えます。 また、特別な岩石を焼いて膨らましたパーライトやバーミキュラなどの加える事も 多いです。 3.粘土や有機物(腐植)が電子的にバインダー(接着剤のような)役割をしまので、 ある程度固まります。 ですが、隙間がありますのでこれが重要です。 水分を貯めたり、空気も通りますし、透水性(水捌け)が良い。
お礼
回答ありがとうございます。 いろいろ教えていただき新たな疑問が生まれました。 もしお分かりでしたら、よろしくお願いします。 >1.さば土の説明: >栄養分はほとんどありませんし、土が締まりやすいので腐葉土などを入れないと >鉢やプランターにはそのままでは向きません。 あんなに水はけが悪いと鉢には向かないと思いますが、庭木は元気に育っています。 本当は庭木にもあまり良くないのでしょうか? 逆に、プランター用の土で庭を埋め尽くしたとしても、土がフワフワすぎて、庭木が風などで倒れてしまう気がするのですが、どうなのでしょうか? >2.岩を砕いた物は基本的に入れません。 すみません。これは完全に表現を間違えました。 岩を砕いたものとは、砂のことです。 >一般的にはベースになる「泥」が採れる所で園芸用の用土を作っています。 >その泥は砂壌土や壌土が多いと思います。 >目的に合わせて砂を足したり、有機物である腐葉土や堆肥、オガクズ堆肥、バーク堆肥 などを加えます。 >また、特別な岩石を焼いて膨らましたパーライトやバーミキュラなどの加える事も >多いです。 砂壌土や壌土を調べたら、砂と粘土の混ざったものと有りました。 でも、実際には真っ黒で砂のようには見えないです。 不思議ですね。
- nitto3
- ベストアンサー率21% (2656/12205)
サバ土は珪藻土といって粘土に近く、細かいのです。 植物にとっていい成分のものだと思います。 細かいため水を通し難いのです。 赤玉土、鹿沼土などは空気を含んだ粒状になっています。 そのため水が通りやすく、空気も多く含むことが出来ます。 腐葉土は枯れ葉ばかり出はなく色々な土の成分を含んでいます。 販売されているのは更に赤玉土、鹿沼土等が配合してあります。
お礼
回答ありがとうございます。 >植物にとっていい成分のものだと思います。 #2さんの回答と異なっているようですが、どうなのでしょうか?
お礼
大変詳しく回答ありがとうございます。 >サバ土は同じ言葉でも、どうも地域によって違う種類の土を指しているようですね。 だから回答が異なっていたのですね。納得です。 >不要なガラスコップ(ワンカップ○○のような)に、水をいれ、その用土を入れかき回すと >浮くのが、腐葉土やオガクズ・バークで、早く沈む物が砂です。 市販の園芸用の土で実験してみたところ、水の底に溜まる砂はほとんど有りませんでした。 また、さば土は土だと思っていたら、意外と大き目の砂がたくさん混ざっていることが分かりました。 以下のサイトも大変良く分かりました。 http://www.mate.pref.mie.jp/kankyo/kisotishiki/dojyo1.htm